ISBN 9784798160436
PostgreSQL徹底入門 第4版 インストールから機能・仕組み、アプリ作り、管理・運用まで
概要
PostgreSQLをインストールから運用・バックアップまで一通り習得する
想定読者
PostgreSQLまたはRDBMS自体が初めての開発者・インフラエンジニア。インストールからSQL操作・PHP連携・監視・バックアップ・レプリケーションまでを一冊で把握したい入門者
こんな人には向いていない
- PostgreSQL 12以降の機能(MERGE文・生成列の拡張・ロジカルレプリケーションの進化等)を業務で必要とする実務者には、PG11ベースの本書では対応できない箇所がある
- PHPを使わない開発者は第5・6章がスキップ対象となり、13章中2章分が有効活用できない
- 高可用性構成・フェイルオーバー設計・パフォーマンスチューニングなど本番運用の高度なノウハウを求める経験者には解説の深度が不足する
読了後にできるようになること
- LinuxおよびWindowsへのPostgreSQLのインストールと初期設定を完了できる
- SELECT・INSERT・UPDATE・DELETE・JOINなどSQL基礎を実務のデータ操作に適用できる
- PostgreSQLの内部アーキテクチャ(プロセス構成・バッファ・WALの役割)の基本概念を説明できる
- ロール・スキーマ管理・バキューム・ANALYZEなど日常の保守タスクを実行できる
- pg_dumpによるバックアップとリストアの手順を実施できる
- ロジカルレプリケーションとパラレルクエリの仕組みと基本設定の概要を理解できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 PostgreSQLについて知ろう — PostgreSQLの特徴と他RDBMSとの位置づけを概観する導入章。インストール前に全体像を把握するために先に読む
- 第 2 章 インストール(Windows編/Linux編) — OS別のインストール手順を網羅。本書を通じて最初にここを完走してから次章に進む
- 第 3 章 WindowsでPostgreSQLを使う〜かんたんpgAdminマニュアル — GUIツールpgAdminの操作解説。CLIに不慣れなWindows利用者の入口として機能する
- 第 4 章 SQL入門 — SELECT・INSERT・UPDATE・DELETE・JOINを網羅する中核章。実務でSQL操作が必要な読者は最優先で読む価値がある
- 第 5 章 PHPでPostgreSQLを使う〜PHPアプリケーションの作成(1) — PHP連携の前半。PHPを使わない読者は読み飛ばして第7章へ進んで問題ない
- 第 6 章 PHPでPostgreSQLを使う〜PHPアプリケーションの作成(2) — PHP連携の後半。第5章と一体で読む
- 第 7 章 PostgreSQLの仕組みを理解する — プロセス構成・バッファ・WALなど内部アーキテクチャを解説。第8章以降の運用判断の根拠になるため初読では難しくても目を通しておく価値がある
- 第 8 章 PostgreSQLをきちんと使う — ロール・スキーマ・テーブル設計の実践的なポイントを扱う。設計ミスを事前に防ぐ実務直結の章
- 第 9 章 PostgreSQLをセキュアに使う — アクセス制御・認証設定・SSL接続を解説。本番環境への適用前に確認すべきチェックリスト的な章
- 第 10 章 PostgreSQLの動作状況を把握する — 統計ビュー・pg_stat系コマンドによるモニタリング手法。運用フェーズで繰り返し参照する
- 第 11 章 PostgreSQLをメンテナンスする — バキューム・ANALYZE・REINDEXなど定期保守の実施手順をまとめた章
- 第 12 章 PostgreSQLのバックアップとリストア — pg_dump・pg_dumpall・PITRを使ったバックアップ戦略を解説。障害対応の事前準備として最も実務直結度が高い章
- 第 13 章 レプリケーションを使う — ストリーミングレプリケーションとロジカルレプリケーションの両方を扱う。PG10以降の新機能も含む
ハイライト
