ISBN 9784062579629
脱入門者のExcel VBA 自力でプログラミングする極意を学ぶ
概要
Excel VBA入門者が実務で通用する中級プログラマへ脱皮する3つの力を養う
想定読者
Excel VBAの基本文法は理解しているが、動かないコードを自力で直せない・処理が遅い・仕様変更に弱いと感じているビジネスパーソンや事務担当者
こんな人には向いていない
- VBAをまったく触ったことのない完全な初学者。本書は前作『入門者のExcel VBA』の知識を前提とするため、基礎固めには前作が必要
- Python・PowerShell等への移行を検討しており、VBAスキルの深化を必要としない人には投資対効果が低い
- Excel 2019以降やMicrosoft 365の新機能(動的配列・LAMBDA等)を活用した最新手法を求める人には、2016年刊行のため対応範囲に限界がある
読了後にできるようになること
- VBEのデバッグ機能(ブレークポイント・ウォッチウィンドウ・ポップアップ)を使い、自力でコードの問題箇所を特定・修正できる
- 実行時エラーを事前に想定し、On Error構文や条件分岐を用いてエラーが表示されないプログラムを書ける
- 画面更新停止・計算方法切り替えなど処理速度を高める記述パターンを適用できる
- 定数・変数名・コメントを使い、処理対象の数や名前が変わっても修正箇所が最小限で済む変更耐性の高いコードを設計できる
- セル範囲の位置変更や列順入れ替えに強い記述方法を選択し、仕様変更リスクを構造的に下げられる
- CSVファイルを開かずにデータを直接読み込むテクニックなど、実業務の転記・集計処理に即応用できる作例を理解できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 入門者から脱入門者へステップアップするには — 入門者レベルの定義と中級へ進むために必要な3つの力を整理する章。本書全体の地図として最初に通読する
- 第 2 章 データを転記する処理を作成しよう — 複数ブック間の転記・CSVファイルの動的選択・条件分岐による転記先の振り分けなど、業務直結の実践作例を段階的に完成させる。最もボリュームが多く、手を動かしながら読む章
- 第 3 章 VBEのデバッグ機能を使いこなそう — ブレークポイント・ポップアップ・ウォッチウィンドウの使い方をケーススタディ形式で習得する。自力デバッグ力が身につく最優先の章
- 第 4 章 実行時エラーが表示されないように対処する — 発生を把握できるエラーと把握できないエラーの2パターンに分けて対処法を学ぶ。本番運用のマクロを安定させるうえで欠かせない内容
- 第 5 章 処理が速く、あとで変更しやすいプログラムを実現する — 速度最適化・コメント運用・定数活用・セル範囲耐性の記述まとめ。完成したマクロを長期運用するためのリファクタリング指針として繰り返し参照できる
ハイライト
- VBAのプログラミング上達に欠かせない『プログラムの問題点を見つけて修正する力』『処理が速いプログラムを書く力』『状況の変化に対応しやすいプログラムを書く力』について、実用性の高い作例をとおして学びます。(本書が入門書の次に何を提供するかを最も明確に示す一節。3つの力の定義が購入判断の核になる)
- 2万部突破のロングセラー『入門者のExcel VBA』の著者による新作です。前作で学んだ基礎知識をおさらいできる補足が各所にあるので、おさらいしながら読みたい人にも安心してお読みいただけます。(前作からの継続性と独立利用の両立を示す記述。前作未読者の参入ハードルを下げる設計が明示されている)
編集メモ
Qiita言及記事0件 / 累計likes 0。楽天ランキング情報なし。外部シグナルが確認できないため補完的選択肢として評価。前作が2万部超のロングセラーであることは書誌情報から確認できるが、本書自体の外部引用実績は計測不可
読む前に押さえておきたいこと
- VBAの基本構文(変数宣言・If文・For文・Do While文)を一度は書いたことがある経験
- Excelでマクロを有効にしてVBEを起動し、モジュールにコードを入力して実行できる操作の習熟
