ISBN 9784295005735
Ethereum+Solidity入門 : Web3.0を切り拓くブロックチェーンの思想と技術
概要
イーサリアムの思想とSolidityの基礎を体系的に学ぶ
想定読者
ブロックチェーンをビジネスに導入する前に技術的背景を押さえたい非技術職・ビジネス担当者、およびSolidityによるスマートコントラクト開発の入口を探しているエンジニア。仮想マシン・ウォレット・暗号資産の移動・経済設計といったイーサリアムの全体像を、断片知識ではなく一本の筋として理解したい方に向いています。
こんな人には向いていない
- すでにSolidityでスマートコントラクトを実装した経験があり、DeFiやNFTなど実践的なプロトコル実装のパターンを求めている開発者には、基礎の比重が大きく物足りない内容です。
- EIP-1559以降のガスモデルやMerge後のPoS、ERC-721/ERC-1155など2019年以降に確立した最新仕様を学びたい方には、出版時期の都合で対象外となります。
- ブロックチェーンの暗号理論や数学的基礎を厳密に掘り下げたい読者には、概念中心の記述では理論面が薄く感じられます。
読了後にできるようになること
- イーサリアム仮想マシン(EVM)の役割と、スマートコントラクトが実行される仕組みを説明できるようになる
- ウォレットと秘密鍵の関係、暗号資産が移動するフローを理解できる
- SolidityのコードとEthereumネットワーク上での動作を結びつけて読めるようになる
- ガス・マイニング・コンセンサスといった経済的インセンティブ設計の概要を把握できる
- イーサリアムがビジネス基盤として担う社会的役割を、自分の言葉で説明できる
ハイライト
- イーサリアムは、ブロックチェーンを新世代のビジネス基盤へと進化させた。仮想マシン、ウォレット、暗号資産の移動、プログラミング言語、社会的役割まで浮き彫りにします。(本書の射程が技術実装にとどまらず社会・ビジネス文脈まで広がることを示す箇所)
- ノンプログラマーの方もプログラマーの方もブロックチェーンをビジネスに導入する前に知っておきたい、イーサリアムの基本をたっぷり解説します。(想定読者の幅広さと、本書が基礎の網羅に重点を置く姿勢を示す箇所)
編集メモ
Qiita言及記事0件(ISBNおよびタイトル検索で確認済み)、Rakutenランキング情報なし。2019年出版でEthereumエコシステムが大きく変化したため、同テーマのより新しい書籍と併用する補完的位置づけ。
読む前に押さえておきたいこと
- HTTPとP2Pネットワークの基礎概念(TCP/IPの詳細までは不要だが、分散システムが何かを説明できるレベル)
- 公開鍵暗号の基礎(RSAや楕円曲線の数学は不要、概念のみ)
- ビットコインの仕組みの概要(ブロックチェーン=改ざん耐性のある分散台帳という理解)
学習のコツ
- プログラマーでない読者は前半の概念説明を丁寧に読み、EVMとスマートコントラクトの関係を図として手元に書き起こしてから実装パートに進むと理解が定着しやすいです。
- Solidityのコードサンプルは2019年時点の仕様のため、Remix IDEで動かす際はコンパイラのバージョンを0.5.x系に固定すると、書籍どおりの挙動を再現しやすくなります。
- ビジネス担当者は社会的役割を扱うパートを最初に読み、技術章の読む順序と優先度を決めてから通読すると、約310ページの分量でも効率よく要点を拾えます。
- 2019年出版の前提を踏まえ、最新のガスモデルやPoSへの移行は別の新しい資料で補いながら読むと、本書の普遍的な部分と時代依存の部分を切り分けられます。
出版社による内容紹介
「イーサリアムは、ブロックチェーンを新世代のビジネス基盤へと進化させた」と言われています。そこで本書では、イーサリアムの普遍的な技術思想と基本要素を説明。仮想マシン、ウォレット、暗号資産の移動、プログラミング言語、社会的役割まで浮き彫りにします。ノンプログラマーの方もプログラマーの方もブロックチェーンをビジネスに導入する前に知っておきたい、イーサリアムの基本をたっぷり解説します。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。