ISBN 9784092173057

鳥 新版 : DVDつき 恐竜の子孫たち

鳥 新版 : DVDつき 恐竜の子孫たち
出版社
小学館
刊行
2015-06

概要

DNA解析と進化の視点で鳥類を体系的に理解する子ども向け本格図鑑

想定読者

鳥や恐竜に興味を持つ3歳〜小学校高学年の子ども、および子どもと一緒に学ぶ保護者

こんな人には向いていない

  • 野鳥観察の同定ツールとして精密な生態写真を求める上級バードウォッチャー(写真図鑑の補完が別途必要)
  • 大学・研究レベルの鳥類学・系統分類を学びたい専門家(本書は子ども向けの解説水準)
  • DVDの映像コンテンツ抜きで文字情報だけを参照したい読者(本書の特徴の一部はDVDと組み合わせて機能する)

読了後にできるようになること

  • DNA分析によって判明した鳥類の新しい系統分類(ハヤブサはタカではなくインコ・スズメ類に近い等)を説明できる
  • 羽毛恐竜の発見を根拠に鳥が恐竜の子孫である証拠(羽毛・体のつくり・翼と筋肉)を3段階で理解できる
  • 鳥の渡り・繁殖(巣・卵・ひなの成長)・バードウォッチングの基礎知識を身につけられる
  • 世界の鳥の地理区分と代表種(アフリカ・南北アメリカ・オセアニア・アジア・ヨーロッパ・日本)を概観できる
  • イラスト図鑑の見方(識別ポイント・大きさ比較・分類順の並び)を習得し、種の同定練習ができる
  • 絶滅した鳥・家きん・飼い鳥など、人と鳥の関わりの幅広い側面を把握できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 鳥のなかま分け — 全体の分類体系を最初に把握することで、後の各章が整理しやすくなる
  • 第 2 章 鳥と恐竜のひみつにせまる! — 鳥は恐竜の子孫だった — 20ページの巻頭特集。羽毛・体・翼の3段階で進化の証拠を示す。恐竜好きな子どもは最初にここを読むと入り込みやすい
  • 第 3 章 恐竜からの進化1 羽毛
  • 第 4 章 恐竜からの進化2 体のつくり
  • 第 5 章 恐竜からの進化3 つばさと筋肉
  • 第 6 章 そして恐竜は鳥になった
  • 第 7 章 鳥のくらしを見てみよう — 鳥のわたり・バードウォッチング・卵と巣・ひなの成長 — 身近な自然観察と直結する章。DVDの鳴き声クイズと組み合わせて活用すると効果的
  • 第 8 章 世界の鳥 — アフリカ・南北アメリカ・オセアニア・アジア・ヨーロッパ — 地理区別の構成なので、旅行先や国際ニュースと絡めて親が話題を広げやすい
  • 第 9 章 日本の鳥
  • 第 10 章 絶滅した鳥・家きん・飼い鳥・用語解説 — 人と鳥の関わりや環境問題への入口として読める補論セクション

ハイライト

  • 鳥の分類は、DNA分析によって大きく変わりました。ハヤブサはタカではなく、なんとインコやスズメに近かった!空を飛べないペンギンの親戚は、ゆうゆうと空を飛ぶアホウドリだった!(DNA解析による分類の刷新という本書の核心的独自性が最もわかりやすく示されている箇所)
  • 羽毛恐竜の発見によって、鳥は恐竜の子孫であることが定説となりました。今を生きる鳥と羽毛恐竜との共通点をさぐりながら、恐竜がどうやって空へと進出し、鳥として現代に生き残ったのか、その秘密に迫ります。(巻頭20ページ特集の主題を端的に表しており、購入動機として恐竜好きの子どもへの訴求力が高い)
  • イラスト図鑑のよさは、似たもの同士が同じ姿勢で並んで描かれている点にあります。比較したい形や色、模様などの識別ポイントを、頭の先から足の先まで明確に示せること、似たもの同士の大きさの違いを一目で把握できることが大きな特徴です。(写真図鑑との違いを編集担当者が明確に説明しており、購入判断の参考になる)

編集メモ

Qiita言及0件・Rakutenランキングデータなし。対象が子ども向け学習図鑑のため技術書プラットフォーム上の外部シグナルは存在しないが、小学館NEOシリーズはロングセラー定番シリーズであり書誌品質は高い

