ISBN 9784873119137
サイトリライアビリティワークブック : SREの実践方法
- 出版社
- オライリー・ジャパン
- 刊行
- 2020-06
概要
『サイトリライアビリティワークブック — SRE の実践方法』(原題『The Site Reliability Workbook』、Betsy Beyer ほか共著、2020 年 6 月邦訳、オライリー・ジャパン)は、Google が提唱した SRE(Site Reliability Engineering) の 実践編。既刊『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング』が理論中心だったのに対し、本書は SRE を組織で具体的に導入するノウハウを事例とともに解説する。Google 内事例だけでなく、Evernote / The Home Depot / New York Times の SRE 導入事例も掲載。
想定読者
- SRE 導入を主導する立場の Engineering Manager / VP of Engineering
- Google SRE 本(理論編)を読み終え、実践導入のヒントを求める実務者
- DevOps / オブザーバビリティを「SRE 視点」で再整理したい中堅エンジニア
- 大企業の運用体制を SRE モデルに変革するアーキテクト
こんな人には向いていない
- SRE 本(理論編)未読の読者(本書は実践編、理論編との併読推奨)
- 小規模スタートアップで「SRE は重すぎる」段階の組織
- 特定ツール(Prometheus / Grafana / Datadog) の使い方を学びたい読者
読了後にできるようになること
- SLI / SLO / エラーバジェット を組織で運用する所作が分かる — 数値設計の現場感
- SRE と組織文化の関係が見える — 「SRE エンジニア」を作る前に文化を作る
- インシデント管理のプロセスが分かる — Post-mortem / Blameless Culture
- オンコール体制の設計が見える — ローテーション / アラート設計
本書のキー概念
- 第 1 部 SRE の基礎 — SLI / SLO / エラーバジェット
- 第 2 部 監視とアラート — オブザーバビリティ / Distributed Tracing
- 第 3 部 インシデント対応 — Post-mortem / On-Call ローテーション
- 第 4 部 キャパシティプランニング — リソース計算 / 過負荷対策
- 第 5 部 リリースエンジニアリング — Canary / Blue-Green / Feature Flag
- 第 6 部 SRE 導入の事例 — Evernote / The Home Depot / NYT
- 第 7 部 組織変革 — 開発と運用の境界、組織設計
- 第 8 部 演習問題 — 実務で起こりうる状況への対応
なぜ「SRE 実践の決定版」として残るのか
SRE 本(理論編)は概念中心で、実際の導入に迷う読者が多い。本書は 「組織に SRE を入れる時に何が必要か」を事例ベースで示す ため、SRE 導入の実務者に必須の 1 冊。Evernote 等の Google 外の事例が掲載されているのは、SRE を「Google だけのもの」と思い込まないために重要。オブザーバビリティ / DevOps の本と組み合わせて長く参照される。
関連書籍
- 『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング』 — 理論編、本書とペアで読む
- 『Infrastructure as Code』 — IaC との組み合わせ
- 『オブザーバビリティ・エンジニアリング』 — オブザーバビリティの深掘り
関連 Topic
- /topics/sre — SRE
- /topics/workbook — ワークブック・演習書
出版社による内容紹介
SREを組織で実践するためのノウハウを網羅し、事例を数多く紹介! SREの考え方や原則を組織に導入するための具体的な方法を事例とともに解説する書籍です。既刊書の『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング』はSREの考え方について理論を中心に書いた本でしたが、本書Workbookはそれとペアになる実践編として書かれた書籍です。Google内の事例だけでなく、Evernote、The Home Depot、New York Timesなどを掲載。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。