ISBN 9784297100919

Vue.js入門 : 基礎から実践アプリケーション開発まで

Vue.js入門 : 基礎から実践アプリケーション開発まで
出版社
技術評論社
刊行
2018-10

概要

Vue.js の基礎から大規模 SPA 開発まで体系的に習得する

想定読者

HTML/CSS・JavaScript の基礎はあるが Vue.js は未経験のフロントエンド入門者、またはバックエンドエンジニアでモダンフロントエンドを自習したい人

こんな人には向いていない

  • すでに Vue 2/3 を実務で運用しており、Composition API や Pinia など最新エコシステムに焦点を当てたい人(本書は Options API / Vuex 中心で 2018 年刊行のため)
  • JavaScript の基礎知識がまったくない完全初学者(本書はある程度の JS 理解を前提に進む)
  • React や Angular との比較・移行を主目的とする読者(フレームワーク横断比較の観点は薄い)

読了後にできるようになること

  • リアクティブデータバインディング・ディレクティブ・ライフサイクルフックなど Vue.js の基礎概念を実装レベルで理解できる
  • Vue Router を用いた SPA 構築とユーザー認証を含むルーティング設計ができる
  • Vuex によるアプリケーション全体のステート管理を、ミューテーション・アクション・ゲッターの使い分けを含めて実装できる
  • Vue CLI と単一ファイルコンポーネント(SFC)で本番想定の開発環境を構築できる
  • Atomic Design を基にしたコンポーネント設計で大規模 SPA のディレクトリ構成・責務分離を設計できる
  • Nuxt.js・TypeScript・Storybook への発展を見越した基礎を習得できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 プログレッシブフレームワーク Vue.js — フレームワーク選定の背景を理解できる導入。既に JS フレームワーク経験者は読み飛ばし可
  • 第 2 章 Vue.js の基礎 — ディレクティブ・ライフサイクル・算出プロパティを網羅。最も時間をかけて手を動かす章
  • 第 3 章 コンポーネントの基礎 — 親子コンポーネント間通信の設計原則を習得する核心章
  • 第 4 章 Vue Router によるアプリケーション開発 — ユーザー認証を含む SPA ルーティングの実践例あり
  • 第 5 章 トランジション・スロット・カスタムディレクティブ・Mixin — 初読時は 5 章より 6・7 章を優先しても学習曲線が崩れない
  • 第 6 章 単一ファイルコンポーネントによる開発 — Vue CLI と scoped CSS を含む本番環境セットアップ
  • 第 7 章 Vuex によるステート管理 — 本書の最大の差別化章。Nuxt.js に進む前に必ず習得すべき内容
  • 第 8 章 大規模アプリケーション開発 — 設計編 — Atomic Design を Vue SPA に適用する設計方針を学ぶ
  • 第 9 章 大規模アプリケーション開発 — 実装編
  • 第 10 章 大規模アプリケーション開発 — デプロイ編

ハイライト

  • Vueについての書籍は増えてきていますが、問題なのはその殆どがVuexについての説明を省略していることです。私が出会った中で唯一、Vuexについて丁寧に説明していたのが本書です。(Vuex の解説を他書より厚く扱っている点が、Nuxt.js 学習前の必読性として評価されている箇所)
  • Vue.js のコミッターの方が執筆されているため、信頼度がとても高いです。扱っている内容が幅広く(Vuex, テスト, Lint, Atomic Design)、辞書として手元に置いています。(著者がコミッターであることと、入門後も辞書として使い続けられる網羅性が端的に表現されている)

外部からの言及

  • Nuxt.js 学習の前提として推薦する記事が複数存在し、特に Vuex の解説が他の Vue.js 書籍より丁寧だという評価が一致している。Vuex の説明を省略しがちな他書との差別化点として明示的に取り上げられることが多い。(qiita)
  • 入門書として取り組むと難度が高く感じられるが、簡単なハンズオンを先にこなした後に読むと理解度が大きく上がるという体験談が見られる。前提知識なしに最初の一冊として手に取ると苦労するが、二冊目として機能することが多い。(qiita)
  • Vue.js コミッターが執筆していることへの信頼性、Vuex・テスト・Lint・Atomic Design を一冊でカバーする網羅性、入門後も辞書として手元に置き続けられる参照性が繰り返し評価されている。(qiita)

編集メモ

Qiita で 4 件以上の言及確認(likes 合計 803 + 619 + 314 + 126 の記事で参照)。単独 ISBN 直接引用は少ないが、Vue.js 学習ロードマップ系記事で繰り返し推薦される安定した参照実績あり。2018 年刊で Vue 3 / Composition API は対象外のため essential には届かないと判定。

読む前に押さえておきたいこと

  • HTML/CSS の基本的な書き方(タグ構造・セレクタ・ボックスモデル程度)
  • JavaScript の基礎(変数・関数・配列操作・ES6 のアロー関数・モジュール構文)
  • npm / Node.js のインストールと基本的な CLI 操作の経験

学習のコツ

  • 7 章(Vuex)は本書の核心であり、他書で省略されがちな内容を丁寧に扱っている。Nuxt.js への発展を見据えているなら 1〜3 章の基礎固め後、5 章を飛ばして 7 章に先に進むことで回収効率が上がる。
  • 2 章のディレクティブ・ライフサイクルは量が多い。公式ドキュメントと並走しながら手元で動かし、納得した箇所にマーカーを引く使い方が、辞書的参照に移行するまでの最短経路になる。
  • 付録 A(jQuery から Vue.js への移行)はレガシーコードを抱える現場エンジニアに特に有用で、本編とは独立して参照できる。
  • 本書は Vue 2 / Options API を前提にしており、Composition API や Vue 3 固有機能は対象外。最新エコシステムへの移行は読了後に別のリソースで補う前提で読み始めるとギャップが少ない。
出版社による内容紹介

高速軽快なWebアプリケーションを、プログレッシブフレームワークVue.jsでつくりあげる。Vue.jsを基礎からわかりやすく解説。実践で使いこなすための設計力・実装力を身につける。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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