ISBN 9784839983949
実践力を身につける Pythonの教科書 第2版
概要
Python 3.12 の文法基礎から Web・機械学習アプリ実装まで一冊で習得する
想定読者
プログラミング未経験またはPython初学者で、文法の習得だけでなく動くものを作る体験まで求めている人
こんな人には向いていない
- すでにPythonを実務で使っており、FlaskやKerasの応用的なチューニング・本番運用知識を求めている人には基礎事項の比重が大きい
- 数学的バックグラウンドを前提とした機械学習理論を深く学びたい人には理論解説が薄い
- Webアプリ開発を主目的とし、DjangoやFastAPIなどのフルスタックフレームワークを扱いたい人には対象外
読了後にできるようになること
- Pythonの基本文法(変数・リスト・関数・モジュール)をコードを動かしながら習得できる
- f文字列・型ヒント・例外処理など Python 3.12 世代の最新文法を実際のコードで理解できる
- FlaskでシンプルなWebアプリを構築する流れを体験できる
- Kerasを使った機械学習モデルの構築・推論の基本的な手順を習得できる
- 生成AIの活用とJSONデータ操作の基礎を押さえられる
- オブジェクト指向の考え方をPythonの文脈で段階的に理解できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 Pythonのインストールとプログラムの実行 — 環境構築で詰まりやすい初学者向けに丁寧に解説されている章。すでに環境済みの人は読み飛ばしてよい
- 第 2 章 はじめの一歩 - 基本的な文法について — 変数・条件分岐・ループなど最頻出の基礎文法。ここを固めることが後半の理解の土台になる
- 第 3 章 リストや関数について — Pythonらしいデータ構造と関数の使い方を習得する核心章
- 第 4 章 モジュールとパッケージ — 外部ライブラリの取り込み方を学ぶ。後半の実践編・応用編への橋渡し
- 第 5 章 実践編 - Pythonを実践で使おう — デスクトップアプリ・WebアプリをFlaskで作る体験ができる。動くものを作る達成感が得られる章
- 第 6 章 応用編 - オブジェクト指向について — OOPの概念をPythonで実装する章。難易度が上がるため、著者も『後から読んでも大丈夫』と注記している
ハイライト
- python系ではこの本が一番最初だった気がします。基礎から応用まで書いてあります。(SIer勤務中にPythonを独学で学んだエンジニアが、スキル拡張の最初の一冊として挙げた実体験コメント)
- 初心者だけど、とりあえず動くものを作りたいという目的にも使えますし、少し上達してから後回しにしていた内容をもう一度読んで、さらに力を付けて高度なプログラミングにも挑戦してみたいという目的にも使える、1冊で2度おいしい本です。(著者自身が明示する本書の設計思想。読み返し前提の構成であることを示す)
外部からの言及
- 新卒SIerエンジニアがスキル拡張のためにPythonを独学した際に最初に手に取った一冊として紹介されており、基礎から応用まで一冊でカバーできる点が評価されている(qiita)
編集メモ
Qiita 言及記事 1件 / 累計 likes 618(言及記事のもの、本書専用ではなく書籍一覧記事の一冊として紹介)。Python入門書カテゴリの定番候補ではあるが、Qiita上での直接引用・専用レビューは確認できず、supplementaryと判定
読む前に押さえておきたいこと
- PCの基本操作(ファイル管理・コマンドライン操作の最低限の知識)
- プログラミング経験は不要だが、あれば読み進めるペースが速くなる
学習のコツ
- Chapter 1の環境構築は読み飛ばし可能な人も多い。Pythonがすでに動く状態なら Chapter 2 から始めて良い
- 著者が『後から読んでも大丈夫』と明示している箇所(主にChapter 6のOOP周辺)は、一度 Chapter 5 の実践編まで通読してから戻る順番が理解を深めやすい
- Chapter 5の実践編でFlaskアプリを動かす前に、Chapter 4のモジュール・パッケージを確実に手を動かして理解しておくと詰まりにくい
- 機械学習の作例(Keras)は理論理解よりも『動かしてみる』体験を優先してよい。理論は別途専門書で補完する前提で読み進める
出版社による内容紹介
本書はプログラミング言語Python(パイソン)の入門書です。 初めてPythonに取り組む人にとってもわかりやすいように、Pythonの文法の基本を1つずつ丁寧に説明します。小さなプログラムを実際に作りながらの説明なので、その文法がどんなものなのか、どんな時に使えばいいのかを理解しやすくなっています。また、プログラムが動く楽しさを味わいながら進むことができるようになっています。 後半では、より本格的にPythonを使っていくためのプログラミングを学んでいきます。途中少し難しめの解説があるところでは、「後から読んでも大丈夫」というマークを付けて、読み飛ばせるようになっています。 実践編や応用編では、少し長めのプログラムを書いて、デスクトップアプリやWebアプリを作ったり、機械学習で判定をするプログラムを書いたりする作例を紹介しています。これによって、本書で学習したことの理解を深めることもできますし、動くプログラムを作る楽しさや充実感を味わうことができます。 「初心者だけど、とりあえず動くものを作りたい」という目的にも使えますし、少し上達してから、後回しにしていた内容をもう一度読んで、「さらに力を付けて、高度なプログラミングにも挑戦してみたい」という目的にも使える、1冊で2度おいしい本です。 改訂2版では、Pythonの最新文法や最新ライブラリに対応。 (具体的にはf文字列や型ヒントを取り入れ、例外処理の文法を刷新。そのほか、WebアプリのフレームワークでFlask、機械学習でKerasを採用。生成AIに関する解説、JSONの活用に関する解説なども追加)。Pythonのバージョンは3.12で解説しています。 Chapter 1 Pythonのインストールとプログラムの実行 Chapter 2 はじめの一歩 - 基本的な文法について Chapter 3 リストや関数について Chapter 4 モジュールとパッケージ Chapter 5 実践編 - Pythonを実践で使おう Chapter 6 応用編 - オブジェクト指向について
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。