ISBN 9784048931106

JavaScript Primer 改訂2版 迷わないための入門書

JavaScript Primer 改訂2版 迷わないための入門書
出版社
ドワンゴ
刊行
2023-06

概要

ES2015以降のモダンJavaScriptを文法と実装の両面から体系立てて習得する

この本で身につくこと

  • let / const / アロー関数 / 分割代入 / スプレッド構文などES2015以降の中核構文を用途別に使い分けられる
  • this、プロトタイプ、クラスの挙動の違いを理解し、オブジェクト指向的なコードを読み書きできる
  • Promise と async / await の仕様を理解し、非同期処理を段階的に組み立てられる
  • 破壊的メソッド・参照の扱い・イミュータブル操作の違いを意識してバグを減らせる
  • Ajax 通信 / Node.js CLI / Todo アプリの 3 つのハンズオンを通じて、素の JavaScript だけで小さなアプリを組み立てられる
  • MDN や ECMAScript 仕様書を自力で参照して、将来の言語アップデートを追える基礎体力を持てる

想定読者

他言語でのプログラミング経験があり、モダンな JavaScript(ES2015 以降)を改めて文法から押さえ直したい実務エンジニア、あるいは React / Vue / Node.js などフレームワーク経由で JavaScript に入ったが、言語仕様そのものの理解が曖昧なまま来てしまった開発者。完全なプログラミング未経験者にとっては、中盤以降の抽象度がやや高いため、他の超入門書で基礎を補ってから臨むと吸収が早い。

外部の評価

Qiita / Zenn では「フレームワークから入ったが言語の基礎が不十分な開発者が、後から座学として読む本」としての評価が多く、特に破壊的メソッドや this の挙動に関する気づきを得たという感想が目立つ。一方で、プロトタイプや Promise の章は初学者には難所という意見も多く、著者自身も「完璧な理解を求めず、中級者になってから戻ってくる」読み方を推奨している。

学習のヒント

  • 第 1 部(基本文法)をいきなり完璧に読もうとせず、プロトタイプ / Promise / クラスの章は初読で詰まったら一度スキップして第 2 部(ユースケース)に進むと、実装の文脈から戻って読み直せる。
  • 書籍版と Web 版(jsprimer.net)は同内容で、Web 版は随時 ECMAScript アップデートが反映される。紙/Kindle で通読し、あとから復習や検索は Web 版、という併用が実用的。
  • 第 2 部の Ajax / Node.js CLI / Todo アプリは、写経ではなく自分のエディタで手を動かしながら進めるのが前提設計。完成後にあえて機能追加してみると、第 1 部の文法知識が実装選択肢として接続される。
  • 各章末の「MDN / ECMAScript 仕様書を引く」指示は飛ばさずに実行する。本書の狙いは「調べ方の土台を作ること」なので、暗記よりも参照経路を身体に入れる方が効く。

読む前の前提

  • 他言語でもよいので変数・関数・配列・条件分岐・ループといった基本的なプログラミング構造を扱えること
  • HTML / CSS の基本と、ブラウザの開発者ツール(Console タブ)で JavaScript を実行した経験
  • Node.js と npm が手元のマシンにインストールされ、ターミナルから node コマンドが叩ける状態

次のステップ

  • 初めてのTypeScript: 本書で JavaScript の言語仕様を押さえた直後に、同じ文法ベースで型システムを載せる TypeScript に進むのが最も自然な拡張ルート。
  • プログラミングTypeScript: 型の深い部分(条件型・mapped 型など)まで踏み込みたい場合の継続読書。JS Primer で得たプロトタイプ・クラス理解がそのまま活きる。
  • りあクト! TypeScriptで始めるつらくない React 開発: 言語基礎が固まった後、React エコシステムで実際にプロダクトを作る段階に進むための橋渡し役。

関連記事・言及記事


編集: book-enricher agent / sources: jsprimer.net / KADOKAWA 商品ページ / Qiita 1本 / Zenn 2本 / はてなブログ 1本

出版社による内容紹介

本書の「第1部 基本文法」では、JavaScriptの文法と機能について、実際の利用方法を示しながら解説しています。また「第2部 ユースケース」では、小さなアプリケーションを例にあげながら、JavaScriptの現実の開発での使い方にも言及しています。 本書は、プログラミング言語のリファレンスのようにJavaScriptのすべての機能を解説してはいません。ECMAScript 2015以降の新しい書き方を中心に、既存のコードに頻出する古い書き方を含めて解説しています。 JavaScriptは激しく変化している言語です。このような変化に対応できる基礎を身に付けられるよう、単に書き方を解説するのではなく、プログラミングの現場で直面する問題を自分自身で解決するのに必要な調査方法についても焦点を当てています。 初版からの変更点を次に示します。 ・ ECMAScriptの新しいバージョンであるES2020、ES2021、ES2022に対応した ・ 新しいECMAScriptの機能によって、使う必要がなくなった機能は非推奨へと変更した ・ 文字では想像しにくいビット演算、非同期処理などに図を追加した ・ PromiseとAsync Functionを非同期の処理の中心として書き直した ・ 一方で、エラーファーストコールバックは非同期処理としてはメインではなくなった ・ Array#includesという表記は、Private Classs Fields(#field)と記号が被るため廃止した ・ Node.jsでもECMAScript Modulesを使うようになり、CommonJSはメインではなくなった ・ Node.jsが12から18までアップデートし、npmは6から9までアップデート、各種ライブラリも最新にアップデートした ・ 読者からのフィードバックを受けて、全体をよりわかりやすく読みやすくなるように書き直した はじめに 著者紹介 第1部 基本文法 第1章 JavaScriptとは 第2章 コメント 第3章 変数と宣言 第4章 値の評価と表示 第5章 データ型とリテラル 第6章 演算子 第7章 暗黙的な型変換 第8章 関数と宣言 第9章 文と式 第10章 条件分岐 第11章 ループと反復処理 第12章 オブジェクト 第13章 プロトタイプオブジェクト 第14章 配列 第15章 文字列 第16章 文字列とUnicode 第17章 ラッパーオブジェクト 第18章 関数とスコープ 第19章 関数とthis 第20章 クラス 第21章 例外処理 第22章 非同期処理: Promise/Async Function 第23章 Map/Set 第24章 JSON 第25章 Date 第26章 Math 第27章 ECMAScriptモジュール 第28章 ECMAScript 第2部 ユースケース 第29章 アプリケーション開発の準備 第30章 ユースケース: Ajax通信 第31章 ユースケース: Node.jsでCLIアプリケーション 第32章 ユースケース: Todoアプリケーション 付録A 参考リンク集

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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