ISBN 9784297115463

Excel VBA ユーザーフォーム&コントロール 実践アプリ作成ガイド

Excel VBA ユーザーフォーム&コントロール 実践アプリ作成ガイド
出版社
技術評論社
刊行
2020-08

概要

Excel VBA でユーザーフォームを使い業務アプリを一から作り上げる

想定読者

VBA の基本文法は身につけており、フォームを使った本格的な業務アプリを自力で作りたい中級者。Excel 上で独立したアプリケーションを組み上げることを目標としている実務担当者。

こんな人には向いていない

  • VBA をこれから始める初学者。本書はフォームとコントロールの仕組みに踏み込むため、変数・条件分岐・ループといった基礎文法を別書で習得してからが望ましい。
  • Python や Web 系言語による業務自動化を検討しているエンジニア。Excel VBA に特化した書籍であり、言語比較や移行ガイドは扱っていない。
  • 小規模なセルへのマクロ記録・簡単な自動化のみを必要とする読者。本書は販売管理アプリ相当の規模を想定して設計されており、小粒な用途には情報量が多すぎる。

読了後にできるようになること

  • ユーザーフォームの作成と表示制御、フォーム間の遷移ロジックを実装できる
  • TextBox・ComboBox・ListBox・OptionButton 等の代表的コントロールをデータ入出力に活用できる
  • シート↔フォーム間のデータ読み書き、型変換、入力バリデーションを体系的に組み立てられる
  • 複数フォームを連携させ、マスター管理・受注・伝票発行を一体とした業務フローを構築できる
  • 売上伝票・納品書・請求書を PDF で出力する処理を自作できる
  • メニューシートや Excel インターフェイスの非表示化により、エンドユーザー向けの完成度の高いアプリ外観を実現できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 アプリケーション概要 — 本書全体で作成するアプリの全体像を把握する導入章。最初に完成形を確認することで以降の章の位置づけが掴みやすくなる
  • 第 2 章 フォームの作成 — ユーザーフォームの土台となるコントロール配置と命名規則、VBA 基礎の確認
  • 第 3 章 フォームの操作 — フォームの表示方法とクリックイベントによる画面遷移の基本パターンを習得する
  • 第 4 章 シートからフォームへのデータ読み込み — TextBox と Label へのデータ流し込み、変数と型の扱いを実装例で理解する
  • 第 5 章 フォームからシートへのデータ書き込み — 型変換・選択肢管理・バリデーション・削除処理と、CRUD の基本を網羅する
  • 第 6 章 フォーム間の連携 — 配列によるリスト読み込み、検索機能、フォーム間のデータ受け渡しを統合する中心章
  • 第 7 章 見積データ管理フォーム — 販売処理の第一段階。マスター連携と見積明細の構成を実務に近い形で実装する
  • 第 8 章 見積編集フォーム(自動計算) — 金額自動計算と編集 UI を組み合わせる。実務的な計算ロジックを VBA で実現する手順
  • 第 9 章 プレビューと受注フォーム — 印刷プレビューと受注確定処理をつなぐフォーム設計
  • 第 10 章 伝票出力 — 売上伝票・納品書・請求書の PDF 出力。実務ですぐ流用可能な出力処理の雛形
  • 第 11 章 品質向上 — メニューシートと Excel UI 非表示化により、エンドユーザーに見せられる仕上がりに整える

ハイライト

  • VBAを使えば、Excelと言えども、業務用のアプリとそん色がないオリジナルのアプリケーションを作成することができます。オリジナルのアプリケーションを作成するためには、VBAの文法以外に必ずマスターしないといけない機能、ユーザーフォームがあります。(本書がユーザーフォームを必修扱いする理由を著者が端的に示している箇所)
  • 付属のCD-ROMに各章の解説前・解説後のサンプルファイルを収録しているので、本書を読み進めながら、自分のPCでも同じファイルを操作できます。(章単位で before/after のファイルが揃う実習スタイルが本書の学習設計の核心)

編集メモ

Qiita での本書 ISBN への直接言及は確認できず(検索 0 件)。楽天ランキング情報も入力なし。出版社(技術評論社)の書籍ページが正常に存在し、章構成・価格・ISBN が確認できる現役書籍。Excel VBA × ユーザーフォームという特定ニーズに対する専門書として supplementary と判定。

読む前に押さえておきたいこと

  • Excel の基本操作(セルの参照・書式設定・シート管理)
  • VBA の基礎構文:変数・条件分岐(If)・繰り返し(For / Do)・サブルーチン呼び出し
  • Excel ブックのシート設計経験(業務データをどのシートに持たせるかの感覚)

学習のコツ

  • 第1章でアプリの完成形全体を把握してから第2章以降に進むと、各章の実装がどの機能に対応するかが分かり、迷子になりにくい。
  • 第4〜6章はシート↔フォームのデータフローを反復練習する核心部分。付属サンプルの解説前ファイルで先に自力実装を試してから解説後ファイルと照合すると定着率が高まる。
  • 第7〜10章は順番通りに進めることを推奨。見積→受注→伝票の業務フローに沿って設計が積み上がる構成になっており、章を飛ばすとフォーム間のデータ受け渡しが追いにくくなる。
  • 付録の SQL 連携セクションは、データ量が増えて配列処理が重くなってきた段階で参照するのが適切なタイミング。初読時は読み飛ばしても本編には影響しない。
出版社による内容紹介

VBAを使えば、Excelと言えども、業務用のアプリとそん色がないオリジナルのアプリケーションを作成することができます。オリジナルのアプリケーションを作成するためには、VBAの文法以外に必ずマスターしないといけない機能、ユーザーフォームがあります。本書はユーザーフォームとユーザーフォーム上で利用するコントロールの使い方を詳細に説明し、その上で、高機能のアプリケーションを作成する方法を解説します。 本書で作成するアプリケーションは、 ・「商品」「顧客」「社員」の各マスターの登録・編集機能 ・「見積データ作成」「見積書発行」「受注」を管理する販売処理機能 ・「売上伝票」「納品書」「請求書」のPDFファイルを作成する伝票作成機能 を併せ持ちます。 付属のCD-ROMに各章の解説前・解説後のサンプルファイルを収録しているので、本書を読み進めながら、自分のPCでも同じファイルを操作できます。もちろん、最終の完成ファイルも収録されてあります。 その上で、完成アプリケーションにより高度な機能を持たせるテクニックもかいせつしています。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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