ISBN 9784062577694
入門者のExcel VBA
概要
VBA未経験者がExcel操作を自動化するプログラムを書けるようにする
想定読者
Excelは使えるがマクロ・VBAは未経験で、日常業務の繰り返し作業を自動化したい社会人や学生
こんな人には向いていない
- すでにVBAの基本文法を理解しており、クラスモジュールやオブジェクト指向設計を学びたい中級者以上には内容が不足する
- VBAを超えてPythonやRPAツールへの移行を検討しているエンジニアには別の選択肢が適している
- 2012年刊行のため、Excel 365やMicrosoft 365環境との細かい差異が生じている場合がある点を許容できない読者
読了後にできるようになること
- VBEでマクロを記述・実行するための基本操作手順
- Range/Cellsオブジェクトを使ったセルの読み書きと転記処理の書き方
- If文とSelect Case文による条件分岐の実装パターン
- For〜Nextループによる繰り返し処理とループ制御の書き方
- MsgBox・InputBoxなど代表的なVBA組み込み関数の使い方
- 動作確認しながら少しずつコードを積み上げる「小さく書いて確かめる」開発習慣
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 VBAとは何だろう — VBAとExcelマクロの関係を整理する導入章。既にマクロを知っている人は速読でよい
- 第 2 章 VBAを使ってメッセージボックスを表示させよう — VBEの基本操作とMsgBoxで環境確認。最初の動作成功体験として重要
- 第 3 章 VBAを使ってセルを操作しよう — Range/Cellsによるデータ読み書きが中心。実務直結度が最も高い章のひとつ
- 第 4 章 条件に応じた処理を行おう — If文による分岐処理。業務ロジックの核心になる部分なので丁寧に取り組む価値がある
- 第 5 章 同じ処理を繰り返し実行しよう — For〜Nextループ。セル範囲への一括処理で自動化の醍醐味が体験できる
- 第 6 章 VBA関数を学ぼう — DateなどVBA組み込み関数を紹介。実用的なプログラム作成に必要な道具立てを整える章
- 第 7 章 プログラムを改善しよう — コードの整理とデバッグの考え方。本書の仕上げとして読むと読後の実践につながりやすい
ハイライト
- 「数行書いて動作確認」を繰り返して進むので、手順通りにやれば、未経験者でも挫折せずに、必ずVBAのプログラムを書けるようになります。(本書の学習設計思想を最も端的に表している一文。短いサイクルで検証を繰り返す構成が初学者向けの最大の特徴)
外部からの言及
- 基本情報技術者試験のスプレッドシート問題対策として、マクロを書いたことがない人が「手を動かしながらトレーニングした」書籍として紹介されている。ブルーバックスの入門書として評判を聞いて選んだという文脈で言及されており、初回のマクロ学習素材として使われている様子がうかがえる(qiita)
編集メモ
Qiita直接言及記事1件(likes 22)のみ確認。楽天ランキング情報は未取得。入門VBA書籍の中では比較的薄い外部シグナル。ただし基本情報技術者試験のスプレッドシート対策として言及されており、特定ニーズでの参照実績はある
読む前に押さえておきたいこと
- Excelのセル参照・数式・シート操作など基本操作の経験
- プログラミング経験は不要。変数や条件分岐などの概念を本書で初めて学ぶ想定で書かれている
学習のコツ
- 1〜2章はVBEの操作確認が主目的なので、実際にExcelを開きながら手を動かして進める。読むだけでは定着しない
- 3章(セル操作)と5章(ループ)は業務への応用頻度が高い。この2章を押さえると日常業務の自動化イメージが具体的になる
- 7章(改善)は初読時に軽く読み流し、自分でコードを書き始めてから再読すると、デバッグの考え方が身につきやすい
- 本書で文法を習得した後は、自分の実際の業務ファイルに小さなマクロを書いてみることが次のステップとして効果的
出版社による内容紹介
手順通りにやれば必ずできるから、VBAのプログラミングが楽しくなる。VBAを使うと、面倒な複数のExcel操作をワンクリックで実行するしくみを作れます。本書は、典型的なVBAのプログラムを書きながら、基本的な文法を少しずつ学んでいくものです。「数行書いて動作確認」を繰り返して進むので、手順通りにやれば、未経験者でも挫折せずに、必ずVBAのプログラムを書けるようになります。 この一冊でExcelを動かすプログラムが書ける 手順通りにやれば必ずできるから、VBAのプログラミングが楽しくなる。 VBAを使うと、面倒な複数のExcel操作をワンクリックで実行するしくみを作れます。本書は、典型的なVBAのプログラムを書きながら、基本的な文法を少しずつ学んでいくものです。「数行書いて動作確認」を繰り返して進むので、手順通りにやれば、未経験者でも挫折せずに、必ずVBAのプログラムを書けるようになります。 次のようなVBAのプログラムを書けるようになります ●セルのデータを、指定した内容に書き換えるプログラム ●セルのデータを、指定の位置に転記するプログラム ●条件が成立する場合のみ、処理を実行するプログラム ●セルに現在の日付を表示させるプログラム ●同じ処理を繰り返すプログラム etc. 1章 VBAとは何だろう 2章 VBAを使ってメッセージボックスを表示させよう 3章 VBAを使ってセルを操作しよう 4章 条件に応じた処理を行おう 5章 同じ処理を繰り返し実行しよう 6章 VBA関数を学ぼう 7章 プログラムを改善しよう
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。