ISBN 9784296208586
データストーリー説得技法 : データ 筋書き 視覚化で経営を動かす
概要
データ分析の知見を物語に再構成して意思決定者を動かす
想定読者
分析結果が会議で通らず悩む、データアナリスト・BI 担当・事業企画・コンサルタント。「分析する力」に「伝える力」を足してキャリアを伸ばしたい人。
こんな人には向いていない
- ダッシュボードやグラフの作図テクニックそのものを学びたい人。本書の主眼は視覚化の操作手順ではなく、データを納得される物語へ組み立てる構成法にあります。
- 統計手法・機械学習など分析の精度を上げる技術書を探している人。本書は分析の前段ではなく、分析後の「伝達と説得」に焦点を絞っています。
- すでにステークホルダーを動かすプレゼン経験が豊富で、自分の型を確立している実務家には、基本的な前提の比重が大きく感じられる可能性があります。
読了後にできるようになること
- 緻密な分析が会議で一蹴される原因を、論理の正しさではなく伝え方の構造の問題として捉え直せる
- アリストテレスの修辞論(エトス・パトス・ロゴス)を、データプレゼンの説得構成に落とし込める
- 脳科学・認知心理学・行動経済学の知見を踏まえ、聞き手が理解し納得しやすいデータの提示順序を設計できる
- ナイチンゲールやスノー博士の事例に学び、視覚化されたデータが行動を促す物語になる条件を説明できる
- 分析の発見を、ステークホルダーが受け入れて行動に移せる『データストーリー』へ再構成する具体的手法を実践できる
ハイライト
- 何週間もかけて丹念に集めたデータ、緻密に分析した結果、そして導き出した貴重な洞察がわずか数分の会議で一蹴されてしまう─、あの悔しい瞬間……。本書は、まさにこの問題を解決します。(本書がどの課題を解こうとしているかが最も端的に表れている箇所)
- アリストテレスの古典的な修辞論から始まり、最新の脳科学や認知心理学、行動経済学の知見まで駆使した理論的な裏付けで補強しながら、豊富な図版と分かりやすい解説で具体的なテクニックを指南していきます。(ノウハウ本に留まらず理論的裏付けを重視する本書の独自性が出ている箇所)
編集メモ
2026-05 刊行の新刊で、現時点では Qiita 等の技術コミュニティでの言及・likes データが未蓄積(article_count 0 / likes 0)。判断はメカニカル基準により supplementary。データ分析の説得・伝達という補完領域を扱う書として位置づけ。
読む前に押さえておきたいこと
- 業務でデータ分析の結果を資料化し、上司や経営層・顧客に説明した経験
- 棒グラフ・折れ線など基本的なデータ視覚化の読み書き(高度な統計知識は不要)
学習のコツ
- 技法の各論に入る前に、ナイチンゲールやスノー博士など導入の事例パートを先に通読すると、視覚化が説得に効く理由が腹落ちし、後半のテクニックの意図を掴みやすくなります
- 本書を読む際は、手元に『会議で通らなかった自分の分析資料』を1つ用意し、各テクニックを自分の資料の改稿に当てはめながら読むと実務への転用が早まります
- 修辞論(エトス・パトス・ロゴス)の枠組みは、読了後もプレゼン資料のレビュー観点として再利用できます
出版社による内容紹介
なぜあなたのデータ分析は会議を通らないのか? ビジネスの現場では、優れたデータ分析が経営判断を左右する時代となりました。しかし、こんな経験はありませんか。 何週間もかけて丹念に集めたデータ、緻密に分析した結果、そして導き出した貴重な洞察がわずか数分の会議で一蹴されてしまう─、あの悔しい瞬間……。 本書は、まさにこの問題を解決します。 皮肉なことに、あなたのデータ分析が画期的・革新的であればあるほど、この問題は起きやすいのです。本書は、あなたのデータ分析に真の価値を発揮させ、あなたを「異端の反逆者」ではなく、変革を主導する改革者にするための1冊です。 なぜあなたの「正論」が理解されず、拒絶されるのか。データ分析の真の価値をステークホルダーに理解させ、分析から得た知見に基づいた変革への行動を促すために、あなたは「ストーリーの力」をどのように使うべきなのか。 著者は、「妊婦の救世主」と呼ばれながら志半ばで倒れた医師の物語から語り起こし、白衣の天使フローレンス・ナイチンゲールの意外な側面、コレラ大流行の阻止につながったスノー博士の偉業などのエピソードを交えつつ、視覚化(ビジュアライゼーション)されたデータのストーリーが聞き手の理解と納得にいかに効果的かを解説していきます。 その上で、著者が長年の経験で培った「データのストーリーを見いだし、語る技法」を余すところなく明かします。アリストテレスの古典的な修辞論から始まり、最新の脳科学や認知心理学、行動経済学の知見まで駆使した理論的な裏付けで補強しながら、豊富な図版と分かりやすい解説で、著者が独自に編み出した「データストーリー説得技法」の具体的なテクニックを指南していきます。 著者はマイクロソフト、ソニー、ナイキ、アマゾンといった世界的企業の最前線で、データ分析と戦略立案の架け橋として活躍してきた第一人者。長年にわたって培い、実践し、体系化してきた「データストーリー説得技法」─データを武器に意思決定者の行動を促す技術─を、本書であなたに惜しみなく伝授します。 「分析する力」と「伝える力」を兼ね備えたデータプロフェッショナルへ。本書が、あなたのキャリアを変える転機となるはずです。 ■推薦のことば(順不同、敬称略) ◎「なるほど」の先にある「やろう!」を引き出したいすべてのビジネスパーソンに薦めたい(村上 臣:スマートニュース Vice President/電脳コラムニスト) ◎本書でデータリテラシーの「残り半分」を身につけよ(鈴木 邦明:元グーグル・クラウド・ジャパン データ・AI技術本部長) ◎データを「受け入れられる物語」へと再構成する方法を指南する1冊(安藤 弘人:エンタープライズセキュリティーコンサルタント/易占師) ◎分析プレゼンテーションを聞き手側に引き寄せる未来を期待させる(土田 陽介:三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員)
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