ISBN 9784295006053
ストーリーで学ぶ ネットワークの基本
概要
ストーリー形式でネットワーク実務の基礎知識を体系的に習得する
想定読者
情報システム部門やインフラ業務に初めて携わるエンジニア、およびネットワークスペシャリスト試験の学習基盤を固めたい学習者。机上の暗記ではなく実務と結びついた形で基礎を身に付けたい人に向いている。
こんな人には向いていない
- すでにネットワーク機器の設定・運用経験があり実践的なトラブルシューティングを求める中級者以上には、基本事項の比重が大きすぎる
- TCP/IPの深い仕組みやプロトコルの内部実装まで踏み込みたい読者には、入門書としての性格上カバー範囲が浅い
- 英語圏の技術ドキュメントやRFC原典を直接参照したい上級者には別書を選ぶほうが効率的
読了後にできるようになること
- OSI参照モデルの各層の役割とプロトコルの対応関係を実務の文脈で説明できる
- IPアドレス設計、サブネット分割、ルーティングの基本を実際のコマンド出力例と合わせて理解できる
- スイッチングとVLANの動作原理、ネットワーク機器の操作手順を写真付きで把握できる
- DNS・DHCP・HTTP などのアプリケーション層プロトコルの仕組みを実務との接点で理解できる
- ネットワークトラブルが発生したときの調査・切り分けの基本的な考え方を学べる
- ネットワークスペシャリスト試験の午前問題レベルで問われる基礎知識を体系的に整理できる
ハイライト
- ネットワークの基本というと、大量の知識をひたすら暗記する単調な学習になりがちです。本書では、情報システム部に配属となった主人公がネットワークトラブルを解決しながら成長していくというストーリーに沿って解説を展開しているので、楽しく学べます(ストーリー仕立てという本書の最大の差別化ポイントが出版社説明文に端的に示されている)
- 入門書でありながら、ネットワーク機器の操作手順、豊富な写真やコマンド出力例などを掲載。机上の知識ではなく、きちんと実務とひもづけられる知識として身に付きます(単なる概念書に留まらず実機操作まで踏み込んでいる点が入門書としての独自価値を示す)
外部からの言及
- ネットワークスペシャリスト試験の学習記事において、試験対策の基礎固め用参考文献として複数の学習ノートに列挙されている。TCP/IP・DNS・ルーティングといった基本概念の理解に活用されているが、詳細な評価コメントは少なく、学習補助書としての位置づけが中心。(qiita)
編集メモ
Qiita 上で確認できた言及記事は 2 件(いずれも同一著者 @AsahinaKei)、likes 合計 5(3 + 2)。ネットワークスペシャリスト試験学習ノートの参考文献として列挙されている形式での引用にとどまる。essential 基準(記事 10 件以上・likes 200 以上)・practical 基準(5 件以上)のいずれも未達のため supplementary と判定。
読む前に押さえておきたいこと
- TCP/IP の言葉を耳にしたことがある程度で十分。プログラミング経験は不要
- Windows または Linux の基本的なコマンド操作(ping、ipconfig/ifconfig 程度)ができると実機確認に役立つ
学習のコツ
- ストーリー部分は読み飛ばさず最初から順に読む。主人公がはまるトラブルのシナリオが各技術概念の動機付けになっており、順序を崩すと学習効率が落ちる
- コマンド出力例や機器写真が豊富なため、実際に手元でパケットキャプチャ(Wireshark)や ping/traceroute を動かしながら読むと理解が定着しやすい
- ネットワークスペシャリスト試験を目指す場合、本書で概念を把握した後、著者の別シリーズ(ネスペ過去問解説)へ進む流れが自然
- VLAN・ルーティング・DNS の章は特に実務頻度が高いため、一読後に自分でコマンド手順を書き出して確認するとよい
出版社による内容紹介
ネットワークの基本というと、大量の知識をひたすら暗記する単調な学習になりがちです。本書では、「情報システム部に配属となった主人公(成子)が、ネットワークトラブルを解決しながら成長していく」というストーリーに沿って解説を展開しているので、「楽しく」学べます。また、入門書でありながら、ネットワーク機器の操作手順、豊富な写真やコマンド出力例などを掲載。机上の知識ではなく、きちんと実務とひもづけられる知識として身に付きます。ベテランの現役SEである著者が、最新のトレンドに合った技術を紹介しています。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。