ISBN 9784798169835
ステップアップJavaScript フロントエンド開発の初級から中級へ進むために
概要
JavaScriptの落とし穴を体系的に克服し、初級から中級の壁を越える
想定読者
入門書を一冊読み終え、より堅牢なコードを書きたいフロントエンドエンジニア志望者・現役初級エンジニア
こんな人には向いていない
- JavaScriptをこれから初めて学ぶ完全な入門者(STEP0以前の基礎知識を前提とするため)
- async/await・スコープ・thisを既に業務レベルで使いこなしている中級以上のエンジニア(既知の内容が多い)
- フレームワーク(React・Vue等)の実践的活用方法を求める読者(バニラJSの言語仕様理解に特化)
読了後にできるようになること
- 非同期処理(async/await・Promise)の動作原理と、よくある悩み(競合・直列・並列)への対処法
- Fetch APIを使ったAJAX通信とCORSエラーの理解・対処
- thisが指す対象を文脈ごとに正確に判断できる
- スコープ・クロージャ・プリミティブ型とオブジェクト型の参照の違いを説明できる
- ES5からES6へのリファクタリング作業と、トランスパイルによるレガシーブラウザ対応の流れを実践できる
- Node.jsとnpmを用いた開発環境の構築・パッケージ管理の基礎を習得できる
本書のキー概念(章解説)
- STEP0: 肩慣らし — DOM操作の基礎確認。既に知っている人はスキップ可
- 第 1 章 STEP1: 動くアプリケーションを作ってみる — ストップウォッチ実装を通じてDOMとリファクタリングの感覚を掴む
- 第 2 章 STEP2: ES6を学習する — クラス構文とES6移行のリファクタリングを同一アプリで体験できる
- 第 3 章 STEP3: ES6で書いていく — 画像スライダー実装で実践的なES6活用を定着させる
- 第 4 章 STEP4: 押さえておくべきJavaScriptの言語特性について — スコープ・this・undefined・等価演算子を集中解説。詰まった時の参照章として有用
- 第 5 章 STEP5: Node.jsとnpmを知ろう — 開発ツールチェーンの入口。フロントエンド開発環境構築未経験者には必須
- 第 6 章 STEP6: AJAXを使ってみよう — Fetch API・JSON・CORS を実装ベースで理解する。現場直結度が高い
- 第 7 章 STEP7: その他のJavaScriptの特性 — クロージャ・プリミティブ/オブジェクト参照など、面接でも問われる重要概念
- 第 8 章 STEP8: 非同期処理について知ろう — async/await・Promise・並列処理まで段階的に解説。本書の核心章で最も読む価値が高い
- 第 9 章 STEP9: トランスパイル〜レガシーブラウザへの対応〜 — Babel等によるトランスパイル設定を実際に手を動かして習得
- 第 10 章 STEP10: 総合演習 — クイズアプリを通じてSTEP0〜9の知識を統合し、実装力を確認できる
ハイライト
- JavaScriptは「なんとなく」「勘で」書いても動いてしまうことがある一方で、独特の癖があり奥が深いため、初心者から脱するのが難しい言語です(本書が対象とする読者層と学習上の困難を最も端的に表した箇所)
- 「入門者向けの本は一冊読み終わったけど、もっと良いコードを書きたい」「バグの出にくいコードの書き方を知りたい」という開発者のために、JavaScriptで特につまずきやすい部分を丁寧に解説します(本書の購買動機に直結する、典型的な読者ペインの言語化)
編集メモ
Qiita言及記事: 確認できず(0件) / Rakutingランキング情報: なし。書誌情報と出版社ページのみを根拠とする。JavaScriptの初〜中級向けとして対象が明確な専門書だが、外部シグナルが取得できないため supplementary と判定
読む前に押さえておきたいこと
- HTML/CSSの基本構造と要素の操作に関する初歩的な知識
- JavaScriptの変数宣言・関数・条件分岐・ループなど、入門書1冊相当の基礎知識
- ブラウザの開発者ツール(コンソール・Elements)を基本的に操作できること
学習のコツ
- STEP4(言語特性)とSTEP8(非同期処理)は独立性が高く、「thisで詰まった」「Promiseが分からない」という具体的な悩みがある場合はそこから読み始めると効率的
- STEP1〜3はアプリをリファクタリングしながら同じコードを育てる構成のため、手を動かして写経することで学習効果が大きく変わる
- STEP10の総合演習は、読了後すぐに取り組むことで知識の定着度を確認できる自己テストとして機能する
- 付録Aのデバッグ解説は、詰まったタイミングで参照するリファレンスとして活用するとSTEPごとの進捗を妨げない
出版社による内容紹介
「とりあえず動くJavaScript」から脱却したい人へ! 初級者から中級者へのステップアップ指南書 JavaScriptは「なんとなく」「勘で」書いても動いてしまうことがある一方で、 独特の癖があり奥が深いため、初心者から脱するのが難しい言語です。 本書は「入門者向けの本は一冊読み終わったけど、もっと良いコードを書きたい」 「バグの出にくいコードの書き方を知りたい」という開発者のために、 JavaScriptで特につまずきやすい部分を丁寧に解説します。 ■対象読者 ・フロントエンドのスキルアップを目指す現役エンジニア ・フロントエンドエンジニアとしての転職/異動を考えるJavaScript初級者 ・職業としてのエンジニアを目指し、独学でJavaScriptを勉強したいと考えている学習者 (現場経験がなくとも自身で初歩的な学習を完了している学習者であれば、 本書の対象読者となりえます) ■つまずきやすいため紙面を割いているトピック ・非同期処理(async/await、Promise) ・AJAX(Fetch API) ・this ・スコープ ・プリミティブ型/オブジェクト型と参照 ■その他取り上げているトピック ・クロージャ ・ES5からES6 ・Node.jsとnpm ・トランスパイル ・DOM ・例外
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。