ISBN 9784296112562

売上の地図 3万人を指導したマーケティングの人気講師が教える「売上」を左右する20のヒント

売上の地図 3万人を指導したマーケティングの人気講師が教える「売上」を左右する20のヒント
著者
池田 紀行
出版社
日経BP
刊行
2022-06

概要

売上に効く20の説明変数を地図として俯瞰し打ち手を選ぶ

想定読者

縦割り組織で予算配分や施策の優先順位に悩むマーケター・事業責任者・ブランド担当者

こんな人には向いていない

  • 個別チャネルの運用テクニック(広告運用やSNS投稿術)だけを即効で学びたい実務担当者には抽象度が高めです
  • すでに認知・想起・購買行動のフレームワークを体系的に運用している上級者には、基本整理の比重が大きく感じられます

読了後にできるようになること

  • 売上を左右する20の説明変数を切り分け、どこが効いてどこが効いていないかを構造で語れるようになる
  • 想起(メンタルアベイラビリティ)と買い求めやすさ(フィジカルアベイラビリティ)を軸に施策を位置づけられる
  • 企業がコントロールできる要因とできない要因を区別し、注力すべき打ち手を絞り込める
  • 広告・PR・クチコミ・ブランド・価格などの施策が相互にどう連鎖して売上に効くかを説明できる
  • 効果測定の限界を踏まえ、測れない要因を切り捨てない予算配分の判断ができる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 3 章 売上と想起 — ブランド想起のされやすさ(メンタルアベイラビリティ)を扱う、本書の中核に当たる地図
  • 第 5 章 売上とクチコミ — 既存顧客の推奨が新規購買にどう連鎖するかを位置づける
  • 第 9 章 売上とブランド — 短期施策と長期のブランド資産の関係を整理する
  • 第 19 章 売上と価格 — コントロールできる購入単価の打ち手として実務直結度が高い
  • 第 20 章 売上と効果測定 — 個別施策の効果を厳密に切り分ける難しさを踏まえた測定の構えを示す

ハイライト

  • そこで本書は、売上に影響を与える20個の説明変数を構造化し、売上の地図として提示。本書で取り上げる20個の説明変数は、それぞれが単独で存在・機能しているのではなく、相互に関連しあって売上に影響を与えています(本書の独自性=単一施策論ではなく相互連鎖の構造化にあることが最も明確に出ている箇所)
  • 縦割り組織では、何が効いて何が効いていないのかが見えづらく、マーケティングの予算配分を難しくしています(想定読者が直面する課題=部署横断で売上要因が見えない、を端的に言い表している)

外部からの言及

  • 売上は広告以外の多くの要因に左右されるため、個別施策の効果を厳密に切り分けるのは難しく、全体を俯瞰する視点が欠かせないという本書の主張が、著者インタビューでも繰り返し示されている(blog)
  • 想起のされやすさと買い求めやすさという2軸、および企業がコントロールできる要因の絞り込みが、本書を読み解く鍵として紹介されている(blog)

編集メモ

Qiita 引用 0件 / 外部レビュー記事(日経クロストレンド・MarkeZine)で著者インタビューと内容紹介を確認。技術書コミュニティでの定量シグナルがないためメカニカルに補完的ラベル。マーケティングの全体俯瞰を補う選択肢として位置づけ

読む前に押さえておきたいこと

  • 認知・想起・購買といったマーケティングファネルの基本用語を知っていること
  • 自社または担当事業の売上構造(誰に何をどう売っているか)をある程度把握していること

学習のコツ

  • オリエンテーション(地図の読み方)で全体構造を掴んでから、自社で課題と感じる地図(章)に飛んで読むと回収が早い
  • 20の地図を順に通読するより、自社の売上要因のうち弱いと感じる箇所を起点に拾い読みする方が実務に接続しやすい
  • 第20の地図(効果測定)を先に読んでおくと、各施策を測れる/測れないで仕分けしながら他章を読める
出版社による内容紹介

なぜ売れない? なぜか売れた! →売れない理由が見つかる! 売れる「流れ」が分かる! →地図を手に売上づくりの迷路から脱出しよう あるヘアケア商品が売れ行き好調だったとします。何がよかったのでしょう? 商品が良かった、CMがよかった、コスパが良かった、売り場(棚)が取れた、メディアに掲載された、ブランドが強かった、ファンが多かった、インフルエンサーが投稿した、ソーシャルでバズった、競合が弱かった…… 企業規模が大きくなるほど、展開する商品・サービスには数多くの部署が関わるため、売上にも数多くの要因が絡んできます。縦割り組織では、何が効いて何が効いていないのかが見えづらく、マーケティングの予算配分を難しくしています。 そこで本書は、売上に影響を与える20個の説明変数を構造化し、「売上の地図」として提示。本書で取り上げる20個の説明変数は、それぞれが単独で存在・機能しているのではなく、相互に関連しあって売上に影響を与えています。どの説明変数とどの説明変数が近い距離で連鎖しているのか、"見える化"を試みました。 「売上の地図」を手に、全体を俯瞰して見ることで、自社商品・サービスの売上がどのようにしてつくられていて、課題はどこにあるか、何を強化したらよいかが浮かび上がります。この地図を理解すれば、再現性高くヒットを生み出すことができます。売上を科学した本の登場です! オリエンテーション「地図の読み方」 第1の地図 売上と商品・サービス 第2の地図 売上と売り場 第3の地図 売上と想起 第4の地図 売上と好意 第5の地図 売上とクチコミ 第6の地図 売上とソーシャルメディア 第7の地図 売上とオウンドメディア 第8の地図 売上とインフルエンサー 第9の地図 売上とブランド 第10の地図 売上とロイヤルカスタマー 第11の地図 売上とパーパス 第12の地図 売上と広告 第13の地図 売上とPR 第14の地図 売上と販売員 第15の地図 売上と店頭販促 第16の地図 売上と流行 第17の地図 売上と若年層 第18の地図 売上と外部環境要因 第19の地図 売上と価格 第20の地図 売上と効果測定

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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