ISBN 9784130420679

自然科学の統計学

自然科学の統計学
著者
東京大学
刊行
1992-08

概要

自然科学・工学・医学の実データに統計的考え方を適用する基礎

想定読者

理工系・医学系の大学生/大学院生や研究者で、実データに統計学を適用する基礎を体系的に身につけたい人。東大出版会の基礎統計学シリーズで入門(第1巻)を終え、応用分野に踏み込みたい人に向いています。

こんな人には向いていない

  • PythonやRでの実装ノウハウを求める実務家(本書はソフトウェア操作の解説を持たない)
  • 推定・検定の数理を厳密な証明ベースで学びたい人(本書は応用と直感を重視する)
  • すでに数理統計学の専門課程を修了した研究者(基礎事項の比重が大きく冗長に感じられる)

読了後にできるようになること

  • 自然科学・工学・医学の実データに対して適切な統計手法を選んで適用できる
  • 記述統計と推測統計の基礎体系を理解し、結果を自分の言葉で説明できる
  • 図表を活用して分析結果を視覚的に解釈し、他者へ伝える力が身につく
  • 実際例を通じて各手法の仮定・適用範囲を判断する習慣が形成できる

ハイライト

  • 自然科学・工学・医学等への応用をめざしつつ、さまざまな統計学的考え方を紹介し、その基礎をわかりやすく解説する。豊富に実際例を用いつつ、図表を多くとり入れて、視覚的にもわかりやすく統計学を親しみながら学べるよう編集した(本書の編集方針と対象読者層が端的に示されている箇所)

編集メモ

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読む前に押さえておきたいこと

  • 高校数学相当の基礎(数列・微分積分の初歩・場合の数)
  • 大学1年次レベルの確率論入門(確率変数・期待値・分散の概念)
  • 同シリーズ第1巻相当の記述統計・確率の基礎(理想的にはシリーズIを先に読了)

学習のコツ

  • 本書は東大教養学部の基礎統計学シリーズ第3巻にあたります。第1巻で記述統計・確率の基礎を確認してから読むと定着が早くなります。
  • 図表が豊富なので、数式より先に各節の図を眺めて直感を掴み、その後で本文の導出を追う読み方が効果的です。
  • 各節の実際例データは表計算ソフトや統計ソフトで手を動かして再現すると、手法の適用感覚が身につきます。
  • 約360ページと中量級の分量です。全章を通読するより、自分の専門分野(工学・医学など)に近い応用章から実際例ごとに読むと負担が軽くなります。
出版社による内容紹介

自然科学・工学・医学等への応用をめざしつつ,さまざまな統計学的考え方を紹介し,その基礎をわかりやすく解説する.シリーズIと同様に,豊富に実際例を用いつつ,図表を多くとり入れて,視覚的にもわかりやすく統計学を親しみながら学べるよう編集した.

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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