ISBN 9784285155464

おとなのためのピアノ教本(3)

おとなのためのピアノ教本(3)
刊行
2026-04

概要

大人のピアノ再開者が親しみやすい名曲で中級技術を積み上げる

想定読者

ピアノを趣味として再開・継続している大人の学習者で、童謡・唱歌から始めてポップス・クラシックの名曲を弾きこなしたい人

こんな人には向いていない

  • すでに中級以上の技術があり、演奏曲目の難易度向上を求める人には収録曲の難易度が物足りない場合がある
  • クラシックの基礎技術(ハノン・ツェルニー系)を体系的に積み上げたい人には曲集主体のアプローチが合わない
  • ピアノをまったく触ったことがない完全初心者には第3巻から始めるのは難しく、第1巻から順番に取り組む必要がある

読了後にできるようになること

  • ワルツのリズムパターン(テネシーワルツ等)を安定したテンポで弾く技術
  • 長調・短調をまたいだ和音伴奏の左手パターンを曲の流れに合わせて変化させる感覚
  • モーツァルト(交響曲第40番)やブラームス(ハンガリア舞曲第5番)などクラシック原曲のピアノアレンジを読み解く力
  • アドリブの基礎として、コード進行に乗ったメロディーの即興演奏を体験する入口
  • ショパン(ノクターン)やグリーグ(山の魔王)など様式の異なる曲を表情豊かに弾き分ける表現力

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 浜辺の歌 — 日本の叙情歌。穏やかなメロディーラインで指のスムーズな流れを養う
  • 第 2 章 はじめてのアドリブ — 本書の独自セクション。コード上での即興を初体験できる実践的な課題
  • 第 3 章 ホフマンの舟歌 — オッフェンバック原曲。3拍子の揺れを自然に出す練習として最適
  • 第 4 章 山の魔王の宮殿にて — グリーグ。クレッシェンドを段階的にコントロールする表現技術の課題
  • 第 5 章 今日の日はさようなら — 親しみやすい合唱曲。和音付けのシンプルな伴奏スタイルを習得
  • 第 6 章 テネシーワルツ — カントリーワルツの代表曲。3拍子の安定したリズム感を磨く
  • 第 7 章 愛のセレブレイション — ポップス系。現代的なコード進行に慣れる素材
  • 第 8 章 シェリトリンド — メキシコ民謡。異国情緒ある旋律で音楽の多様性を体感
  • 第 9 章 翼をください — 日本の定番合唱曲。歌い手の気持ちに寄り添う伴奏付けを学ぶ
  • 第 10 章 乾杯の歌 — ヴェルディ原曲。オペラ旋律のダイナミクスを表現する
  • 第 11 章 交響曲第40番 — モーツァルト。クラシックアレンジの読み方と古典派の様式感を体験
  • 第 12 章 教会にて — ドヴォルザーク原曲。穏やかなテンポで音の粒をそろえる練習に向く
  • 第 13 章 家路 — ドヴォルザーク。誰もが知るメロディーを丁寧に仕上げる充実感が得られる
  • 第 14 章 オーラリー — アメリカ民謡。シンプルな構造の中で音の強弱をつける練習素材
  • 第 15 章 プレリュード — ショパン風の様式。流れるような音型を指に染み込ませる
  • 第 16 章 ハンガリア舞曲第5番 — ブラームス。テンポの緩急(ルバート)を意識して弾く中で表現の幅が広がる
  • 第 17 章 時のたつまま — 映画『カサブランカ』主題歌。ジャズ的な雰囲気に触れる素材
  • 第 18 章 サウンド・オブ・ミュージック — ミュージカル曲。豊かな和音と歌うようなメロディーを両立させる課題
  • 第 19 章 嘘は罪 — カバレフスキー原曲。短調の曲特有の陰影ある表現を練習
  • 第 20 章 ノクターン — ショパン。装飾音・アルペジオを伴う感情表現の集大成的な曲として位置付けられる
  • 第 21 章 交響曲第3番 — ブラームス原曲。クラシックアレンジ読解力の総まとめとして本書を締めくくる

編集メモ

Qiita 引用 0件 / 累計 likes 0。外部言及シグナルは確認できず。ドレミ楽譜出版社の大人向けピアノシリーズは国内定番教材として長年販売継続中だが、オンライン言及データは今回の収集範囲では得られなかった

読む前に押さえておきたいこと

  • ト音記号・ヘ音記号の基本的な音符読み(第2線〜第4間程度)
  • 4分音符・2分音符・付点2分音符の拍感が身についていること
  • 本シリーズ第1・2巻、または同等レベルの教材で基礎的な両手演奏の経験があること

学習のコツ

  • 第2番『はじめてのアドリブ』は他の曲と性格が異なる。最初は飛ばして慣れた曲が増えてから取り組むと、コード感への理解が深まった状態で挑める
  • ノクターン(第20番)は本書の難易度上限に近い。第15番プレリュードと第16番ハンガリア舞曲でアーティキュレーションの経験を積んでから着手すると挫折しにくい
  • クラシック系の曲(第4、11、16、21番)は原曲の音源を事前に一度聴いてから譜読みすると、どこに向かって弾けばよいかのイメージが早く掴める
  • ワルツ系(第3、6番)は左手のベース音と和音の切り替えを個別に練習してから両手合わせると習得が速い
出版社による内容紹介

1:浜辺の歌 2:はじめてのアドリブ 3:ホフマンの舟歌 4:山の魔王の宮殿にて 5:今日の日はさようなら 6:テネシーワルツ 7:愛のセレブレイション 8:シェリトリンド 9:翼をください 10:乾杯の歌 11:交響曲第40番 12:教会にて 13:家路 14:オーラリー 15:プレリュード 16:ハンガリア舞曲第5番 17:時のたつまま 18:サウンドオブミュージック 19:嘘は罪 20:ノクターン 21:交響曲第3番

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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