ISBN 9784781913902
リレーショナルデータベース入門第3版 : データモデル・SQL・管理システム・NoSQL
概要
リレーショナルデータモデルの原理からSQL・DBMS・NoSQLまでを体系的に習得する
想定読者
データベース理論を体系的に学びたい情報系学部生・大学院生、およびRDB設計の理論的基盤を固めたいエンジニア
こんな人には向いていない
- すでにRDB設計やSQL最適化を実務で行っているエンジニアには、定義・証明を中心とした記述が冗長に感じられる箇所がある
- SQLの実行手順をハンズオン形式で即座に確認しながら学びたい実践志向の読者には、数学的定義と形式仕様の比重が高い
- NoSQLを主軸として深く掘り下げたい読者には、NoSQL章は補足的な位置づけにとどまる
読了後にできるようになること
- リレーショナルデータモデルの数学的基盤(関係・タプル・関係代数)を体系的に理解できる
- 関係代数の射影・結合・商演算の定義と具体的な計算手順を説明できる
- SQLの意味論をリレーショナル代数と対応させながら理解し、クエリの設計判断を言語化できる
- NULL値の3種類の意味(dne・unk・ni)を区別し、SQL動作の根拠を説明できる
- RDBMSの管理システム構成要素(トランザクション・同時実行制御・障害回復)の原理を把握できる
- NoSQLの特性をリレーショナルモデルとの対比で整理し、用途に応じた選択判断ができる
ハイライト
- 初版~新訂版から継承する趣旨を大切にしつつも、斯学の進歩を的確に盛り込むべく、章構成を改め、記述を見直した著者渾身の改訂版。(初版から続く学術的蓄積を最新の動向(NoSQL等)まで取り込んだ改訂であることを示す記述)
外部からの言及
- リレーショナル代数(射影・自然結合・商演算など)の学習資料として引用されることが多く、形式的定義を求める読者がリファレンスとして扱っている(qiita)
- トランザクション・NULL意味論などデータベース理論の定義を根拠として示す際に引用されており、学術的な信頼性の高い一次資料として機能している(qiita)
- Database System Concepts等の重厚な教科書に移行する前の入門書として推薦する声があり、分野全体の輪郭を効率よく掴める点が評価されている(qiita)
編集メモ
Qiita 言及記事 8 件 / 累計 likes 25。5件以上の記事が本書を参照しており practical 基準を満たす。Rakutenランキング情報は取得できず
読む前に押さえておきたいこと
- 高校数学レベルの集合論の概念(集合・部分集合・直積・関係)。関係代数の記述を理解するための前提
- SQLの基本的な操作経験(SELECT・WHERE・JOIN)があると定義と実動作の対応が掴みやすい
- プログラミング経験は必須ではないが、データベースを利用するアプリケーションの文脈があると理論の位置づけが明確になる
学習のコツ
- リレーショナルデータモデルの章はSQL章の前に読むと、SQLの意味論を代数的に理解できる。逆順に読むと定義が抽象的に感じられる
- 関係代数の記法(射影・選択・結合)は初読では難解に感じられる場合がある。具体的なテーブル例を手元に書きながら演算を追うと定着が早い
- NoSQL章は他章と独立性が高く、リレーショナルモデルを一通り理解した後に参照しても有効。設計判断の比較資料として活用できる
出版社による内容紹介
初版~新訂版から継承する趣旨を大切にしつつも、斯学の進歩を的確に盛り込むべく、章構成を改め、記述を見直した著者渾身の改訂版。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。