ISBN 9784297101237
ゼロからわかるRuby超入門 : はじめてのプログラミング
- 著者
- 五十嵐邦明/松岡浩平
- 出版社
- 技術評論社
- 刊行
- 2018-12
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詳細
概要
プログラミング未経験者がRubyの基礎からWebアプリ入門まで一冊で習得する
想定読者
プログラミング自体が初めての社会人・学生で、RubyおよびRailsへの足がかりを作りたい人。他言語経験者でRubyの構文・思想を短期間で把握したい人にも対応する
こんな人には向いていない
- Rubyの文法を一通り知っており実務レベルの設計知識を求める人には、内容が基礎寄りすぎる
- Rails開発を即座に始めたい人には、本書単独では実務に必要なフレームワーク知識が不足する
- 競技プログラミングや数値計算など特定分野の応用を期待する場合、本書の扱う範囲は汎用入門に留まる
読了後にできるようになること
- 変数・条件分岐・ループといったプログラミング基礎概念をRubyで実際に書きながら理解できる
- 配列・ハッシュ・メソッドの使い方と、それぞれの使い分けの判断軸を身に付けられる
- クラスとモジュールを使ったオブジェクト指向設計の基本的な構造を把握できる
- SinatraとGemを用いたWebアプリケーションの最小構成を動かせる
- 例外処理・正規表現・ブロックなど中級への橋渡しとなる構文を一通り確認できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 環境構築・エディタ設定 — 環境整備で躓くと学習が止まる。ここを丁寧に確認してから先へ進む
- 第 2 章 計算・文字列・変数・コメント — プログラミング初体験の核心。変数の名札メタファーが本書の説明スタイルを象徴する
- 第 3 章 条件分岐とループ — 制御フローはどの言語でも共通する構造。Ruby的な書き方の違いに注目する
- 第 4 章 配列 — データ集合の扱いの基礎。次章との連続で読むと定着しやすい
- 第 5 章 配列のメソッド — Rubyの配列操作の豊富さが体感できる章
- 第 6 章 ハッシュ — 設定値や属性の表現に頻出。Railsへ進む前に確実に押さえたい
- 第 7 章 メソッド定義とパラメータ — コードの再利用化の起点。引数と戻り値の関係を手を動かして確認する
- 第 8 章 クラスとオブジェクト指向の基礎 — 概念的に難度が上がる章。焦らず図解を活用しながら読む
- 第 9 章 モジュール — クラスとの使い分けが理解できると設計の視野が広がる
- 第 10 章 WebアプリケーションとSinatra — Gemの導入からHTTPリクエストの流れまでを最小構成で体験できる実践章
- 第 11 章 例外処理・正規表現・ブロック — 中級書への接続に必要な構文を一通りカバーする。初読は概観で十分
ハイライト
- 変数は名札で代入は名札を貼ること。a = [1, 2, 3] という式は、配列オブジェクトに対してaという名札を貼る操作として理解できる(プログラミング教育の議論で本書p.53が肯定的に引用された箇所。変数の概念説明として的確と評価されている)
- まずは上記の本で簡単に概要を掴んでください。読みやすくわかりやすく書かれています(Rails入門ロードマップ記事でRuby基礎書として位置づけられた際の推薦文。読みやすさへの言及が実際の初学者評価を反映している)
外部からの言及
- プログラミング教育の文脈で、本書の変数説明(名札メタファー)がPythonやJavaScriptの教科書より優れた解説として引用されており、初学者向け概念説明の手本として評価されている(qiita)
- Rails学習ロードマップの文脈では、cherry bookなど中級書の前段に置かれる基礎固め用の一冊として位置づけられており、読みやすさへの言及が目立つ(qiita)
編集メモ
Qiita言及3件・累計likes約1,081。うち1件(1,014 likes)はプログラミング教育の議論記事で本書の変数説明を肯定的に引用。Rails入門ロードマップ・AtCoder Ruby入門ロードマップにも掲載。単独の書評記事は少ないが、学習パスの参照書として複数のコミュニティで一定の認知を持つ
読む前に押さえておきたいこと
- PCの基本操作(ファイル管理、テキストエディタの使用)ができれば十分。プログラミング経験は不要
- ターミナル(コマンドライン)の概念を事前に簡単に調べておくと、環境構築章での躓きが減る
学習のコツ
- 1〜3章(環境構築・基本構文・制御フロー)を動かしながら読み、手を止めずコードを打ち込む習慣をつけると後半の定着が早い
- 8章(クラス)は概念が抽象的なため、一読目は全体像の把握にとどめ、10章のSinatraコードを書いた後で読み直すと理解が深まる
- 11章(例外・正規表現・ブロック)は初読時に完全な理解を目指さず、次に読む中級書(たのしいRuby等)への索引として使う読み方が有効
- 本書の後にRailsへ進む場合、10章のHTTPリクエスト処理の流れを把握しておくとRailsのルーティング概念への接続がスムーズになる
出版社による内容紹介
プログラミングがわかる・書ける・体験できる。この1冊でRubyをしっかりマスターしよう!
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。