ISBN 9784296071166
図解CIOハンドブック 改訂6版
概要
CIOとIT部門リーダーの実務知識を体系で押さえる
想定読者
CIO・IT/デジタル部門のマネジメント層、およびその候補となる中堅以上のITリーダー。戦略から組織・リスクまで自部門の守備範囲を俯瞰したい人に向きます。
こんな人には向いていない
- 個別技術の実装手順を深く学びたいエンジニア。本書は経営・管理レイヤの俯瞰が主眼で、コードや製品の詳細には踏み込みません。
- 1テーマを腰を据えて深掘りしたい読者。見開き2ページ構成のため、各論は要点の提示にとどまります。
- すでにIT戦略・ガバナンス・リスク管理を統括して運用している熟練CIO。既知の整理が中心になる場面が多くなります。
読了後にできるようになること
- IT戦略の策定からITガバナンス、投資・コスト管理までマネジメント層が押さえるべき論点を一通り把握できる
- 組織・人材・パートナー戦略・組織風土といった、技術以外のIT運営課題を構造的に整理できる
- 生成AI・アナリティクス・レガシーモダナイゼーションなど、AI時代に問われる重要技術の位置づけを掴める
- 情報セキュリティリスクや大規模災害リスクを含むITリスク管理の全体像をチェックリスト的に確認できる
- 自社に不足しがちな視点を、見開き単位で素早く参照・点検できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 第1部 ITマネジメント(戦略策定・ITガバナンス・投資/コスト管理・組織/人材・パートナー戦略・組織風土・グローバルIT運営) — 経営とITの接続を担うCIOの中核領域。自部門の戦略・組織を点検する起点になる
- 第 2 章 第2部 ITケイパビリティ獲得(超上流デザイン・UI/UX・アナリティクス・デジタルビジネス基盤・AI時代の重要技術・開発手法・ITサービス管理・レガシーモダナイゼーション) — DXと生成AIを含む実装側の論点。技術トレンドの位置づけを掴みたい時に有用
- 第 3 章 第3部 ITリスク管理(ITリスクの把握・情報セキュリティリスク・拡大するITリスク・大規模災害リスク) — セキュリティと事業継続を俯瞰。リスク漏れの自己点検に向く
ハイライト
- すべてのテーマは見開き2ページで構成され、図解を用いて要点を簡潔に解説。自社に必要な業務知識や実務のポイントを素早く確認でき、不足しがちな視点を補うチェックリストとしてもご活用いただけます。(本書の使い方と編集方針が最も端的に表れている箇所)
- 四半世紀に亘る改訂の蓄積に基づいた、豊富な図表と分かりやすい解説で、日々の業務に役立つ実践的な一冊です(改訂を重ねてきたハンドブックとしての独自性が示されている一文)
編集メモ
Qiita 等の技術記事での言及は確認できず(qiita_article_count 0 / qiita_total_likes 0)。技術コミュニティでの引用ベースの定番指標は立たないため、CIO・IT管理職という対象を踏まえた補完的リファレンスとして位置づけ
読む前に押さえておきたいこと
- IT部門またはシステム開発の実務に触れた経験(用語の前提理解があると見開きの圧縮された解説が読みやすい)
- 自社のIT戦略・組織・予算のいずれかに関わる立場(自分ごととして各テーマを点検できる)
学習のコツ
- 通読よりも、自部門で手薄なテーマの見開きを拾い読みする使い方が向きます。目次をチェックリストに見立てて未対応領域を洗い出すと効率的です
- 第2部の生成AI・レガシーモダナイゼーションは変化が速い領域のため、本書で論点の枠組みを掴んだうえで一次情報や専門書を別途当てると確度が上がります
- 図解は要点提示が主目的なので、気になったテーマは関連する実務書・社内資料へ橋渡しする入口として使うと深掘りしやすくなります
出版社による内容紹介
野村総合研究所のノウハウを結集した、CIOおよびIT・デジタル部門のリーダー向けのIT活用実務書が7年ぶりにリニューアル! IT戦略の策定からDX推進、プロジェクト管理、組織・人材管理など、マネジメント層が押さえておくべき知識や考え方に加えて、生成AIやリモートワーク、情報セキュリティなど、最新のトピックも幅広く網羅しています。 すべてのテーマは見開き2ページで構成され、図解を用いて要点を簡潔に解説。自社に必要な業務知識や実務のポイントを素早く確認でき、不足しがちな視点を補うチェックリストとしてもご活用いただけます。 AI時代におけるCIOの役割やIT戦略・組織設計を考える上で強力な味方となる1冊です。 目次 はじめに 序章 CIOを取り巻く状況と役割 第1部 ITマネジメント 1章 戦略策定 2章 ITガバナンス 3章 投資・コスト管理 4章 組織管理 5章 人材管理 6章 パートナー戦略 7章 組織風土 8章 グローバルIT運営 第2部 ITケイパビリティ獲得 1章 テーマ創出 2章 超上流デザイン 3章 UI/UXデザインの実践 4章 アナリティクスの実践 5章 デジタルビジネス基盤の構築 6章 AI時代の重要技術 7章 開発手法 8章 ITサービス管理 9章 ITサービスの継続的な改善 10章 レガシーモダナイゼーション 第3部 ITリスク管理 1章 ITリスクの把握 2章 情報セキュリティリスクへの対応 3章 拡大するITリスクへの対応 4章 大規模災害リスクへの対応
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。