ISBN 9784297119874
最短距離でしっかり身に付く! Webアプリケーション開発の教科書〜Ruby on Railsで作る本格Webアプリ〜
概要
Rails 6でSNSとイベント管理システムを作りながらWebアプリ開発の全工程を習得する
想定読者
プログラミングの基礎はあるがWebアプリ開発経験がない初学者、またはRailsプロジェクトに配属されたばかりの若手エンジニア
こんな人には向いていない
- Rails 7以降の新機能(Hotwire / Turbo / Import Maps等)を前提に学びたい読者には本書はRails 6ベースであり対応していない
- テスト駆動開発(RSpec)や設計パターン(DDD / Clean Architecture)まで踏み込んだ実務的な深度を求める中級者以上には、入門水準の説明が多く冗長に感じられる
- APIモードでのRails活用やフロントエンドフレームワークとの分離構成を学びたい読者にはサーバサイドHTMLレンダリング前提の本書とは方向性が異なる
読了後にできるようになること
- Rails 6の開発環境構築からHerokuへのデプロイまでの全工程を自分の手で再現できる
- deviseを使ったユーザー管理機能(登録・ログイン・マイページ)をRailsアプリに組み込める
- モデル間の関連(has_many / belongs_to)を設計し、複雑なデータ構造を持つアプリケーションを実装できる
- 管理者機能・レコメンデーション機能など、実用アプリの付加機能を段階的に追加する実装手順を習得する
- チュートリアル形式の2アプリ制作を通じて、Railsの規約(Convention over Configuration)の意味を実感しながら理解できる
- 新着投稿への対応・体裁調整・Heroku配備まで、公開可能なレベルのWebアプリを完成させる経験を積める
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 開発環境の導入 — Webアプリの構造とRailsフレームワークの概要を把握し、動く環境を作る。ここで詰まると後続章に進めないため手順を確認しながら進めること
- 第 2 章 匿名電子掲示板を作ってみよう — Railsの第一歩としてシンプルなCRUD掲示板を作る。モデル・ビュー・コントローラの役割分担を最小構成で体感できる章
- 第 3 章 簡易SNSを作ってみよう(基本編) — deviseによるユーザー管理とマイページ・投稿機能を実装。関連モデルの設計が初めて登場し、Railsの規約を実感できる
- 第 4 章 簡易SNSを作ってみよう(発展編) — 体裁修正・新着対応・便利機能追加・Herokuデプロイまでカバー。第3章の基本完成後に公開可能なレベルへ仕上げる工程
- 第 5 章 オンラインイベント支援システムを作ってみよう(基本編) — トラック・セッション・参加登録という複雑なモデル関係を扱う。第3章より難度が上がるため、第3章の理解を確認してから着手を推奨
- 第 6 章 オンラインイベント支援システムを作ってみよう(発展編) — レコメンデーション機能と管理者機能(イベント・トラック・セッション管理)を追加する。本書の集大成章であり、実用アプリの付加機能設計の勘所がここに集中している
ハイライト
- 「やりたいことを実現する、問題を解決するためのアプリを短期間で素早く開発するための力を身に付ける」ことをテーマに掲げ、実用的な2つのアプリを題材にして、手を動かしながら実際に動くWebアプリケーションを作る手順をチュートリアル形式で解説します。(本書の設計思想を端的に示す一文。理論より実用アプリ完成を重視する構成の根拠として購買判断に直結する)
- 開発環境の構築からHerokuへのデプロイまでを紹介。初学者にもわかりやすいお勧めの1冊です。(環境構築からデプロイまでを一冊でカバーする範囲の広さが、入門書として選ばれる主要理由を示している)
編集メモ
ISBN単位のQiita言及記事0件・累計likes 0件。楽天ランキングデータなし。外部シグナルが蓄積していない状態のため書誌情報のみで判定しsupplementaryとする
読む前に押さえておきたいこと
- プログラミングの基本概念(変数・条件分岐・ループ)を一通り学んでいること
- HTMLとCSSを読める程度の基礎知識(本書でWebアプリのビューとして登場するため)
- ターミナル(コマンドライン)でディレクトリ移動やコマンド実行ができること
学習のコツ
- 第2章の電子掲示板は短いがRailsの全体構造を最小構成で体験できる。第3章に急がず、scaffoldで生成されたファイルを一通り確認しながら進めると後続章の理解が深まる
- 第3章から第4章のSNSは連続した一つのアプリなので、第3章完了後はすぐ第4章へ進むと学習の流れが途切れにくい。Herokuデプロイまで完走することを目標にすると達成感が得やすい
- 第5章からのOLiVESはモデルの関連が複雑になる。詰まったときは第3章のDiaLogBookの構造と対比して『どのモデルが誰に属しているか』を図にまとめると見通しが立ちやすい
- 本書はRails 6ベースのため、Rails 7以降との差異(特にWebpackerからImport Mapsへの変更)は公式リリースノートや公式ガイドで補完することを推奨する
出版社による内容紹介
本書は、最低限の知識で、実用性のあるWebアプリケーションを開発するスキルを習得するための入門書です。「やりたいことを実現する、問題を解決するためのアプリを短期間で素早く開発するための力を身に付ける」ことをテーマに掲げ、「DiaLogBook(簡易SNS)」「OLiVES(オンラインイベント支援システム)」という実用的な2つのアプリを題材にして、手を動かしながら実際に動くWebアプリケーションを作る手順をチュートリアル形式で解説します。開発にはRuby on Rails 6を利用し、開発環境の構築からHerokuへのデプロイまでを紹介。初学者にもわかりやすいお勧めの1冊です。 ■第1章 開発環境の導入 1.1 Webアプリの構造 1.2 開発フレームワークとは? 1.3 Ruby on Railsと開発ツール 1.4 Rails 環境の導入 1.5 第1章のまとめ ■第2章 匿名電子掲示板を作ってみよう 2.1 Railsを学ぶ前に 2.2 Railsの第一歩 2.3 シンプルな電子掲示板 2.4 第2章のまとめ ■第3章 簡易SNSを作ってみよう(基本編) 3.1 作成するシステムの概要 3.2 ユーザ管理の導入 3.3 ユーザ管理のカスタマイズ 3.4 マイページ機能 3.5 投稿機能 3.6 第3章のまとめ ■第4章 簡易SNSを作ってみよう(発展編) 4.1 体裁(見た目)の修正 4.2 新着投稿への対応 4.3 便利な機能の追加 4.4 Herokuへ配備 4.5 第4章のまとめ ■第5章 オンラインイベント支援システムを作ってみよう(基本編) 5.1 複雑なモデル 5.2 トラックやセッションの管理 5.3 ユーザ管理とマイページ 5.4 「参加登録」機能 5.5 第5章のまとめ ■第6章 オンラインイベント支援システムを作ってみよう(発展編) 6.1 レコメンデーション機能 6.2 管理者機能の追加(前半):イベントとデイの管理 6.3 管理者機能の追加(後半):トラックとセッションの管理 6.4 第6章のまとめ
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。