ISBN 9784814401000

UXデザインの法則 第2版 : 最高のプロダクトとサービスを支える心理学

UXデザインの法則 第2版 : 最高のプロダクトとサービスを支える心理学
刊行
2025-01

概要

心理学的法則10種をUX設計の実務判断基準として活かす

想定読者

UIデザイナー・UXデザイナー・フロントエンドエンジニアで、デザイン判断に心理学的根拠を持たせたいと考えている実務者

こんな人には向いていない

  • UXや心理学を初めて体系的に学ぼうとしている入門者には、各法則の解説が短く理論的基盤が不足する
  • Donald NormanやJakob Nielsenらの原著を読み込んでいる経験豊富なデザイナーには、法則の概要紹介が既知情報の整理に留まりやすい
  • UI設計に関わらないバックエンド・インフラ専任エンジニアには実務活用機会が限られる

読了後にできるようになること

  • ヤコブの法則・フィッツの法則など10の心理学的原則をUIの具体的な設計判断に対応付けられる
  • ミラーの法則の正しい解釈(7±2は誤解であり真価はチャンク化にある)を理解し、情報設計の精度を上げられる
  • ピーク・エンドの法則を用いてユーザー体験の印象的な場面と終端を意識的に設計できる
  • 心理学的原則を根拠としてデザイン判断をチームやステークホルダーに論理的に説明できる
  • ダークパターンと倫理的なUX設計の境界を判断する視点を持てる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 ヤコブの法則 — ユーザーの既存のメンタルモデルを活かす設計の出発点
  • 第 2 章 フィッツの法則 — ボタン・リンクのサイズと配置を定量的に判断する基準を与える
  • 第 3 章 ミラーの法則 — 7±2の誤解を正し、チャンク化の活用法を解説。ナビゲーション設計の判断根拠として実務で参照される
  • 第 4 章 ヒックの法則 — 選択肢数と意思決定コストの関係。フォームやメニュー設計の優先度付けに直結する
  • 第 5 章 ポステルの法則 — ユーザー入力のゆらぎを許容するフォーム設計の指針
  • 第 6 章 ピーク・エンドの法則 — 体験全体の印象は山場と終端で決まる。オンボーディングやエラー画面の設計価値を再評価させる
  • 第 7 章 審美的ユーザビリティ効果
  • 第 8 章 フォン・レストルフ効果 — CTAや警告要素の視覚的差異化の根拠として使いやすい
  • 第 9 章 テスラーの法則
  • 第 10 章 ドハティの閾値 — 400ms以内のフィードバックがユーザー体験に与える影響。ローディング表示の設計に直接応用できる
  • 第 11 章 デザインへの心理学的原則の適用 — 10法則を統合してプロダクト全体に適用する指針章。各法則を読んだ後に改めて読み返すと相互補完の構造が見える
  • 第 12 章 力には責任が伴う — 心理学的影響力とダークパターンの倫理的境界を論じる。実践適用前の必読章

ハイライト

  • 「なぜこのデザインがいいのか?」を裏付ける心理学的法則10パターンを、事例を用いて解説するUXデザイン本です。最新事例にアップデートした3年半ぶりの改訂版。(本書の立ち位置を端的に示す一文。心理学的根拠を持つ設計判断が自分に必要かどうかを30秒で判断できる)
  • 「普通の人が短期記憶に保持できるのは、7(±2)個まで」、「意思決定にかかる時間は選択肢の数と複雑さで決まる」といった法則を、概要、起源、事例、結論といった構成で説明するシンプルさで、手元に置いてパッと使えるハンドブックです。(各章の統一フォーマットを示す。逆引きハンドブックとして使える実用性を裏付ける)

外部からの言及

  • UX法則をSlackやLinkedInなど実在サービスの具体事例で解説しており、抽象論に終わらない実務的な参照書として評価されている(qiita)
  • デザイナー向けの体裁でありながら、QAエンジニアやフロントエンドエンジニアが職域でUXの心理学的根拠を学ぶ際に参照するケースが複数見られる(qiita)
  • 10法則のハンドブック形式にまとまっており実務参照には便利な一方、UXの概念的基礎を体系的に習得したい読者には解説の深さが物足りないという評価も存在する(qiita)

編集メモ

Qiita 言及 11 件 / 確認済み累計 likes 194 / 2025 年 1 月刊行の改訂版で、UX 設計関連記事での参照が継続的に確認されている。essential の閾値(10件以上かつlikes 200以上)に件数は達するがlikes が僅かに届かず

読む前に押さえておきたいこと

  • WebサービスやアプリのUIとして日常的に触れ、使いやすさ・使いにくさを自分なりに感じた経験
  • HTML/CSSまたはFigma等のデザインツールを使ってUI制作に関わった実務経験があると、各法則の適用イメージが具体化しやすい

学習のコツ

  • 各法則の章は独立しているため、現在の業務課題を起点に逆引きして読むと実務直結度が高い。情報量の多い画面を設計中ならミラーの法則とヒックの法則から、レスポンス速度の課題があればドハティの閾値から始めると良い
  • 第11章を通読してから各法則の章に戻ると、個別の法則がプロダクト全体でどう組み合わさるかの文脈が明確になる
  • 第12章の倫理章を実装前に一読しておくと、心理学的影響力とダークパターンの境界を意識した設計判断ができる。特に通知・広告・コンバージョン導線の設計に関わる場合に有効
出版社による内容紹介

最新事例にアップデートし進化した定番UXデザイン本の改訂版! 「なぜこのデザインがいいのか?」を裏付ける心理学的法則10パターンを、事例を用いて解説するUXデザイン本です。最新事例にアップデートした3年半ぶりの改訂版。「普通の人が短期記憶に保持できるのは、7(±2)個まで」、「意思決定にかかる時間は選択肢の数と複雑さで決まる」といった法則を、概要、起源、事例、結論といった構成で説明するシンプルさで、手元に置いてパッと使えるハンドブックです。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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