ISBN 9784297123093

図解即戦力 Web技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

図解即戦力 Web技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
著者
鶴長 鎮一
出版社
技術評論社
刊行
2021-09

概要

TCP/IPからHTTP/2・サーバー構成まで、Web技術全体像を図解で体系化する

想定読者

Web開発やインフラ運用を始めたばかりで、プロトコルからサーバー構成まで一通りの基礎を整理したいエンジニア

こんな人には向いていない

  • HTTPやTCP/IPの仕組みをすでに業務で扱っている経験者には既知事項の比重が大きい
  • 特定フレームワークやライブラリの実装手法を求める読者は対象外。本書の焦点はプロトコルとインフラ層の概念把握
  • WebRTCやWebSocketなど各技術を深く掘り下げたい読者には章あたりの分量が少ない

読了後にできるようになること

  • OSI参照モデルからIPv4/IPv6・ARPまで、ネットワーク層の役割分担を説明できる
  • HTTPリクエスト・レスポンスの構造と、HTTP/2の多重化が従来の問題をどう解決するかを説明できる
  • HTTPSの証明書検証とTLSハンドシェイクの流れを図と照合して追える
  • プロキシ・ロードバランサー・CDNそれぞれの役割と使い分けの判断軸を持てる
  • URL・URIの構文規則とパーセントエンコーディングの仕組みを正確に理解できる
  • MVCアーキテクチャとCMSがWebアプリケーションにどう組み込まれるかを俯瞰できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 Web技術の概要
  • 第 2 章 Webを支えるネットワーク技術 — OSI参照モデル・TCP・DNSまでをまとめて押さえられる。ネットワーク基礎が薄い人はここを丁寧に読む
  • 第 3 章 HTTP — Web技術の基本プロトコル — HTTPリクエスト・レスポンスの構造を押さえておくとAPI開発・デバッグ時の理解の軸になる
  • 第 4 章 HTTPS・HTTP/2 — HTTPの拡張プロトコル — SSLとTLSの違い、サーバー証明書の仕組みを図で追える章。読者レビューで具体的な誤解修正の場として挙げられた
  • 第 5 章 URIとURL — Webコンテンツにアクセスするしくみ
  • 第 6 章 サーバーの役割と機能 — CDN・ロードバランサー・コンテナ型仮想化まで網羅。インフラ担当者はここから読み始めると効率的
  • 第 7 章 Webコンテンツの種類
  • 第 8 章 HTML5の基礎知識
  • 第 9 章 Webアプリケーション

ハイライト

  • Web開発やインフラ運用におけるWeb関連技術の基本知識と重要なテーマを初心者でも理解できるよう、図解でわかりやすくまとめた1冊です。(本書の設計意図と対象読者を最も端的に示す書き出し)
  • TCP/IPやHTTPなどのプロトコル、HTMLなどのフォーマット、Webサーバー、プロキシサーバーなどのサーバーなど、Web技術全般について取り扱っています。(カバー範囲の広さを把握でき、購入前の確認に適した箇所)

外部からの言及

  • Web技術入門の書籍ロードマップ記事で複数の代替入門書のひとつとして掲載されている。主推薦ではなく並列的な選択肢として位置づけられており、入門者が学習スタイルに合わせて選ぶ書籍として機能している(qiita)
  • 初級エンジニア向けの年末読書リストに掲載され、図を交えた解説で全体像を理解しやすいとして評価されている。シリーズ展開も紹介されており、入門後の次の書籍への誘導としても機能している(qiita)
  • 読了レビューでは体系的な全体像の把握に貢献した点が評価される一方、これ1冊で実務レベルには至らないという正直な評価も示されており、入門書としての位置づけが明確(qiita)

編集メモ

WebFetch確認Qiita言及5件 / 累計likes 148(うち読書ロードマップ記事1件に143集中) / 2021年刊行から直近2025-10-30に読了レビューあり。essential基準(10件以上かつ累計200+)には届かないが継続的に参照される入門書

読む前に押さえておきたいこと

  • ブラウザでWebサイトにアクセスした経験があれば十分。コーディング経験は不要
  • OSのコマンドラインで基本的なコマンド操作ができると、DNSやIPアドレス周りの章で実際に手を動かしやすい

