ISBN 9784297100339
Docker/Kubernetes実践コンテナ開発入門
概要
DockerとKubernetesの基礎から本番運用ワークフローを習得する
想定読者
コンテナ技術の実務導入を目指すWebエンジニア・インフラ担当者、またはDockerを断片的に使ってきて体系的に整理したい入門〜中級手前のエンジニア
こんな人には向いていない
- KubernetesやDockerをすでに本番クラスタで運用している経験者には基礎説明の比重が大きく冗長に感じる
- 2018年出版のため、Helm 3以降・GitOps・Argo CDなど近年のK8sエコシステムを求める読者は補完書籍が別途必要
- コンテナの内部実装(cgroups/namespace)やLinuxカーネルレベルの仕組みを理論から理解したい読者には概念の深さが不足する
この本で身につくこと
- DockerfileのマルチステージビルドとBestPracticesを理解し、軽量・セキュアなコンテナイメージを設計できる
- docker-composeで複数サービスを連携させる開発環境を自力で構築・管理できる
- KubernetesのPod・Deployment・Service・Ingressの関係を理解し、アプリケーションをオーケストレーションできる
- Dockerのネットワーク・ボリューム設定を適切に使い分け、開発環境と本番環境で同一コンテナを運用できる
- ローカル開発からCI/CD、本番デプロイまでのコンテナ中心ワークフローの全体像を把握し説明できる
ハイライト(外部からの言及)
コンテナ開発、運用がゼロからわかる。本番で使えるコンテナアプリケーションをつくる。Docker/Kubernetesの基礎から、コンテナを中心とした実践開発スタイルまで。 — 出典
入門書でありながら「本番で使える」水準を明示している点が、他のDocker入門書との差別化になっている
読了後にできること
Before(読む前): Dockerコマンドを断片的に使えるが、Dockerfileの設計方針と開発〜本番を貫くコンテナワークフロー全体が掴めていない
After(読み終えた後): Dockerfile設計・docker-compose・Kubernetesオーケストレーションを一貫した設計思想でつなぎ、本番投入可能なコンテナ構成を自力で組める
章立て
(公式情報未確認 — 出版社公式ページの目次が公開され次第、本セクションを更新予定)
関連記事 / 参考情報
- Webエンジニア1年目の自分に捧げたい本・記事を超まとめ — 1年目エンジニアが読んでおきたい技術書・記事の大規模まとめ。DockerカテゴリにおいてKubernetes連携まで見据えた推薦書として掲載されている
- 未経験からコロナ禍でも自社開発企業へ転職できました — 未経験者のエンジニア転職体験記。コンテナ技術の学習書として本書が学習ロードマップに組み込まれている
- Dockerfileのベストプラクティス — Dockerfileの品質向上を扱う高評価技術記事。本書のDockerfile設計内容と連動して参照される実践的補足資料
- 文系ド素人がWebエンジニアとして新卒入社するまでに読んできた本をまとめた — 非IT系学部からエンジニア就職した著者の学習書籍まとめ。コンテナ技術入門として本書が位置付けられている
- Dockerを体系的に学び直してみた(導入編) — DockerをゼロからKubernetes連携まで整理した学習記録の第1弾。本書を参照軸にDockerの仕組みを体系的に再整理している
- Dockerを体系的に学び直してみた(概要編) — 同シリーズ第2弾。Dockerアーキテクチャの概要を整理した記事で、本書との並走学習として活用されている
- kubernetesキホンのキ — KubernetesのPod・Deployment・Serviceを初学者向けに解説。本書のKubernetes章と並走して確認するのに適した補足記事
- Kubernetes超入門 — Kubernetes概要から基本リソースまでをコンパクトに解説したアドベントカレンダー記事
- ローカル環境のKubernetesでとにかく動くものを作ってみる — minikube等ローカルK8s環境でアプリを動かすハンズオン記事。本書の演習後に実際に手を動かす用途として活用されている
学習のヒント
- 前半のDocker編は基礎として長期間有効な内容であり、Kubernetesに急ぐ場合でも省略しない。特にDockerfile設計の章は本番イメージ品質に直結するため、実際に自分のプロジェクトのDockerfileを書き直す演習を加えると定着が早い
- Kubernetes章は2018年出版当時のAPI仕様が含まれる可能性があるため、YAMLを実際に適用する際はkubernetes.io公式ドキュメントと手元クラスタのバージョンを照合しながら進めること
- docker-composeの章は自分のスタック(Rails / Node / Python等)向けにcompose.ymlを書き直す練習と組み合わせると実務直結度が上がる
- 転職・就職活動中であれば「Dockerfile・docker-compose.yml・Kubernetes Deployment/Service YAMLの3種を説明しながら書ける」状態を本書での達成目標に設定すると進捗を測りやすい
前提知識
- Linuxコマンドの基本操作(ファイル操作・パーミッション・プロセス管理・ネットワーク確認)
- 何らかの言語でのWebアプリケーション開発経験(言語問わず、簡単なサーバーサイドアプリが動かせるレベル)
次に読む本
Kubernetes完全ガイド 第2版
本書でKubernetes概要を掴んだ後、本番クラスタの設計・セキュリティ・監視・マルチテナントまで網羅的に深掘りするための定番書
Docker Deep Dive(Nigel Poulton著)
Dockerの内部アーキテクチャとセキュリティモデルをより深く理解したい場合の英語補完書
継続的デリバリーのソフトウェア工学
コンテナ中心のCI/CDパイプライン設計をDevOps・XP視点で体系化する次のステップとして
出版社による内容紹介
コンテナ開発、運用がゼロからわかる。本番で使えるコンテナアプリケーションをつくる。Docker/Kubernetesの基礎から、コンテナを中心とした実践開発スタイルまで。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。