ISBN 9784274068850
すごいHaskellたのしく学ぼう!
概要
型・遅延評価・モナドをゼロから体系的に習得するHaskell入門
想定読者
他言語での開発経験を持ち、関数型プログラミングの概念を基礎から理解したいプログラマー
こんな人には向いていない
- すでにHaskellを業務で活用しており、型システムの理論的背景や圏論の詳細を求める上級者には説明の深さが物足りない
- 2012年刊行の翻訳書のため、GHC・Stack・Cabalなど現代のHaskellエコシステムの最新事情は別途補完が必要であり、環境構築を書籍だけで完結させたい読者には不向き
- 即戦力のWebアプリケーション開発レシピを求める読者には、言語概念中心の構成が遠回りに感じる
この本で身につくこと
- 型推論と型クラスの仕組みを自分の言葉で説明できる
- 遅延評価と無限リストのパターンを実際のコードで扱える
- ファンクター・アプリカティブファンクター・モナドの階層関係を把握し、Maybe/List/IOの使い分けができる
- do記法がモナド操作の糖衣構文であることをコードレベルで確認できる
- パターンマッチングと高階関数を組み合わせた純粋関数型スタイルのコードが書ける
- Java・Python・JavaScriptなど他言語の設計判断をHaskellの概念から再評価できる視点を持てる
ハイライト(外部からの言及)
型、遅延評価、モナドといった難しい概念にも自然に慣れていけるよう工夫された構成、他の言語経験者への配慮に加え、原著者による楽しいイラストによって、もっとも分かりやすいHaskell本として、高く評価されています。 — 出典
本書の設計意図と対象読者が最も端的に表現されている。難しい概念への段階的なアプローチが本書の核心
読了後にできること
Before(読む前): モナドという概念を調べるたびに圏論的な定義の壁にぶつかり、実際のHaskellコードでどう使えばよいか分からなかった
After(読み終えた後): Maybe・List・IOモナドの具体的な使い方とdo記法がモナドチェーンの糖衣構文であることをコードで確認でき、他言語のasync/awaitやOptionalの設計意図も源流から理解できる
章立て
(公式情報未確認 — 出版社公式ページの目次が公開され次第、本セクションを更新予定)
関連記事 / 参考情報
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学習のヒント
- 各章のサンプルコードは必ずGHCiで実際に動かすこと。特にリスト内包表記・パターンマッチング・型クラスの章は、REPLでの試行錯誤が理解の定着に直結する
- モナドの章は1周目で完全に理解しようとしなくてよい。まずコードを動かして結果を確認し、「Twitterを巡回していてわかったHaskell初心者が躓きやすいポイント8つ」で補完してから再読すると回収率が上がる
- 2012年刊行のため、GHCiの起動コマンドやStack/Cabalの設定は公式ドキュメント(haskell.org)で補完しながら進めること。環境構築で詰まると学習が止まるため、先に確認を推奨する
- 読了後に「JavaScriptのasync/awaitはどこから来たのか?」を読むと、本書で学んだモナドの概念が現代の主流言語機能と接続され、習得した知識の応用範囲を実感できる
前提知識
- 何らかのプログラミング言語(Python・JavaScript・Java等)での開発経験(入門レベル以上)
- 関数・引数・戻り値の概念と再帰の基本的な理解
- GHCのインストールと基本的なターミナル操作(公式サイトでの事前セットアップを推奨)
次に読む本
プログラミングHaskell 第2版
本書で直感的に習得した概念をより体系的に整理し、パーサコンビネータや高度な型クラス活用へ進む際の定番
Real World Haskell
概念の基礎を固めた後、実際のアプリケーション開発・ライブラリ活用・パフォーマンスチューニングに進むための実践書
型システム入門 プログラミング言語と型の理論
本書で直感的に触れた型理論の背景を形式的に理解したい場合の発展書。コンパイラや言語設計に興味が広がった読者向け
出版社による内容紹介
Haskellの達人たちが推薦する楽しい入門書 丁寧な解説とポップな例題で本物のHaskellプログラミングを習得できる入門書。 原書の"Learn You a Haskell for Great Good!"は、型、遅延評価、モナドといった難しい概念にも自然に慣れていけるよう工夫された構成、他の言語経験者への配慮に加え、原著者による楽しいイラストによって、もっとも分かりやすいHaskell本として、高く評価されています。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。