ISBN 9784262155616

マンガでわかる人工知能

マンガでわかる人工知能
出版社
池田書店
刊行
2017-11

概要

AI の仕組みと社会変革を非技術者がマンガで掴む

想定読者

AIという言葉は知っているが仕組みが全くわからないビジネスパーソン・学生・教育者。専門書を開く前の最初の一歩として読む層

こんな人には向いていない

  • 機械学習やディープラーニングを実装レベルで学びたいエンジニアには内容が浅すぎる
  • AIの倫理・社会的影響を論文レベルで掘り下げたい読者には記述が概観にとどまる
  • G検定など資格試験の対策書として使うには技術的詳細が不足している

読了後にできるようになること

  • 記号主義とコネクショニズムという人工知能の二大潮流の違いを説明できる
  • 機械学習・ディープラーニング・強化学習の関係性と役割分担を図解レベルで理解できる
  • シンギュラリティの概念と強いAI・弱いAIの区別を非技術者に説明できる
  • IoTやクラウドとAIが組み合わさることで何が変わるかを業務文脈で語れる
  • AIが得意な領域と人間が担うべき領域の現状認識を2017年時点の研究動向をもとに整理できる

本書のキー概念(章解説)

  • 序章: 人工知能って何だろう? — ゲームを通じたAIとの接点から説き起こす。技術アレルギーを和らげる章
  • 第 1 章 第1章: 人工知能はこうやって生まれた? — 記号主義とコネクショニズムという歴史的二潮流を整理。弱いAI・強いAIの定義もここで登場
  • 第 2 章 第2章: どうすれば人工知能は成長するの? — 機械学習の基本メカニズムを解説。精度要件のリアリティも触れる
  • 第 3 章 第3章: 人工知能は人間を超え始めた! — ディープラーニングによる認識能力の飛躍を扱う。2017年時点の研究水準が基準点
  • 第 4 章 第4章: 人工知能は社会をどう変えていくの? — IoT・クラウドとの融合、シンギュラリティの解説。ビジネス文脈で語りたい人に直結
  • 第 5 章 第5章: 私たちと人工知能の未来を見つめる — 代理エージェントとしてのAIという概念を提示。AIとの共存軸の整理に役立つ

ハイライト

  • 本書は、難しいことはわからないけど、人工知能が世の中をどう変えるのか知りたいという人のために、人工知能を丁寧に解説した本です(著者が最初に明言する対象読者の定義。技術書を期待して開くと期待とずれる可能性を最初に知らせる)
  • とてもシンプルに記載されているので、AIに興味を持つには良い本でした(G検定合格者がG検定勉強の入口として本書を読んだ際の評価。入門書としての機能を端的に示している)

外部からの言及

  • G検定の勉強を始める前の動機づけ・入門書として本書を読んだ記事があり、内容のわかりやすさは評価されているが、資格試験の技術的準備としては不十分という評価がセットで語られる(qiita)

編集メモ

Qiita言及2件(累計likes13、うち本書への直接評価は1件のみ)。Rakutenランキング情報なし。入門層向けの補完的選択肢として位置づける

読む前に押さえておきたいこと

  • AIや機械学習についての予備知識は不要。むしろ予備知識がない状態で読む方が本書の想定読者に合っている
  • ITシステムやプログラミングの経験は不問だが、ビジネスや社会課題への基本的な関心があると内容が身に入りやすい

学習のコツ

  • 第4章・第5章のシンギュラリティと社会変革の節は、ビジネス文脈でAIを説明しなければならない場面で即使える語彙を提供する。ここだけ先に読んでも目的を達せる
  • 本書のストーリー形式は一気読みを想定した設計になっているため、通勤・移動の2〜3時間で読み切ることを前提に時間を確保するとよい
  • 2017年出版のため、GPT・生成AI・LLMは登場しない。読了後に最新動向を補うリソースを別途用意することを前提に読む
出版社による内容紹介

本書は、「難しいことはわからないけど、人工知能が世の中をどう変えるのか知りたい」という人のために、人工知能を丁寧に解説した本です。ディープラーニング、機械学習、シンギュラリティなどよく聞くけど意味がわからない言葉の解説はもちろん、「人工知能って、結局何ができるの?」「人間を超えるとか、仕事が奪われるって聞くけど、大丈夫?」という素朴な疑問と、漠然とした不安にマンガで解説していきます。 ★マンガ+イラスト図解で、難しいテーマをわかりやすく解説! ★人工知能によって、世の中がどう変わるかがわかる! ★ビジネスパーソン、経営者はもちろん、 学生さん、親御さんや先生にもオススメ! 【あらすじ】 とある商社に務める誠司はある日、上司から「人工知能ロボットチョッパーを運用した新プロジェクトを立案せよ」との命令を受ける。「そもそも人工知能って何?」と頭を抱えた誠司は、甥である裕太の紹介で人工知能研究者だという京子と出会う。誠司はただチョッパーくんの使い方を聞きたかっただけなのだが、超がつく「人工知能オタク」である京子に人工知能のイロハのイから教わることに……。はたして誠司は無事に上司命令をクリアし、未来を変えることができるのか!? 序章 人工知能って何だろう? ・私たちはゲームを通じて人工知能と触れ合ってきた! ・そもそも「知能」ってなんだろう? 第1章 人工知能はこうやって生まれた? ・人工知能を発想した2人の天才 ・「記号主義」で人間の思考をマニュアル化 ・脳のしくみを再現!「コネクショニズム」 ・「弱いAI」「強いAI」 第2章 どうすれば人工知能は成長するの? ・「機械学習」で成長させる ・専門家と同じ知識を与える ・能力の幅を広げる「複数の脳」 ・「使えそう」レベルではNG! 第3章 人工知能は人間を超え始めた! ・ディープラーニングが感覚を与えた ・「見分ける」「聞き分ける」ことが可能に! ・人工知能が人間を感動させる日 ・変わった言葉の学び方 第4章 人工知能は社会をどう変えていくの? ・IoTとクラウドでさらに進化する ・未来の「よい事」と「心配事」 ・シンギュラリティとはいったい何だろう? 第5章 私たちと人工知能の 未来を見つめる ・人間との違いを改めて考える ・誤解を生まない人工知能との付き合い方 ・代理エージェントとして欠かせないパートナー

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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