読む前に押さえておきたいこと

  • 特定の前提知識は不要(3歳から利用可能な設計)
  • 小学校高学年以上が最新DNA分類コラムを自力で読む場合は、生物の分類(界・門・綱・目・科・属・種)の基礎概念があると理解が深まる

学習のコツ

  • 恐竜に興味のある子どもは巻頭特集(p.26〜)から読み始め、進化の流れをつかんでから各種の解説ページへ進むと、鳥を見る視点が変わる
  • DVDの鳴き声クイズは図鑑本文と並行して活用する。聴覚と視覚を同時に使うことで種名の記憶定着が早まる
  • バードウォッチングのページ(p.18)を読んでから近所の公園で実際に観察し、帰宅後に図鑑で同定する往復学習が最も効果的
  • DNA分析コラムは大人が読み上げて補足説明を加えると、小学校低学年でも理解できる内容になっている
出版社による内容紹介

3歳から高学年まで長く使える本格鳥類図鑑 鳥の分類は、DNA分析によって大きく変わりました。本書では、子ども向け鳥類図鑑初の「最新DNA分析コラム」を導入。<ハヤブサはタカではなく、なんとインコやスズメに近かった!>、<空を飛べないペンギンの親戚は、ゆうゆうと空を飛ぶアホウドリだった!>といった、DNA分析ならではの新発見をわかりやすく解説しています。 また「鳥って恐竜の生き残りなの?」、「なぜ鳥は空を飛べるの?」といった鳥類の2大テーマを中心に解説する巻頭特集20ページは必見です。羽毛恐竜の発見によって、<鳥は恐竜の子孫>であることが定説となりました。今を生きる鳥と羽毛恐竜との共通点をさぐりながら、恐竜がどうやって空へと進出し、鳥として現代に生き残ったのか、その秘密に迫ります。この特集を読んだ後は、身近にいるスズメやカラスを見る目がきっと変わるはずです。 さらに、「ドラえもん・のび太のびっくりDVD」を封入。イギリスのBBCや国内の映像作家とNEO編集部が共同で制作した、75分のオリジナル自然映像集です。「鳥の鳴き声クイズ」では、鳴き声と映像の組み合わせで、知りたかったあの身近な鳥の名前を、家族みんなで楽しく覚えられます。 【編集担当からのおすすめ情報】 「イラストと写真、鳥はどちらの図鑑がいいの?」という声をよく聞きますが、順番をつけるなら、「鳥」はイラストの図鑑を先にそろえた方がよいと思います。 鳥の図鑑の多くは分類(つまり、似たもの同士)順で、ページ内にずらっと並んでいます。イラスト図鑑のよさは、似たもの同士が同じ姿勢で並んで描かれている点にあります。比較したい形や色、模様などの識別ポイントを、頭の先から足の先まで明確に示せること、似たもの同士の大きさの違いを一目で把握できることが、イラスト図鑑の大きな特徴です。 イラスト図鑑だけでは物足りなくなったら、異なるタイプの図鑑をそろえるのもよいと思いますが、子どもたちや初心者の方には、NEO新版「鳥」のようなイラスト図鑑で調べ、鳥の名前がわかる喜びや楽しさを知ってもらいたいです。 DVDと内容の紹介 ●前見返し この本の使い方 ●4 鳥のなかま分け ●26 <鳥と恐竜のひみつにせまる!> 鳥は恐竜の子孫だった ●6 恐竜からの進化1 羽毛 ●8 恐竜からの進化2 体のつくり ●10 恐竜からの進化3 つばさと筋肉 ●11 そして恐竜は鳥になった ●16 <鳥のくらしを見てみよう> 鳥のわたり ●18 バードウォッチング ●20 卵と巣 ●22 ひなの成長 ●24 <世界で見られる鳥> ■世界の鳥 ●28 <世界の美しい鳥> アフリカ ●48 南北アメリカ ●64 オセアニア ●74 アジア・ヨーロッパ ●84 <日本で見られる鳥> ■日本の鳥 ●88 <鳥にくわしくなろう> 世界の鳥の地理区 ●30 鳥、何でもクイズ ●117 家きん ●186 絶滅した鳥 ●188 鳥の体 ●190 用語解説 ●193 飼い鳥 ●後ろ見返し

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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