ISBN 9784798069012
C#フレームワーク ASP.NET Core入門 .NET 7対応
概要
ASP.NET Core の MVC・Razor Pages・Blazor を .NET 7 でハンズオン習得する
想定読者
C# の基本文法は理解済みで、Web アプリケーション開発の第一歩として ASP.NET Core を体系的に学びたい開発者。他フレームワーク(Rails、Java EE 等)からの移行を検討しているエンジニアにも向く。
こんな人には向いていない
- ASP.NET Core を本番運用している経験者には、Razor Pages・MVC・Blazor の各章は既知の内容が多く冗長に感じる可能性がある
- C# の文法自体を初めて学ぶ段階の読者には、フレームワーク層の説明が先行するため別途入門書が必要
- Entity Framework Core をすでに実務で使いこなしている読者には、第5・6章の ORM 解説は基礎寄りすぎる
読了後にできるようになること
- Visual Studio および dotnet CLI を使った ASP.NET Core プロジェクトのセットアップと実行
- Razor Pages によるフォーム処理・バリデーション・ページルーティングの基本実装
- MVC パターン(Controller / View / Model)を ASP.NET Core で構成する手順
- Blazor を用いた C# フロントエンド開発の基礎と SignalR 連携の概念
- Entity Framework Core を使ったデータベース CRUD 操作と LINQ クエリの書き方
- Web API エンドポイントの実装と React SPA からの利用、およびユーザー認証の組み込み方
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 環境構築とプロジェクトの基礎 — Windows・macOS 両対応の解説で、環境差異に戸惑いやすい初期セットアップをカバー
- 第 2 章 Razor Pages アプリケーション — ページ単位で完結するシンプルな CRUD をまず体験する章。MVC より先に読むと全体感が掴みやすい
- 第 3 章 MVC アプリケーション — Controller / View / Model の分離を意識した設計パターンを実装レベルで学ぶ
- 第 4 章 Blazor アプリケーション — C# でフロントエンドを記述する新規技術。概念把握を優先して読むと消化しやすい
- 第 5 章 Entity Framework Core によるデータベースアクセス — ORM の基礎 CRUD をカバー。EF Core 経験者は6章から入っても通じる
- 第 6 章 データベース高度操作と LINQ — リレーション・集計・LINQ クエリを扱う。5章との連続性が高い実務寄りの章
- 第 7 章 Web API・React SPA・ユーザー認証 — フロントエンド分離構成とセキュリティの入り口。SPA 連携を試みたい読者向け
ハイライト
- 改訂ではASP.NET Coreの.NET7へのアップデート内容と、Visual Studioなど使用するツール類の新バージョン対応、Blazorなどの新規ツールへ対応します(本書が旧版からどの範囲を更新しているかが端的にわかる箇所)
- Blazorなどの新規ツールへ対応します。また解説はハンズオン形式でサンプルを作りながら進むので、基本的な知識をわかりやすく理解することが出来ます(学習スタイルと網羅範囲の両方が確認できる、購買判断に直結する記述)
外部からの言及
- Rails など他フレームワーク経験者が .NET へ移行する際の最初の一冊として選ばれており、Razor・MVC・Blazor・EF Core という ASP.NET Core の主要コンポーネントを一冊で俯瞰できる点が評価されている。一方で、実務プロジェクトが Dapper を採用していたり JetBrains Rider を IDE として使う場合は、本書の EF Core・Visual Studio 中心の説明とのギャップが生じるとの指摘もある(qiita)
編集メモ
Qiita 直接言及 2 件 / 累計 likes 12。Rakuten ランキングデータなし。ASP.NET Core 入門書として一定の参照実績はあるが、シグナル数・likes ともに定番認定の閾値(10 件 / 200 likes)を大きく下回る
読む前に押さえておきたいこと
- C# の基本文法(クラス・インターフェース・非同期 async/await の読み書き程度)
- HTTP リクエスト・レスポンスの基本概念(GET/POST の違い、ステータスコードの意味)
- リレーショナルデータベースと SQL の初歩(SELECT / INSERT / JOIN 程度)
学習のコツ
- 第2章(Razor Pages)を第3章(MVC)より先に終わらせると、ページ単位の構造が身に付いた状態で MVC の分離設計に入れるため定着が早い
- 第4章(Blazor)は概念が他章と異質なので、5・6章の EF Core を先に進めた後で戻ってくる読み方もある
- macOS 環境の場合は Visual Studio for Mac の代わりに dotnet CLI + VS Code で進めると後の実務環境との差が小さくなる(本書の CLI 手順はその場合も参照価値がある)
- 第7章の Web API・認証は実プロジェクトへの応用度が高いため、章末のサンプルコードをそのまま手元のリポジトリで動かして確認することを推奨
出版社による内容紹介
2019年刊行の「C#フレームワーク ASP.NET Core 3入門」の改訂版です。改訂ではASP.NET Coreの.NET7へのアップデート内容と、Visual Studioなど使用するツール類の新バージョン対応、Blazorなどの新規ツールへ対応します。また解説はハンズオン形式でサンプルを作りながら進むので、基本的な知識をわかりやすく理解することが出来ます。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。