ISBN 9784263265581
理学療法士・作業療法士PT・OT基礎から学ぶ病理学ノート第2版
概要
PT・OT国試の病理学を図表ドリル形式で段階的に習得する
想定読者
理学療法士・作業療法士の養成課程在学中で、病理学の基礎固めと国家試験対策を同時に進めたい学生
こんな人には向いていない
- 病理学の知識を臨床応用レベルで深堀りしたい既卒者や現職のPT・OT(本書の位置づけは国試対応の基礎整理であり、臨床応用には別書が必要)
- テキスト通読型の学習スタイルを好む人(本書は穴埋め・演習問題中心のドリル形式のため、受動的な読み進めには向かない)
- 他の医療職種(医師・看護師・薬剤師など)の国試対策(PT・OT試験の出題傾向に特化した演習問題を収録しており、他職種の範囲設定とは異なる)
読了後にできるようになること
- 病因論・腫瘍・炎症・免疫・循環障害など病理学の主要カテゴリを図表と穴埋め問題で体系的に整理できる
- 国家試験から厳選された演習問題を通じて、問われやすい病理学の論点を把握できる
- 神経疾患・運動器疾患・循環器疾患・呼吸器疾患など各臓器系の病理を、PT・OTの視点から必要な粒度で学べる
- 代謝異常・先天異常・老化現象など、リハビリテーション領域で関わる頻度の高い病態の基礎知識を身につけられる
- 改訂版としてイラスト・図表が刷新されており、視覚的なイメージがつかみにくい病理学的概念を視覚情報から補完できる
- 薬理の基礎章を含み、病理と薬物療法の関係を最低限の範囲で押さえられる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 病因論
- 第 2 章 腫瘍
- 第 3 章 炎症と感染症
- 第 4 章 免疫
- 第 5 章 循環障害
- 第 6 章 進行性病変
- 第 7 章 退行性病変
- 第 8 章 代謝異常
- 第 9 章 先天異常・奇形
- 第 10 章 老化現象
- 第 11 章 神経疾患の病理 — PT・OT双方の国試で出題頻度が高い範囲。第12章(運動器)とあわせて優先的に演習問題を解くと効率がよい
- 第 12 章 運動器疾患の病理 — リハビリテーション領域に直結する章。本書の中でも対象読者との関連が最も強い
- 第 13 章 循環器疾患の病理
- 第 14 章 造血器疾患の病理
- 第 15 章 呼吸器疾患の病理
- 第 16 章 消化器疾患の病理
- 第 17 章 その他の疾患の病理
- 第 18 章 薬理
ハイライト
- 基本となる図表を使用した穴埋め問題で理解を深め、国試から厳選抜粋した演習問題で実力を高めることで、基本をしっかりと学びつつ、段階的に無理なく基礎学力を身につけられる構成(本書の学習設計の核心が端的に示されており、対象読者が自分に向くかを判断するのに最も有用な一節)
- イメージのつかみにくい病理学を、よりわかりやすく学習できるよう、イラストや図表を工夫して、見やすさを重視し、使いやすさを向上させた(第2版での改訂の主眼が視覚的改善にあることを示す記述。初版からの乗り換えを検討する読者の判断材料になる)
編集メモ
Qiita記事0件・likes 0件。医療資格系書籍はQiitaへの言及がほぼなく、シグナル数値に基づくとsupplementaryに分類される。ただしこれは評価の低さではなく、計測媒体の性質による。楽天ランキング情報なし
読む前に押さえておきたいこと
- 高校生物レベルの細胞・組織・器官の基本概念(細胞分裂、体細胞と幹細胞の違い程度)
- 人体解剖学の基礎(主要臓器の位置と機能の概略)。解剖学を並行して学習中の段階でも使用可能
学習のコツ
- まず各章の図表穴埋め問題で概念のアウトラインをつかみ、その後に演習問題に取り組む順序が本書の設計に沿っている。章をまたいで先に読み進めるよりも、1章ずつ完結させるほうが定着しやすい
- 第11章(神経疾患)と第12章(運動器疾患)はPT・OTの臨床実習とも関連が深い。国試直前期にはこの2章の演習問題を繰り返し解くことで、頻出分野の抜けを確認する使い方ができる
- 第18章(薬理)は病理学の枠を超えるが、他の薬理専門書への橋渡しとして概観を把握する程度の利用にとどめ、詳細は薬理専用テキストで補完するのが合理的
- 第1〜5章(病因論・腫瘍・炎症・免疫・循環障害)は後半の臓器別章の基盤となる。この前半ブロックを確実に固めてから臓器別に進むと、各疾患の病態理解がスムーズになる
出版社による内容紹介
●PT・OTの病理学の授業で扱う項目について,ビジュアルなイラストや図表を用いて「ドリル形式」でまとめた知識の整理ノート. ●基本となる「図表を使用した穴埋め問題」で理解を深め,国試から厳選抜粋した「演習問題」で実力を高めることで,基本をしっかりと学びつつ,段階的に無理なく基礎学力を身につけられる構成. ●改訂では,イメージのつかみにくい病理学を,よりわかりやすく学習できるよう,イラストや図表を工夫して,見やすさを重視し,使いやすさを向上させた. ●最新の知見に沿って内容を全体的に見直し,また最近の国試の傾向に沿って演習問題の入れ替えも実施した. 第1章 病因論 第2章 腫瘍 第3章 炎症と感染症 第4章 免疫 第5章 循環障害 第6章 進行性病変 第7章 退行性病変 第8章 代謝異常 第9章 先天異常・奇形 第10章 老化現象 第11章 神経疾患の病理 第12章 運動器疾患の病理 第13章 循環器疾患の病理 第14章 造血器疾患の病理 第15章 呼吸器疾患の病理 第16章 消化器疾患の病理 第17章 その他の疾患の病理 第18章 薬理
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。