ISBN 9784274219894

ネットワークセキュリティ

ネットワークセキュリティ
刊行
2017-08

概要

ネットワーク基礎から暗号・認証・Webセキュリティ技術を体系的に習得する

想定読者

情報系学科でセキュリティを学ぶ学生、またはネットワークの基礎知識を持ちセキュリティ全般を体系的に学び直したいエンジニア

こんな人には向いていない

  • 実践的なペネトレーションテストやハンズオン演習を求める実務者(本書は教科書として理論・原理を優先した構成)
  • すでに暗号理論・PKI・TLSを業務で扱っている中上級エンジニア(既知の概念の比重が大きくなる)
  • 特定のセキュリティツールや製品の操作手順を求める読者(製品依存の実装例ではなくプロトコル・技術原理が中心)

読了後にできるようになること

  • ファイアウォールの動作原理とパケットフィルタリング・ステートフルインスペクションの違いを説明できる
  • 共通鍵暗号と公開鍵暗号の仕組みと用途の違いを原理から理解し、適切な使い分けを判断できる
  • PKIの信頼チェーンとSSL/TLSハンドシェイクのフローを一貫して説明できる
  • メール・Webそれぞれのセキュリティ技術(SPF・DKIM・HTTPS等)の目的と限界を把握できる
  • マルウェアの分類と感染経路・対策手法を体系的に整理できる
  • プライバシー保護技術とFintechにおけるコンテンツ保護の概要を理解できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 情報システムとサイバー攻撃 — 攻撃の全体像を掴む導入章。後続の技術章の文脈として最初に読む
  • 第 2 章 ファイアウォール — 境界防御の基本。ネットワーク寄りのエンジニアには特に実務参照価値が高い
  • 第 3 章 マルウェア
  • 第 4 章 共通鍵暗号 — AES等の対称暗号の原理。5章と対で読むと暗号体系の全体像が固まる
  • 第 5 章 公開鍵暗号 — RSA・楕円曲線の仕組みを理解する章。4章との対比で読むと効率的
  • 第 6 章 認証技術
  • 第 7 章 PKIとSSL/TLS — 証明書チェーン・TLSハンドシェイクを扱う実務直結度の高い章
  • 第 8 章 メールセキュリティ
  • 第 9 章 Webセキュリティ — XSS・CSRF・SQLインジェクション等Webアプリ開発者に直結する内容
  • 第 10 章 コンテンツ保護とFintech
  • 第 11 章 プライバシー保護技術

ハイライト

  • 通信ネットワーク・システムの基本的なしくみをあらかじめ解説したうえで、さまざまな脅威とそれに対する暗号技術や認証管理などのセキュリティ技術についてわかりやすく解説する(ネットワーク基礎からセキュリティ技術まで一冊で体系化するという本書の設計方針が端的に示されている)

編集メモ

外部シグナル(Qiita記事・楽天ランキング)は今回の入力に含まれておらず、数値根拠が取得できなかった。書誌情報のみを根拠に supplementary とした

読む前に押さえておきたいこと

  • TCP/IPプロトコルスタックの基礎(IPアドレス・ポート・ルーティングの概念)
  • OSI参照モデルの各レイヤの役割についての基本的な理解
  • プログラミング言語の知識は必須ではないが、情報処理系の基礎学習(2進数・論理演算等)があると暗号章の理解が深まる

学習のコツ

  • 1章でサイバー攻撃の全体像を把握してから、4・5章(暗号)→6章(認証)→7章(PKI/TLS)の順に読むと技術の積み上げがスムーズになる
  • 9章(Webセキュリティ)はWebアプリ開発経験があれば独立して読み始めても理解しやすい
  • 章末問題がある場合は演習として解くことで、用語の定義と原理の理解度を自己確認できる
  • 教科書として使う場合、2章(ファイアウォール)と7章(PKI/TLS)は実務エンジニアの辞書的リファレンスとしても機能する
出版社による内容紹介

通信ネットワークシステムの基本からセキュリティ技術までがわかる教科書 本書は、情報系の大学学科の専門科目である「情報セキュリティ」「ネットワークセキュリティ」の教科書です。インターネットをはじめとした各種通信ネットワーク・システムの基本的なしくみをあらかじめ解説したうえで、さまざまな脅威とそれに対する暗号技術や認証管理などのセキュリティ技術についてわかりやすく解説するものです。 1章 情報システムとサイバー攻撃 2章 ファイアウォール 3章 マルウェア 4章 共通鍵暗号 5章 公開鍵暗号 6章 認証技術 7章 PKIとSSL/TLS 8章 メールセキュリティ 9章 Webセキュリティ 10章 コンテンツ保護とFintech 11章 プライバシー保護技術

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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