ISBN 9784297120245

Linux+コマンド入門 --シェルとコマンドライン、基本の力

Linux+コマンド入門 --シェルとコマンドライン、基本の力
出版社
技術評論社
刊行
2021-04

概要

Linux コマンドラインの基礎を体系的に習得する

想定読者

Linux をこれから使い始める人、コマンド操作に自信がなく体系的に学び直したい人。VirtualBox を使ってすぐに環境を用意できる初学者。

こんな人には向いていない

  • すでに日常的に Linux サーバーを管理しており、iptables・systemd・カーネルパラメーター調整などを扱う人には内容が基礎寄りすぎる
  • シェルスクリプトを本格的に書きたい人には、スクリプティングの解説は補助的な位置づけにとどまる
  • macOS や WSL2 環境でのコマンド操作に特化した解説を求める人は、本書が VirtualBox + Ubuntu/CentOS Stream を前提としている点で読み替えが必要

読了後にできるようになること

  • ファイル・ディレクトリ操作、パーミッション管理、リンクなど Linux ファイルシステムの基本を実行例で確認できる
  • パイプ・リダイレクト・環境変数を組み合わせたコマンドラインの構造的な理解
  • grep・sed・awk を活用したテキスト処理とパターンマッチング
  • apt・dnf/yum によるパッケージ管理と Git/GitHub の基本的な組み合わせ
  • ユーザー管理・プロセス監視・シグナル操作など Linux システム管理の入口
  • SSH 接続・TCP/IP 基礎など、サーバー運用に必要なネットワーク操作の第一歩

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 基礎編: Linux の基本とコマンドの作法・VirtualBox 環境構築 — まず手元に動く環境を作るところから入るため、環境構築でつまずく初学者の手戻りを防ぐ構成
  • 第 2 章 ファイルとディレクトリ: ディレクトリ構造・パーミッション・リンク — ls・chmod・chown の実行例が豊富で、操作の意味を一つひとつ確認しながら進められる
  • 第 3 章 シェルとコマンドライン: パイプ・リダイレクト・シェルスクリプト・環境設定 — 本書の中核。パイプとリダイレクトの組み合わせを実例で覚えることで、コマンドの組み立て方が身につく
  • 第 4 章 テキスト処理: ファイル表示・正規表現・vi/vim 入門 — vi の最小操作セットを取り上げているため、サーバー上でのファイル編集に迷わなくなる
  • 第 5 章 パッケージ管理: apt・dnf/yum・Git/GitHub の基本 — Ubuntu と CentOS Stream の両方をカバーしており、どちらの環境でも使えるよう対比されている
  • 第 6 章 ユーザーとプロセス: ユーザー管理・プロセス監視・シグナル・デバイス
  • 第 7 章 ネットワーク: TCP/IP 基礎と SSH 設定
  • 第 8 章 Appendix: Raspberry Pi・Python・WordPress でのコマンド活用例 — 初学者が Linux を学ぶきっかけとなる実践的なユースケースを付録に収録

ハイライト

  • ユーザーやファイル/ディレクトリ、ファイルシステム、プロセス、ネットワークをはじめ、Linuxの基本概念をコマンドを通して学べる点が特徴です(Linux の各概念を操作で体感しながら学ぶという本書の構成方針が端的に示されている)
  • スタート&作り直しも簡単なVirtualBoxによる仮想環境を前提とし、Ubuntu、CentOS Streamに両対応(失敗を恐れずに手を動かせる学習環境を整備している点が、入門書としての使い勝手を高めている)
  • 昨今初学者の方々がLinuxコマンドを学ぶきっかけとなるケースの多い、Raspberry PiやPython、WordPressにおけるコマンドの使用例も盛り込みました(入門書でありながら実際の利用文脈に即した Appendix を備えており、学習動機との接続が明確)

編集メモ

Qiita 引用記事数: 0件(ISBN・書名での直接言及確認できず) / 楽天ランキング情報なし。Linux 入門書カテゴリでは競合タイトルが多く、本書は Ubuntu・CentOS 両対応と VirtualBox 前提という差別化点がある。外部シグナルが取得できなかったため supplementary とし、継続的なシグナル収集を推奨する

読む前に押さえておきたいこと

  • PC の基本操作とファイル管理(フォルダの概念)が分かる程度の IT リテラシー
  • VirtualBox をインストールできる RAM 4GB 以上の環境(ホスト OS 不問)

学習のコツ

  • 第3章(シェルとコマンドライン)がコマンド活用の核心なので、第1・2章で環境を整えたらすぐに第3章へ進み、パイプ・リダイレクトの実行例を手元で再現するとよい
  • 巻頭・巻末の Quick リファレンスは学習中に常時開いておき、コマンドを調べながら読み進める辞書的な使い方が有効
  • Appendix の Raspberry Pi・Python・WordPress 例は、自分の使いたい環境に近いものを先読みすることで学習動機を維持しやすい
  • VirtualBox 環境は壊してもすぐ再構築できるため、コマンドを覚えたら意図的に失敗を試すことで理解が深まる
出版社による内容紹介

Linuxの基本&コマンドの作法をまとめた入門書。巻頭&巻末には、基本コマンドのQuickリファレンスを特別収録。 本書では、Linuxシステムの「今の基本」を押さえつつ、コマンドラインの基礎知識&テクニックを平易に解説。ユーザーやファイル/ディレクトリ、ファイルシステム、プロセス、ネットワークをはじめ、Linuxの基本概念をコマンドを通して学べる点が特徴です。合わせて、コマンドの実用的な使用場面を学べるように豊富な実行例を盛り込み、Appendixとして昨今初学者の方々がLinuxコマンドを学ぶきっかけとなるケースの多い、Raspberry PiやPython、WordPressにおけるコマンドの使用例も盛り込みました。動作環境はスタート&作り直しも簡単なVirtualBoxによる仮想環境を前提とし、Ubuntu、CentOS Streamに両対応。広く初学者の方々に向け、長く役立つ基本を凝縮してお届けします。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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