ISBN 9784297155650

作って学ぶAIエージェント──TypeScriptとLLMで切り拓くAI時代のエンジニアリング

作って学ぶAIエージェント──TypeScriptとLLMで切り拓くAI時代のエンジニアリング
著者
laiso
出版社
技術評論社
刊行
2026-04

概要

AIコーディングエージェントをTypeScriptで自作し動作原理を掴む

想定読者

TypeScriptでのアプリ・CLIツール開発経験があり、LLMをただ使うのではなくAIエージェントを自分で構築したいエンジニア

こんな人には向いていない

  • GitHub Copilot等のAI開発ツールを活用するだけで十分な人。本書は一貫して「作る」視点であり、既存ツールの使いこなし手法は対象外
  • TypeScript未経験者。非同期処理・型システム・パッケージ管理の実務経験がないと各章の実装例で詰まる可能性が高い
  • トランスフォーマーの事前学習や注意機構といったLLMの理論的内部構造を深く掘り下げたい人。本書の焦点はAPIを通じた実装レイヤに限定される

この本で身につくこと

  • LLM APIと接続した思考ループ(ReActパターン等)を自前実装できる
  • ファイル読み取り・コマンド実行・テスト確認などのツール層をエージェントに組み込める
  • Git操作を自動化するエージェント機能を設計・実装できる
  • GitHub IssueからPull Request作成までを自動化するコーディングエージェントを構築できる
  • エージェントの挙動を予測・制御するための設計判断を自分の言葉で説明できる

ハイライト(外部からの言及)

エージェントはコードを生成するだけでなく、ファイルを読み、コマンドを実行し、テストを実行し、結果を確認し、必要に応じて修正を繰り返します。 — 出典

AIエージェントが単なるコード補完ツールと何が違うのかが最も端的に示されている箇所

LLM APIとの接続、ファイルやコマンドを扱うツール、思考ループ、Git操作、実用環境への統合といったレイヤーを章ごとに積み上げ、最終的に実用的な自動化まで進みます。 — 出典

本書が各章で何を積み上げるかの全体像が一望でき、学習曲線を事前に把握できる

章立て

(公式情報未確認 — 出版社公式ページの目次が公開され次第、本セクションを更新予定)

学習のヒント

  • 各章は「Nano Code」と名付けられた実装を段階的に積み上げる構成になっている。手を動かさずに読み進めると後半の統合フェーズで理解が断絶しやすいため、LLM API接続の章から実際にコードを動かしながら進める
  • 思考ループの章は後続のGit統合・GitHub自動化の土台になる。この章の実装を手元で完全に動作させてから先に進むと、後半で詰まるポイントが大幅に減る
  • BunによるTypeScript実行環境は冒頭で確実に整えておく。環境に問題があると実装フェーズ全体が止まるため、第1章に入る前に動作確認まで済ませておくことを推奨

前提知識

  • TypeScriptでのアプリケーション開発経験(型注釈・async/await・モジュール分割の実務レベル)
  • Git・GitHubの基本操作(clone / commit / branch / PR作成)
  • LLM API(OpenAI API等)の概念的な理解。一度でも実際にAPI呼び出しを経験していると第1章からの読解がスムーズ

次に読む本

LangChain / LangGraph 公式ドキュメント・実践ガイド

本書で思考ループとツール層の実装原理を理解した後、プロダクション向けのエージェントフレームワーク活用へ進む自然な次ステップ

TypeScript大規模設計の実践書(モジュール設計・型安全なAPI設計等)

エージェント実装を実務規模のシステムに拡張する際に必要な型設計・アーキテクチャ知識を補強できる

出版社による内容紹介

ソフトウェア開発の世界では「AIエージェント主導のコーディング」が主流になろうとしています。エージェントはコードを生成するだけでなく、ファイルを読み、コマンドを実行し、テストを実行し、結果を確認し、必要に応じて修正を繰り返します。 本書は、こうしたAIエージェントのしくみを「使う」のではなく「作る」ための実践的なガイドです。最終的にはGitHubのIssueを起点に、コードの修正からプルリクエストの作成までを自動化するコーディングエージェントを実装します。扱う技術はTypeScriptとBunを中心にし、GitHubへの統合までを扱います。 ここでは、エージェントの動作原理、つまり思考のしくみを自ら実装し、挙動の予測と制御、目的に合わせたカスタマイズを扱います。 実装するAIエージェントは、筆者が「Nano Code」と名付けたものです。LLM APIとの接続、ファイルやコマンドを扱うツール、思考ループ、Git操作、実用環境への統合といったレイヤーを章ごとに積み上げ、最終的に実用的な自動化まで進みます。章を追って段階的に構築し、コーディングエージェントとして機能する流れを整理します。 対象読者は、TypeScriptでアプリケーションやコマンドラインツールを作った経験があり、AIエージェント開発やLLM活用に関心があるエンジニアです。TypeScriptとLLMを軸に、AI時代のエンジニアリングの実践手法を解説します。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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