ISBN 9784297108144
Excel VBA 文法はわかるのにプログラムが書けない人が読む本
概要
VBA 文法知識を「業務プログラムを設計する思考」へ転換する
想定読者
FOR文・IF文など VBA の基本文法は習得済みで、実際の業務効率化プログラムをゼロから設計することに壁を感じているビジネスパーソン・事務職
こんな人には向いていない
- VBA を初めて触る完全初学者——文法の解説は最小限で、ある程度の構文知識を前提に進む
- 中上級 VBA 開発者——コーディング定石の体系化より高度なクラス設計や API 連携を求める場合は別書が必要
- Python や他言語で業務自動化をすでに運用している人——VBA 固有の制約の中での設計論に特化しており汎用性は限られる
読了後にできるようになること
- 「やりたいこと」をステップに分解してロジックに変換するプログラム思考の手順
- データ検索・集計・ソートなどの典型的な業務処理パターンをコーディング定石として習得する
- フォーム・エラー処理・外部変数を組み合わせてユーザーが使える業務アプリに仕上げる方法
- 汎用化・省力化によって保守しやすいコードに整える設計指針
- 暗号化・ファイル操作・画像制御といった実務で頻出する応用テクニック
- 案分処理・名刺データ管理など完成形の業務システムを通じた end-to-end 設計体験
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 「やりたいこと」をプログラム化できない理由 — ロジック思考の欠如という問題の本質を診断する導入章。本書の学習方針がここで示される
- 第 2 章 発想力を支える基礎知識 — 外部変数・フォーム・エラー処理の活用法を整理。文法知識をアプリ設計へ橋渡しする位置付け
- 第 3 章 基本編——データ検索・集計・最大値取得 — 業務で頻出するパターンを難易度順に反復練習。各例題が「問題→設計→実装」の流れで進む
- 第 4 章 中級編——データ終了検出・暗号化・ループ・ファイル操作 — 定型処理を組み合わせる段階。ファイル操作は実務インパクトが大きく読む価値が高い
- 第 5 章 応用編——ソート・画像制御・テキストファイル処理 — UI の見栄えや外部データ連携まで範囲が広がる。必要な処理から拾い読みしてもよい
- 第 6 章 業務システムの実装——案分処理・名刺データ活用 — 完成形の業務システム 2 例を通じて、設計から仕上げまでの全工程を体験できる最終章
ハイライト
- 「FOR文やIF文といったステートメントは理解しているし、フォームの作り方、呼び出しなどもわかっている」しかし、「目の前にある業務を効率化するプログラムをどう作ればいいかわからない」。こんな悩みを抱える方を対象に、「プログラム化するためのロジックを考える力を養う」「システム化するためのスキルを習得する」ことを目的とする本です。(本書が解決しようとする問題——文法知識とプログラム設計の間にある「思考のギャップ」——を最も端的に表している)
編集メモ
Qiita での ISBN 直接言及は確認できず(検索 0 件)、Rakuten ランキング情報も未取得。書誌情報と出版社ページのみに基づき supplementary と判定。VBA ロジック設計という特定ニッチに対しては実用的な一冊だが、外部シグナルが乏しいため essential / practical には分類しない
読む前に押さえておきたいこと
- Excel の基本操作(セル参照・関数・シート操作)が日常業務で使えるレベル
- VBA の FOR 文・IF 文・Sub プロシージャの書き方を一度は試した経験
- マクロ開発エディタ(VBE)を自分で開いてコードを入力できる環境
学習のコツ
- 1章と2章は「なぜ自分はプログラムが書けないのか」を整理する診断パートとして先に通読し、自分の弱点を特定してから例題章に入ると吸収が早い
- 3〜5章は全例題を順番にやる必要はなく、業務で今すぐ必要な処理(ファイル操作、データ集計など)から始めて、後から周辺の例題を埋める読み方が実務直結する
- 6章の業務システム例は、設計メモをノートに書き起こしながら読むと、自分の案件への応用パターンが見えやすくなる
- サンプルプログラムは技術評論社サポートページからダウンロードできるため、読む前に手元に用意しておくと写経せず動作確認に集中できる
出版社による内容紹介
「FOR文やIF文といったステートメントは理解しているし、フォームの作り方、呼び出しなどもわかっている」しかし、「目の前にある業務を効率化するプログラムをどう作ればいいかわからない」。こんな悩みを抱える方を対象に、「プログラム化するためのロジックを考える力を養う」「システム化するためのスキルを習得する」ことを目的とする本です。 コーディングの定石から、汎用化・省力化でよりよいプログラムを作る方法、ユーザに合わせてUIやエラーケースを考慮しながら業務システムとして仕上げる方法まで、数多くの例題を用意し、少しずつレベルを上げながら詳しく解説していきます。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。