ISBN 9784297113438
作って学ぶAndroidアプリ開発[Kotlin対応]
概要
Mastodonアプリ開発を通じてKotlinとMVVMの実践パターンを習得する
想定読者
プログラミングの基礎はあり、初めてAndroidアプリ開発に取り組むホビーユーザーや、Googleが推奨するモダンなAndroid開発手法をキャッチアップしたいエンジニア
こんな人には向いていない
- Jetpack Compose による宣言型UIを学びたい人。本書は2020年発行でViewシステム(XML/DataBinding)のみ扱い、Composeは対象外
- Kotlin + MVVM でAndroidアプリを業務開発した経験がある人。段階的な入門構成のため、既知内容が多くなる
- Kotlinの言語仕様を体系的に習得したい人。Kotlinはアプリ開発の文脈で用いるにとどまり、言語自体の詳細解説は少ない
読了後にできるようになること
- MVVM + LiveData + Repository パターンを用いてAndroidアプリのアーキテクチャを設計・実装できる
- Kotlin Coroutines を使ったRetrofit + JSON非同期APIアクセスを実装しUIスレッドのブロッキングを防げる
- OAuth 2.0 の認可コードフロー(外部ブラウザ経由でのアクセストークン取得)を実装できる
- RecyclerView を使った無限スクロール・プルリフレッシュ・画像読み込みをゼロから実装できる
- BottomNavigation + Fragment によるマルチ画面ナビゲーション構成を組めるようになる
- Android Profiler を使ってRecyclerViewの描画最適化をデバッグする基礎手法を知る
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 開発を始める前に — Androidエコシステムの全体像とアプリ開発・配信の流れを概観する導入章
- 第 2 章 開発環境の準備 — Android Studio 3.6.1のセットアップ・プロジェクト作成・実機/エミュレータ実行まで環境を整える
- 第 3 章 アプリのプロトタイプを作る — DataBinding・Fragment・ボタン操作の基礎をMastodonクライアントの原型で体験する(Step 1–6)
- 第 4 章 Web APIへのアクセス — Coroutines + Retrofit + JSON処理・一覧表示・無限スクロール・プルリフレッシュを実装する、本書で最もボリュームがある実践章(Step 7–17)
- 第 5 章 アーキテクチャと設計の見直し — LiveData・Repository・MVVMをリファクタリング形式で段階的に導入。設計パターンを動くコードで確認できる(Step 18–22)
- 第 6 章 ユーザー固有の情報へのアクセス — 開発者トークンを使ったタイムライン・アカウント情報・投稿詳細の表示を実装する(Step 23–28)
- 第 7 章 FragmentとActivityのナビゲーション — BottomNavigationによるタブ切り替えと画面遷移を実装。マルチ画面アプリ構成の実践(Step 29–32)
- 第 8 章 データの送信 — 投稿フォームの作成・表示・実行・削除の一連の操作を実装する(Step 33–37)
- 第 9 章 OAuth 2.0の実装 — 外部ブラウザ連携による認可コード取得からアクセストークン交換まで実際のOAuthフローを実装する実践的な章(Step 38–42)
- 第 10 章 画像アップロードとプロファイラの活用 — RecyclerViewの描画最適化・画像添付・アップロード・Android Profilerによるデバッグを扱う(Step 43–46)
ハイライト
- 昨今のAndroidアプリ開発は、覚えておくべきことが多くてとにかく大変です。また、開発現場では「Googleが推奨するアプリ開発手法」を中心にしたモダンな手法も求められています(本書が対象とする読者の現状課題と、モダン開発手法習得の必要性を端的に表した記述)
- サンプルアプリを「作る⇒実行する⇒修正する⇒実行する⇒修正する⇒……」を繰り返すことで、自然とAndroidアプリ開発のお作法から最新の開発手法まで身に付けることができるでしょう(本書の学習メソッドを最も端的に示す一文。反復実装による体得アプローチが本書の核心)
編集メモ
Qiita言及記事 0件 / likes 0。楽天ランキング情報なし。supplementaryラベルはこれら数値根拠による機械的判定
読む前に押さえておきたいこと
- Kotlinの基本文法(変数・関数・クラスの定義と呼び出し)またはJavaの基礎知識
- Android Studioをインストールできる程度のPC操作スキル
- HTTP通信(リクエスト・レスポンスの概念)の基本的な理解
学習のコツ
- Stepベースの構成なので、第3章から実際に手を動かして始め、「作る→実行→修正」のサイクルを体験しながら読み進めると定着が速い
- 第5章(MVVM導入)は第3〜4章のコードをリファクタリングする形で進む。第4章までを動かしてから入ると、設計変更の意図を理解しやすい
- 本書はAndroid Studio 3.6.1を前提としているが、現在の最新Android Studioでも主要なAPIや設計概念はほぼ通用する。ただしUI Designerの操作感が異なる点には注意
- 第9章(OAuth 2.0)はMastodon固有の実装例だが、他サービスのOAuth連携を実装する際の概念的な参照にも活用できる
出版社による内容紹介
昨今のAndroidアプリ開発は、覚えておくべきことが多くてとにかく大変です。また、開発現場では「Googleが推奨するアプリ開発手法」を中心にしたモダンな手法も求められています。本書はホビーユーザの方はもちろん、エンジニアの方にとっても最新の開発手法を学べる構成になっており、サンプルアプリを「作る⇒実行する⇒修正する⇒実行する⇒修正する⇒……」を繰り返すことで、自然とAndroidアプリ開発のお作法から最新の開発手法まで身に付けることができるでしょう。 本書では「Android Studio 3.6.1」をベースに説明しています。本書とまったく同じ環境で開発をしたい場合、「Android Studio download archives」のサイトから同じバージョンを入手できます。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。