ISBN 9784814400805
SQLポケットガイド 第4版
- 出版社
- オライリー・ジャパン
- 刊行
- 2024-07
概要
主要5DBのSQL構文をひとまとめに参照し、現場の疑問を即時解決する
想定読者
日常的にSQLを書くソフトウェア開発者、データアナリスト、データサイエンティスト。MySQL・SQL Server・Oracle・PostgreSQL・SQLiteのいずれかを業務で使っており、DB間の構文差異や久しぶりの構文確認でつまずく機会がある人。PythonやRからSQLを呼び出す場面が多い分析系エンジニアにも対応している。
こんな人には向いていない
- SQLをこれから初めて学ぶ入門者には説明の前提が多く、別途チュートリアル本との併用が必要になる
- 特定のDBMS一つを深く掘り下げたい場合は、対象DBのリファレンスマニュアルや専門書のほうが網羅性が高い
- データベース設計・正規化・パフォーマンスチューニングなど設計寄りの知識を体系的に習得したい読者の目的には応えられない
読了後にできるようになること
- MySQL・SQL Server・Oracle・PostgreSQL・SQLiteで同じ操作をする際の構文差異を即時に確認できる
- SELECT/FROM/WHERE/GROUP BY/HAVINGの実行順序と書き方の関係を正確に理解できる
- ウィンドウ関数・CASE式・ピボット操作など応用クエリの構文を実務で引き出せる
- JOIN・集合演算・CTEを組み合わせた複数テーブル操作の定石を把握できる
- PythonおよびRからSQLを実行する接続・クエリ実行の基本パターンを習得できる
- データ型・演算子・組み込み関数の体系をDB横断で整理できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 SQLの基礎 — データベースの概念・クエリ・データモデルを概観する導入部。既知の読者は読み飛ばしてよい
- 第 2 章 SQL実行環境 — 各RDBMSのツールおよびPython/RからのSQL実行方法を扱う。分析系エンジニアには特に実用的
- 第 3 章 SQL言語 — 用語・標準・サブ言語(DDL/DML/DCL)の整理。用語の統一に迷ったとき参照先として機能する
- 第 4 章 クエリの基本 — SELECT・FROM・WHERE・GROUP BYの実務構文。DB間の書き方差異が丁寧に記載されている
- 第 5 章 データ操作 — テーブル・インデックスの作成・更新・削除。DDLをあまり書かない開発者の復習に向く
- 第 6 章 データ型 — 数値・文字列・日時型ほかのDB間差異を網羅。型不一致エラーに直面したときの確認先として有用
- 第 7 章 演算子と関数 — 論理・算術・集計・文字列関数を横断整理。関数名がDBによって異なる場面で活きる
- 第 8 章 応用的な概念 — CASE式・ウィンドウ関数・ピボットを扱う。中級者がこの章だけ拾い読みする使い方も有効
- 第 9 章 複数テーブルの操作 — JOIN・集合演算・CTEを体系的に解説。CTEの書き方がDBごとに微妙に異なる点をカバー
- 第 10 章 実践的な解決策 — 実業務のクエリシナリオをケース形式で解説。本書の活用を通じた問題解決例として参照しやすい
ハイライト
- ソフトウェア開発の現場では、SQLの構文をすぐに確認したい、データベースによって異なるSQLの書き方を知りたい、久しぶりにSQLを使うので簡単に復習したいといったことがよくあります。(本書が解決しようとしている現場の具体的な問いが最も明確に示されている箇所)
- 主要な5つのデータベース——MySQL、SQL Server、Oracle、PostgreSQL、SQLite——で使われるSQLの構文およびデータベースの基本を簡潔に解説します。(5DB横断という本書の最大の差別化要素が端的に述べられている)
外部からの言及
- 業務SQL効率化の実践テクニックを紹介する文脈で本書が参照されており、実行順序の理解やCTEの活用といった中級者向けトピックの根拠資料として扱われている(qiita)
- シントピカル読書(複数書籍の比較読み)の文脈で、DB間の構文差異を即座に確認できるリファレンスとして位置づけられており、机の脇に置いて参照するタイプの書籍として評価されている(qiita)
編集メモ
Qiita 引用 2件 / 累計 likes 0。2024年7月刊行で外部エンゲージメントの蓄積が少ない段階。楽天ランキング情報なし。シグナル不足により supplementary と判定
読む前に押さえておきたいこと
- SELECT・FROM・WHERE程度の基本的なSQL構文を一度書いたことがある
- リレーショナルデータベースの概念(テーブル・行・列・主キー)を理解している
- Pythonチャプターを活用したい場合はPythonの基本文法とpip環境の操作経験があるとよい
学習のコツ
- 通読より引き書き(辞書的参照)を前提に読む。手元で実際にクエリを書きながら、DB間の差異を確認するスタイルが最も効果的
- 第8章(応用的な概念)はウィンドウ関数やCASE式を中心に、現場で実装頻度が高い構文が凝縮されている。第4章の基本が固まったらここを重点的に参照するとよい
- PythonやRから接続する読者は第2章を先に確認し、自分の環境セットアップを済ませてから残りの構文解説を読み進めると学習効率が上がる
- 関数やデータ型でDB間差異がある箇所には比較表が用意されているため、移行や並行開発の際に該当節だけ抜き出して参照するチームユースに向く
出版社による内容紹介
世界中で使われている定番のSQLリファレンス! 現場で重宝するSQLリファレンス。ソフトウェア開発の現場では、「SQLの構文をすぐに確認したい」「データベースによって異なるSQLの書き方を知りたい」「久しぶりにSQLを使うので簡単に復習したい」といったことがよくあります。本書では、仕事でSQLを利用しているプロの開発者を対象に、主要な5つのデータベースーーMySQL、SQL Server、Oracle、PostgreSQL、SQLite--で使われるSQLの構文およびデータベースの基本を簡潔に解説します。PythonやRからSQLを利用する方法も解説しているので、データアナリストやデータサイエンティストなど、開発者以外のSQLユーザーにも有用でしょう。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。