- 日ごろからPostgreSQLと深く関わっている執筆陣が、豊富な経験と知識をもとに、そのインストール方法、SQLの使い方から、アプリケーションの作成、そして運用にいたるまでを、さまざまな分野/視点から解説しています。(実務経験を持つ複数著者による多視点カバレッジという本書の編集方針が最も端的に示されている一文)
- 第4版では、PostgreSQL 11をベースに全面的な改訂を行い、新旧問わずPostgreSQLの基本として初学者が押さえておくべきポイントを選別しています。(本書のベースバージョンがPG11であることを明記している箇所。現在の最新版との機能差を購入前に確認するための重要情報)
編集メモ
Qiita言及記事0件 / 累計likes 0 / 楽天ランキング情報なし。外部シグナルが確認できない状態での判定。2019年刊でPostgreSQL 11ベースであり、現行の最新バージョン(16/17系)とは数メジャーバージョン差があるため、最新機能を必要とする用途では補完資料が必要になる
読む前に押さえておきたいこと
- RDBMSの基本概念(テーブル・行・列・主キー・外部キー)への理解があると第4章SQLの吸収が早い
- コマンドライン操作(ファイル移動・テキストエディタの基本操作)の最低限の経験
- 第5・6章を活用する場合はPHPの基礎知識(変数・関数・HTMLとの組み合わせ)が前提
学習のコツ
- 第7章(仕組みを理解する)は初学者には難度が高いが、第8章以降の運用判断の根拠になる章であるため、第4章SQL入門を終えた時点で一度通読してから第8章に進むと吸収が速い
- PHPを使わない開発者は第5・6章を読み飛ばして第7章へ進んで問題ない。利用する言語のPostgreSQL接続ライブラリのドキュメントと本書の第4章を組み合わせると実務に近い演習ができる
- 第9章(セキュリティ)・第12章(バックアップ)・第13章(レプリケーション)は独立性が高く、それぞれの業務タスクが発生した段階でリファレンスとして参照できる構成になっている
- PostgreSQL 12以降の新機能を使う環境では、公式ドキュメントのリリースノートで追加・変更点を別途確認することを推奨する
出版社による内容紹介
インストールから機能・仕組み、アプリ作り、管理・運用まで PosgreSQLの基本を一通り学べる定番入門書 PostgreSQLはオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。Linux、macOSといったUNIX系OSはもちろんのこと、Windowsにも対応しています。本書は、初めてPostgreSQLに触れる、あるいはそもそもデータベースに触れるのが初めてという方や、ちょっと使ったことはあるけどもう少し詳しく知りたいという方に向けた入門書です。第4版では、PostgreSQL 11をベースに全面的な改訂を行い、新旧問わずPostgreSQLの基本として初学者が押さえておくべきポイントを選別しています。 日ごろからPostgreSQLと深く関わっている執筆陣が、豊富な経験と知識をもとに、そのインストール方法、SQLの使い方から、アプリケーションの作成、そして運用にいたるまでを、さまざまな分野/視点から解説しています。また、PostgreSQLの最新の機能であるロジカルレプリケーションやパラレルクエリに関しても解説しています。 【構成】 Chapter 1 PostgreSQLについて知ろう Chapter 2 インストール(Windows編/Linux編) Chapter 3 WindowsでPostgreSQLを使う〜かんたんpgAdminマニュアル Chapter 4 SQL入門 Chapter 5 PHPでPostgreSQLを使う〜PHPアプリケーションの作成(1) Chapter 6 PHPでPostgreSQLを使う〜PHPアプリケーションの作成(2) Chapter 7 PostgreSQLの仕組みを理解する Chapter 8 PostgreSQLをきちんと使う Chapter 9 PostgreSQLをセキュアに使う Chapter 10 PostgreSQLの動作状況を把握する Chapter 11 PostgreSQLをメンテナンスする Chapter 12 PostgreSQLのバックアップとリストア Chapter 13 レプリケーションを使う
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。