ISBN 9784297116255
Illustrator & Photoshop 和風デザインのつくり方
概要
Illustrator と Photoshop で和風デザインの素材・作例を一から制作する
想定読者
IllustratorおよびPhotoshopの基本操作を習得済みで、和風表現をポスター・Web・チラシなどの実案件に取り込みたいグラフィックデザイナー
こんな人には向いていない
- IllustratorやPhotoshopをまだインストールしていない、あるいは基本ツールの使い方を知らない初学者
- 和風表現のアイデア出しだけを求めており、ソフトウェア操作手順の解説を必要としない人
- DTP・Webどちらか一方の制作にしか携わらず、双方の応用展開が不要な人
読了後にできるようになること
- IllustratorとPhotoshopそれぞれでテクスチャ合成・墨絵ブラシ・水彩フィルタを使い分ける判断基準が身につく
- 鹿の子・麻の葉・青海波など日本の伝統文様20種以上をベクターデータとして一から制作できる
- 毛筆・墨絵・水彩・紙焼けなど質感表現の手法をポスター・名刺・チラシなど紙媒体の具体的作例を通じて習得できる
- 和紙背景や暖簾風バナーなどWebデザイン向けの和風表現をIllustrator/Photoshopで実装できる
- 作成した柄をスウォッチにパターン登録し、再利用可能な素材として管理できる
- ダウンロード可能なサンプルAIファイルで完成品の構成を逆引き確認しながら学習できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 和風デザインのためのIllustrator & Photoshop 基本テク — 手ぬぐい風加工・テクスチャ合成・墨絵ブラシ・水彩フィルタなど核心技法が集中する。第2章以降の素材制作に直結するため最初に通読すると効率が上がる
- 第 2 章 和風デザインのための素材パーツのつくり方 — 伝統文様20種+植物・家紋・水引など計20項目。ベクター制作のリファレンスとして制作中に辞書的に参照する使い方も有効
- 第 3 章 和風デザインのためのアイデア(紙媒体編) — 年賀状・フライヤー・名刺・箔押し風など10作例。第1章の技法を実際の紙媒体案件に結びつけるブリッジ章
- 第 4 章 和風デザインのためのアイデア(Web編) — 和紙背景・墨ブラシWebデザイン・バナーなど7作例。DTPとWebで技法の転用可否を確認する際に参照価値が高い
ハイライト
- ポスターやチラシ、雑誌記事などの紙媒体だけでなく、Webデザインでもよく見かける、和風デザインのつくり方が学べます(紙媒体とWebの両方に対応する点が本書の実用範囲の広さを端的に示している)
- 和風デザインの作成上のポイントを中心として解説していきます。解説しているサンプルはダウンロードサービスで入手できるので、実際の完成品がどのような構成になっているのかを確認できます(サンプルデータで完成品を逆引き確認できる学習設計が本書の差別化点)
編集メモ
Qiita言及記事0件、外部シグナルなし。書誌情報のみで評価。和風デザイン特化の実用書として需要は限定的なニッチ分野
読む前に押さえておきたいこと
- Illustratorのペンツールおよびパスファインダーをゼロから使える操作レベル
- Photoshopのレイヤー・マスク・描画モードの基本を理解していること
- 和風デザインへの具体的な制作ニーズがある(デザインの方向性がまだ決まっていない段階では本書の活用が難しい)
学習のコツ
- 第1章を全体の地図として先に通読し、第2章の文様制作に入る前に基本テク(ブラシ・テクスチャ・フィルタ)を押さえると、素材制作の意図が理解しやすい
- 第2章の文様20種は全項目を順に作るより、実案件で必要な文様を1〜2種選んで習得し、他は完成AIファイルを逆引き参照するという使い方が実務では効率的
- Illustrator 2020より新しいバージョンで作業する場合、一部インタフェースが異なるが操作の本質は変わらないため、バージョン差異を逐一気にせず進めてよい
- 紙媒体担当で第4章(Web編)が直接必要でない場合も、和紙テクスチャや墨ブラシの応用発想として目を通すと第3章の紙媒体作例に逆輸入できる技法がある
出版社による内容紹介
『Illustrator & Photoshop 手描き風アナログデザインのつくり方』の著者による、デザインに悩むデザイナーに向けたデザインの教科書第2弾です。ポスターやチラシ、雑誌記事などの紙媒体だけでなく、Webデザインでもよく見かける、和風デザインのつくり方が学べます。 具体的にはAdobe IllustratorおよびPhotoshopのテクニックとなりますが、いちから作品作成の手順を完成まで解説するのではなく、前作と同様に、和風デザインの作成上のポイントを中心として解説していきます。解説しているサンプルはダウンロードサービスで入手できるので、実際の完成品がどのような構成になっているのかを確認できます(一部の写真などは収録されていません)。さらに、デザイン作例に使用した素材もそのまま収録し、実際の制作も追体験できます。 なお、Illustrator 2020およびPhotoshop 2020での操作解説となっています。また、サンプルのうちAIファイルは、Illustrator 2020で作成したものをCC(レガシー)で保存したものとなっています。 はじめに 本書の読み方 サンプルファイルのダウンロード 第1章 和風デザインのためのIllustrator & Photoshop 基本テク 01 Illustratorの効果で手ぬぐい風のイラストに加工する 02 Illustratorでテクスチャ素材を合成する 03 Photoshopでテクスチャ素材を合成する 04 パスのイラストをIllustratorのブラシで墨絵風にする 05 Photoshopのブラシで墨絵風の線を描く 06 写真をイラストに加工する 07 つくった柄をスウォッチにパターン登録する 08 Photoshopのフィルター効果で水彩画風に加工する 第2章 和風デザインのための素材パーツのつくり方 01 文様『鹿の子』をつくる 02 文様『麻の葉』をつくる 03 文様『紗綾形』をつくる 04 文様『菊菱』をつくる 05 文様『立涌』をつくる 06 文様『鮫小紋』をつくる 07 文様『青海波』をつくる 08 文様『唐草』をつくる 09 文様『毘沙門亀甲』をつくる 10 文様『霞文』をつくる 11 文様『雲文』をつくる 12 『流水文』を描く 13 『松』を描く 14 『椿』を描く 15 『桜』を描く 16 『牡丹』を描く 17 『梅』を描く 18 『家紋』を描く 19 『水引』を描く 20 『鶴亀文』を描く 第3章 和風デザインのためのアイデア(紙媒体編) 01 毛筆風ブラシで描く年賀状デザイン 02 花札風の年賀状デザイン 03 やわらかな水彩画風のフライヤーデザイン 04 家紋風の名刺デザイン 05 紙焼けした古びた印刷物を表現したデザイン 06 シンメトリーに設計された箔押し風デザイン 07 和紙をコラージュしたフライヤーデザイン 08 ちぎり絵風の絵葉書デザイン 09 質感のあるタイトルデザイン 10 伝統的な文紋の背景デザイン 第4章 和風デザインのためのアイデア(Web編) 01 ぬくもりを感じさせる和紙風の背景デザイン 02 写真にかすれたブラシの質感を施したWebデザイン 03 タイトルに墨の力強さを出したWebデザイン 04 暖簾風に加工したバナーデザイン 05 和のイラストをランダムに散りばめたWebデザイン 06 新春の煌びやかさを演出したバナーデザイン 07 ベタ塗りイラストを水墨画風に加工したWebデザイン
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。