学習のコツ

  • 1章で全体像を把握してから2章(ネットワーク)→3章(HTTP)→4章(HTTPS)の順で通読すると、なぜHTTPSが必要かの文脈が自然につながる
  • インフラ担当者は6章(サーバーの役割と機能)から先に読み始め、プロトコル層の理解が必要になったら2章・3章に戻る使い方が効率的
  • 5章のURL構文は普段意識せず使っているルールを確認する章として、実務中に辞書的に参照するとよい
  • 本書はプロトコルと概念の把握を目的とした書籍のため、実装やコーディングを並行して学びたい場合は別のハンズオン系書籍と組み合わせて使う
出版社による内容紹介

本書は、Web開発やインフラ運用におけるWeb関連技術の基本知識と重要なテーマを初心者でも理解できるよう、図解でわかりやすくまとめた1冊です。TCP/IPやHTTPなどのプロトコル、HTMLなどのフォーマット、Webサーバー、プロキシサーバーなどのサーバーなど、Web技術全般について取り扱っています。これからWeb技術を学ぶ人から、すでに現場で活躍中のエンジニアまで幅広い方々に役立つ1冊になっています。 ●1章 Web技術の概要 1-1 Web技術とは 1-2 インターネットの誕生 1-3 Webの誕生 1-4 Webページが表示されるまで 1-5 Webシステムを構成する重要な3要素 ●2章 Webを支えるネットワーク技術 2-1 プロトコルとは 2-2 プロトコルの標準化 2-3 階層化・OSI参照モデル 2-4 イーサネットとMACアドレス 2-5 IPプロトコルの基本 2-6 TCP 2-7 TCPの信頼性を上げるしくみ 2-8 IPアドレス -- IPv4アドレス 2-9 IPアドレス -- IPv6アドレス 2-10 ARP 2-11 DNS ●3章 HTTP -- Web 技術の基本プロトコル 3-1 HTTPとは 3-2 HTTPのバージョンと歴史 3-3 HTTPリクエスト・HTTPレスポンス 3-4 ステートレスプロトコル 3-5 HTTPメッセージ 3-6 リクエストメッセージ 3-7 レスポンスメッセージ 3-8 転送効率を上げるしくみ -- HTTPキープアライブ、パイプライン処理 3-9 転送効率を上げるしくみ -- 圧縮転送、データ分割転送 ●4章 HTTPS・HTTP/2 -- HTTP の拡張プロトコル 4-1 HTTPのセキュリティ機能の問題点 4-2 HTTPSへの対応 4-3 HTTPSのしくみ 4-4 サーバー証明書とは 4-5 サーバー証明書の入手 4-6 なりすましと改ざんの防止 4-7 HTTP/2の誕生 4-8 HTTP/2の特徴 4-9 HTTP/2の普及と課題 ●5章 URIとURL ーー Webコンテンツにアクセスするしくみ 5-1 URLとは 5-2 URIとURL 5-3 URLの構文 5-4 URLに使える文字列・文字長 5-5 絶対URL・相対URL 5-6 パーセントエンコーディング・Punycode 5-7 短縮URL・ワンタイムURL 5-8 URLのQRコード化 5-9 URLによるSEO対策 ●6章 サーバーの役割と機能 6-1 Webシステムの高速化・大規模化 6-2 プロキシサーバー 6-3 クライアントサイドキャッシング 6-4 サーバーサイドキャッシング 6-5 ロードバランサー 6-6 より高度な負荷分散 6-7 CDN 6-8 仮想化とクラウド 6-9 サーバーレスアーキテクチャ 6-10 コンテナ型仮想化技術 ●7章 Webコンテンツの種類 7-1 ハイパーリンクとHTML 7-2 HTMLタグ 7-3 HTMLの基本構造 7-4 HTMLの互換性 7-5 CSS 7-6 静的コンテンツ・動的コンテンツ 7-7 XML 7-8 JSON ●8章 HTML5の基礎知識 8-1 HTML5とは 8-2 HTML5のセクショニング 8-3 HTML5で追加されたAPI 8-4 Web Audio API 8-5 WebGL API 8-6 WebRTC 8-7 WebSocket ●9章 Webアプリケーション 9-1 Webアプリケーションのしくみ 9-2 データベース 9-3 MVCアーキテクチャー 9-4 Webアプリケーションフレームワーク 9-5 CMS

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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