ISBN 9784297112257

[新版 zsh&bash対応]macOS×コマンド入門 ──ターミナルとコマンドライン、基本の力

[新版 zsh&bash対応]macOS×コマンド入門 ──ターミナルとコマンドライン、基本の力
出版社
技術評論社
刊行
2020-04

概要

macOS 上でコマンドラインの土台となるOS知識とシェル操作を体系的に習得する

想定読者

macOS を開発や学習に使い始めたばかりで、ターミナルに踏み出したい入門者。zsh/bash どちらの環境でも対応したい方。

こんな人には向いていない

  • すでにシェルスクリプトや Linux サーバー管理の経験があり、zsh の高度な設定(prezto, starship 等)を求める中上級者には内容が基礎的すぎる
  • Linux / Windows メインの開発者には macOS 固有の説明(APFS, Homebrew, Finder 連携など)の比重が大きく、汎用 Unix 教材としては冗長に感じる可能性がある
  • シェルスクリプト作成や CI/CD パイプライン自動化を主目的とする読者には、スクリプティング章が薄い

読了後にできるようになること

  • macOS(Unix 系 OS)のファイルシステム構造・パーミッション・ユーザー管理の概念を説明できる
  • zsh と bash の環境変数・設定ファイルの違いを理解し、自分の .zshrc を適切に管理できる
  • grep / sed / awk / vi(vim) などテキスト処理コマンドを実務で使える水準で運用できる
  • Homebrew によるパッケージ管理とシステムの整理・メンテナンスを自力で行える
  • プロセス管理・ジョブコントロール・シグナルの基礎を理解し、ハングしたプロセスを安全に対処できる
  • Python 仮想環境構築や Raspberry Pi 接続など、コマンドラインを基点とした周辺作業に応用できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 入門:macOS とコマンドライン — コマンドラインの歴史的背景と macOS における位置付けを整理。GUI 操作に慣れた読者がターミナルを開く動機づけとして機能する
  • 第 2 章 ターミナルと Finder の基本 — GUI と CLI の往来を体験する最初の実践章。ターミナル.app の設定変更を通じて環境を自分好みにカスタマイズする
  • 第 3 章 シェル & コマンドラインの基礎 — 補完・ヒストリ・エイリアスなど、打鍵コストを下げる機能群を習得する
  • 第 4 章 ファイルシステム — APFS・フォーマット・マウントの仕組みを解説。Linux 経験者には macOS 固有の差異の確認として活用できる
  • 第 5 章 ファイル & ディレクトリの探検 — パス表記とファイル操作コマンド群。日常的に最も繰り返し使う章
  • 第 6 章 ファイルの属性とパーミッション — chmod / chown / find の実践。権限設定ミスによるトラブル回避に直結する
  • 第 7 章 シェルの世界(zsh/bash 対応) — 2 シェルの差異を横断的に説明。macOS Catalina 以降の zsh デフォルト化への対応として実用度が高い
  • 第 8 章 テキスト処理とフィルター — grep / sed / awk / vim を扱う。他章と比べてボリュームが大きく、繰り返し参照するリファレンス的な章
  • 第 9 章 プロセスとコマンドの関係 — シグナル・ジョブコントロールを学ぶ。開発中のサーバー停止操作や重いプロセスへの対処に直結する
  • 第 10 章 システムとネットワーク — ping / netstat 等のネットワーク診断と macOS メンテナンスコマンドを概観する
  • 第 11 章 Homebrew × パッケージ管理 — macOS 開発環境の定番 Homebrew を体系的に理解する。formula / cask の使い分けまでカバー
  • 第 99 章 付録:クイックリファレンス + コマンドラインで広がる世界 — Python 仮想環境と Raspberry Pi の環境構築例を収録。本編の応用事例として読後の実践へ橋渡しする

編集メモ

Qiita 言及 0 件 / 楽天ランキング情報なし。外部シグナルが取得できなかったため supplementary とする。書誌内容は macOS コマンドライン入門として完結しており、2020 年刊で zsh/bash 両対応の点は現在も有効

読む前に押さえておきたいこと

  • macOS の GUI 基本操作(Finder でのファイル移動、アプリケーションのインストール程度)
  • コマンドラインの経験は不要。ターミナルを一度も開いたことがなくても読み進められる構成

学習のコツ

  • 第 3 章(シェル基礎)と第 7 章(zsh/bash 設定)を先に読み、自分の環境を整えてから他の章の手を動かすと定着が早い
  • 第 8 章(テキスト処理)は通読より手元で一コマンドずつ試しながら進めると、grep の正規表現オプションが体感として身につく
  • 付録のクイックリファレンスは通読後に手元に置き、コマンドを忘れたときの第一引きとして使うと本書の価値が長期間持続する
  • Python や Raspberry Pi に興味がある場合は付録 B を先に眺め、「このコマンドが使えるとここまでできる」という動機確認に活用できる
出版社による内容紹介

初学者の方々に向けた「macOS×コマンドライン」の解説書。 zshとbashに両対応し、解説を刷新しました。 本書では、macOSベースでOSの基礎知識とコマンドラインのテクニックを丁寧に解説。 macOSの源流にあるUnix系OSのコンセプトを押さえつつ、ファイルやファイルシステム、 ユーザやプロセスの概念、シェル、ターミナル.appなど、コマンド実行に役立つOS&関連知識を 丁寧に取り上げます。独学でも楽しみながら学べるように、ポイントを押さえた図解や実例が満載です。 新版では巻末附録として、主要なコマンド&オプションが一覧できる「クイックリファレンス」に加え、 パーソナルユースを想定した「Python」「Raspberry Pi」の2つの環境構築例も収録。 macOS、そしてこれからのコンピューターを使いこなしていくための 基本の力を身につけたい方々へ向けて、充実の解説をお届けします。 ※本書は『[基礎知識+リファレンス]macOSコマンド入門 --ターミナルとコマンドライン、基本の力』(西村めぐみ著、新居雅行技術監修、技術評論社、2017)を元に、大幅な加筆/修正、目次構成の変更、最新情報へのアッフ?テ?-トを行ったものて?す。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

質問に答えるだけで、
あなたに合う専門書が見つかる

IT・デザイン・士業・医療・経理・教育・研究 ほか、あらゆる分野の専門書と 「読む順序」(学習ロードマップ)を収録。何を選べばいいか分からなくても、 いくつかの質問に答えるだけでたどり着けます。