ISBN 9784040800202

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
著者
松尾 豊
出版社
KADOKAWA
刊行
2015-03

概要

ディープラーニングの本質と人工知能の到達点を概念から理解する

想定読者

AIや機械学習を初めて体系的に学ぶ学習者・実務者、およびJDLA G検定の受験準備をするエンジニア・ビジネスパーソン

こんな人には向いていない

  • Pythonでモデルを実装したいエンジニア(本書にコードは一切なく概念解説に特化しており、実装スキルは身につかない)
  • ディープラーニングの数理的詳細や研究レベルの知識を求める読者(数式はほぼ登場せず、技術的深掘りは別書が必要)
  • AIブームの歴史と深層学習の概要をすでに把握済みの人(既知の内容が大半を占め、新たな技術的知見の補充にはならない)

この本で身につくこと

  • 第一次〜第三次AIブームの技術的経緯と、なぜ深層学習が従来手法を突破できたかを説明できる
  • 「特徴量の自動学習」がディープラーニングの本質であることと、その社会的インパクトを言語化できる
  • 人工知能が得意とする課題と現時点での限界を、具体例を交えて非技術者に説明できる
  • G検定が要求するAI概論の基礎知識(AI定義・機械学習分類・深層学習の位置づけ)を体系的に整理できる
  • AIと人間の知能の差異・類似性について、研究者視点の論点を把握できる

章立て

(公式情報未確認 — 出版社公式ページの目次が公開され次第、本セクションを更新予定)

関連記事 / 参考情報

学習のヒント

  • 本書はコード・数式なしの読み物として設計されているため、1〜2日で通読してAI概論の全体像を掴んでから実装系書籍に進む順序が最も効果的。順序を逆にすると「木を見て森を見ず」になりやすい
  • G検定を目指す場合は本書で概念地図を作り、その後に公式テキスト・模擬試験で範囲を埋める使い方が複数の合格体験記で共有されている。本書だけで試験範囲を網羅しようとせず、出発点として使う
  • 第三次AIブームが始まった転換点(2012年ImageNet以降)の経緯を追う部分が本書の核心。「なぜ今ここまで来たのか」の文脈を掴む目的に絞って読むと密度の高い読了になる
  • 2015年刊行時点の著者見解(AIの意味理解・汎化能力に関する課題)を現在の大規模言語モデルと比較しながら読むと、技術進展の速さと課題の継続性が両方確認でき、単なる入門書を超えた視点が得られる

前提知識

  • 数学・プログラミングの事前知識は不要(高校教養レベルで読める)
  • AI・機械学習に関する用語の予備知識がなくても読み始められる

次に読む本

ゼロから作るDeep Learning

本書で概念を掴んだ後に、NumPyによる実装を通じてディープラーニングの仕組みを手を動かして確認する定番書。概念から実装への橋渡しとして最も参照されている

Pythonではじめる機械学習

scikit-learnを使った機械学習の実践入門として、本書の概念理解を実装スキルに接続する段階向け

深層学習(機械学習プロフェッショナルシリーズ)

数理的な基礎から深層学習を体系的に学びたい場合の次ステップ。本書との抽象度の落差が大きいため、実装入門を一冊挟んでから読むと吸収が早い

出版社による内容紹介

グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

質問に答えるだけで、
あなたに合う専門書が見つかる

IT・デザイン・士業・医療・経理・教育・研究 ほか、あらゆる分野の専門書と 「読む順序」(学習ロードマップ)を収録。何を選べばいいか分からなくても、 いくつかの質問に答えるだけでたどり着けます。