ISBN 9784062598668
発達障害の子の「励まし方」がわかる本
概要
発達障害の子を4つのステップで本当の意味で励ます方法を習得する
想定読者
発達障害の子を持つ親、および学校・支援現場で発達障害の子と接する教師・支援者
こんな人には向いていない
- 発達障害の診断基準や医学的メカニズムを詳しく知りたい読者(本書は励ましの実践技法に特化しており、医学的解説は最小限)
- 発達障害支援の経験が豊富で独自の関わり方を確立している専門支援者(4ステップは入門〜中級レベルの体系化を対象とする)
- 子どもへの行動修正・問題行動への対処を主な目的とする読者(本書は内的な励ましと自己効力感の育成に焦点を当てている)
読了後にできるようになること
- 発達障害の子の感じ方・考え方が一般的な感覚とどう異なるかを具体的に理解できる
- 感情が高まっている局面でまず傾聴を優先し、言葉かけより先に話を聞くことの意味と手順を身につけられる
- 子どもが落ち着いた状態に応じた言葉かけの具体的なアプローチを選べるようになる
- 小さな成功体験を積み重ねて「できる」を増やし、不安をやわらげる関わり方を学べる
- 子ども自身が自分を励ます認知的アプローチの教え方を把握できる
- イラスト図解を通じて4ステップの流れを視覚的に整理し、実践場面ですぐ参照できる
本書のキー概念(章解説)
- プロローグ — 傷つき落ちこみやすい子どもたち — 発達障害の子の心理的背景を把握する導入。ステップ1に入る前に通読すると各ステップの必要性が腑に落ちる
- 第 1 章 ステップ1 — 最初は「話を聞くこと」が励ましに — 感情が高まっている局面でまず傾聴を優先するという、本書の最重要原則を扱う章
- 第 2 章 ステップ2 — 落ち着いてきたら「言葉かけ」を — ステップ1で落ち着きが戻った後に有効な具体的な声かけのアプローチ
- 第 3 章 ステップ3 — 「できる」を増やして不安をやわらげる — 小さな成功体験を積み重ねる関わり方の設計。自己効力感の向上を目的とした実践編
- 第 4 章 ステップ4 — 自分を励ます「考え方」を教えていく — 子ども自身の内的なセルフトークを育てる段階。本書の最終ゴールに相当する
ハイライト
- 発達障害の子は傷つきやすく、落ち込みやすいものです。でも親や先生が「大丈夫」「元気を出して」などと元気づけようとしても、その言葉が通じないことがあります。(一般的な励ましが通じない理由を端的に示す箇所。本書が必要とされる前提が凝縮されている)
- 本書では4つのステップで励ましていく方法をイラスト図解。最初は「話を聞くこと」。その後、落ち着いてきたら「言葉かけ」。そして「できる」を増やして不安をやわらげ、最後に、自分を励ます「考え方」を教えていきます。(4ステップの全体像を最も簡潔にまとめた箇所。本書の構成と学習ロードマップが一読でわかる)
編集メモ
Qiita言及0件・likes 0 / Rakutenランキング情報なし。外部シグナルによる根拠は確認できない。発達障害支援の実践書として2018年刊、講談社健康ライブラリースペシャルシリーズの一冊
読む前に押さえておきたいこと
- 発達障害の基本的な種類(ADHD・ASD等)の概念的理解(診断基準の詳細は不要だが、特性の大枠を把握しておくと読みやすい)
- 子どもと日常的に関わる立場(親・教師・支援者等)であること — 実践場面がないと各ステップの具体性が活かしにくい
学習のコツ
- プロローグで発達障害の子の心理的特性を理解してからステップ1に進むことで、各ステップが単なる手順ではなく必然的な流れとして納得しやすくなる
- ステップ1〜4は状態に応じた段階的な適用を前提としており、子どもがまだ落ち着いていない段階でステップ2以降に移ると逆効果になりやすい。現在のステップを意識した使い方が重要
- イラスト図解が多いため、実践前に該当ページを開いて手順を確認するリファレンス的な使い方も有効。全章通読後は場面別に参照できる
- 子ども一人ひとりの特性によって有効なアプローチは異なるため、各ステップの反応を観察しながら柔軟に調整する姿勢で活用すると実践効果が高まる
出版社による内容紹介
発達障害の子の感じ方や考え方は、親や先生とは違います。一般的な感覚で「大丈夫だよ」と声をかけても、「なにもわかってくれていない」と感じる場合もあり、励まし方の工夫が必要です。本書では4つのステップで励ましていく方法をイラスト図解。最初は「話を聞くこと」。その後、落ち着いてきたら「言葉かけ」。そして「できる」を増やして不安をやわらげ、最後に、自分を励ます「考え方」を教えていきます。 ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリースペシャル》 【本当の意味で励ます4つのステップ〜最初は「話を聞くこと」から】 発達障害の子は傷つきやすく、落ち込みやすいものです。 でも親や先生が「大丈夫」「元気を出して」などと元気づけようとしても、 その言葉が通じないことがあります。 彼らにはさまざまな特性があり、ほかの多くの子や親、先生とは 違うことで悩んだり、失敗したりしているからです。 人の助言を聞いて努力してもうまくいかない場合が多く、 相手も自分も信じられなくなっています。 ただ「大丈夫だよ」と声をかけても、その子が 「この人はなにもわかっていない」と感じるのは当たり前。違う励まし方が必要です。 本書では、発達障害の子を4つのステップで励ましていく方法を紹介します。 この4ステップで発達障害の子を本当の意味で励ませるようになります。 【本書の内容構成】 プロローグ 傷つき落ちこみやすい子どもたち ステップ1 最初は「話を聞くこと」が励ましに ステップ2 落ち着いてきたら「言葉かけ」を ステップ3 「できる」を増やして不安をやわらげる ステップ4 自分を励ます「考え方」を教えていく まえがき なぜ励ますことが必要なのか どんな励まし方が必要なのか プロローグ 傷つき落ちこみやすい子どもたち ステップ1 最初は「話を聞くこと」が励ましに ステップ2 落ち着いてきたら「言葉かけ」を ステップ3 「できる」を増やして不安をやわらげる ステップ4 自分を励ます「考え方」を教えていく
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。