- 前作『入門者のExcel VBA』またはそれと同等の入門書を一冊読了していること(本書内に補足はあるが前提知識として期待されている)
学習のコツ
- 第3章(デバッグ機能)を第2章の作例が動かない場面でその都度参照する読み方が最も実践的。順番どおり読むより問題が起きたときに開く辞書的な活用が定着を速める
- 第2章は8つの小節が積み上げ式になっているため、途中で詰まったらその節のコードをダウンロードPDFで確認し、動く状態から差分を見る方法が効率的
- 第5章は読み終えた後に第2章で書いたコードを見直す場として使う。新しいコードを書くより既存コードを改善する実習として活用すると理解が定着する
- 巻末付録のExcel VBA基本書式一覧は、構文を忘れたときの即時参照用として印刷またはタブ付きで手元に置いておくと開発効率が上がる
出版社による内容紹介
2万部突破のロングセラー『入門者のExcel VBA』の著者による新作です。Excel VBAに入門した方のステップアップに必要な「3つの力」を中心に学べます。前作で学んだ基礎知識をおさらいできる補足が各所にあるので、おさらいしながら読みたい人にも安心してお読みいただけます。 2万部突破のロングセラー『入門者のExcel VBA』の著者による新作です。Excel VBAに入門した方のステップアップに必要な「3つの力」を中心に学べます。 前作で学んだ基礎知識をおさらいできる補足が各所にあるので、おさらいしながら読みたい人にも安心してお読みいただけます。 本書は、Excel VBAの入門者レベルの人が中級者へステップアップするためのものです。VBAのプログラミング上達に欠かせない「プログラムの問題点を見つけて修正する力」「処理が速いプログラムを書く力」「状況の変化に対応しやすいプログラムを書く力」について、実用性の高い作例をとおして学びます。 これ一冊で、効率よく上達しましょう。 本書で用いる作例のブック一式と、入力するコードをまとめて掲載したPDFを著者のウェブページからダウンロードできます。 なお、本書では以下の環境を使い、機能を確認して執筆しています。 Excel 2010(Windows 7)、Excel 2013(Windows 8.1)、Excel 2016(Windows 10) 本書に掲載している画面は、Excel 2010(Windows 7)のものです。 1章 “入門者”から“脱入門者”へステップアップするには 1.1 Excel VBAの“入門者”ができること 1.2 “脱入門者” へのステップアップに必要な「3つの力」 1.3 本書の学習に用いる作例について(転記処理に用いるブックやデータについて) 2章 データを転記する処理を作成しよう 2.1 完成までの大まかな道筋を立てよう 2.2 ブックを開く処理を作成しよう 2.3 単一のブック/ワークシートへデータを1 件転記 2.4 ワークシートの記述をまとめよう 2.5 データの内容に応じて転記先を決める 2.6 複数のデータを転記しよう 〜その1 2.7 複数のデータを転記しよう 〜その2 2.8 開くCSVファイルを選べるようにしよう 3章 VBEのデバッグ機能を使いこなそう 3.1 デバッグとは 3.2 デバッグ機能で「処理の流れ」をチェックする 3.3 「ポップアップ」で変数の値をチェックする 3.4 「ウォッチウィンドウ」で変数やプロパティなどの値をチェックする 3.5 実際にデバッグしてみよう(ケーススタディ1) 3.6 実際にデバッグしてみよう(ケーススタディ2) 4章 実行時エラーが表示されないように対処する 4.1 実行時エラーについて知ろう 4.2 発生を把握できる実行時エラーへの対処例 4.3 発生を把握できない/把握できても発生してしまう実行時エラーへの対処例 5章 処理が速く、あとで変更しやすいプログラムを実現する 5.1 「処理が速いプログラム」を実現する記述方法を学ぶ 5.2 変更しやすいプログラムに欠かせない「コメント」 5.3 処理対象の数や名前の変更に対応できる記述 5.4 セル範囲の位置変更や列の順番入れ替えに対応しやすくする記述 巻末付録 ・CSVファイルを開かずにデータを読み込む ・Excel VBA基本書式一覧
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。