ISBN 9784297121068

図解即戦力 情報セキュリティの技術と対策がこれ1冊でしっかりわかる教科書

図解即戦力 情報セキュリティの技術と対策がこれ1冊でしっかりわかる教科書
出版社
技術評論社
刊行
2021-05

概要

情報セキュリティの概念・攻撃手法・対策技術を体系的に習得する

想定読者

情報セキュリティマネジメント試験の受験を検討しているITエンジニアや情報システム担当者。セキュリティの基礎を図解で整理したい実務者にも向く

こんな人には向いていない

  • すでにCISSPやCEHなどの上位資格を保有し、実装レベルの深掘りを求めるセキュリティ専門家には内容の基礎比重が大きい
  • Webアプリケーション脆弱性診断や侵入テストの実技スキルを身につけたい人には演習・ハンズオン要素が不足している
  • 試験を目的とせず最新クラウドセキュリティ(CSPM/CASBなど)を学びたい人には2021年時点の技術範囲にとどまる

読了後にできるようになること

  • CIAトライアドをはじめとする情報セキュリティの7要素と、OECDセキュリティガイドラインの考え方を説明できる
  • パスワード攻撃・マルウェア・標的型攻撃・SQLインジェクションなど主要サイバー攻撃の手口と分類を整理できる
  • 共通鍵・公開鍵暗号、PKI、デジタル証明書の仕組みをリスク管理の文脈で使い分けられる
  • リスクマネジメントのプロセス(情報資産分類→リスクアセスメント→リスクコントロール)を実務フローとして把握できる
  • ファイアウォール・WAF・IDS/IPS・DMZなど境界防御技術の役割と配置を体系的に理解できる
  • ISMSの構造と情報セキュリティポリシー整備の要点を、試験・実務の両面から整理できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 セキュリティの概念と対策の方針 — CIAトライアドとリスクの基本概念を固める土台。試験頻出の定義を一気に整理できる
  • 第 2 章 サイバー攻撃の手法1(パスワード攻撃・マルウェア) — マルウェア分類とスパイウェアの動作を図解で整理。試験だけでなく社内研修資料としても使いやすい
  • 第 3 章 サイバー攻撃の手法2(標的型攻撃・Webサーバー攻撃・プログラム脆弱性) — SQLインジェクション・XSSなどWebアプリ脆弱性の基礎を押さえる。開発者が読んでも有益な章
  • 第 4 章 セキュリティ確保の基礎技術(暗号・認証・PKI) — 共通鍵・公開鍵・PKI・デジタル証明書を一気通貫で図解。ここを理解すればHTTPS/TLSの動作が腑に落ちる
  • 第 5 章 情報セキュリティの管理(リスクマネジメント・ISMS) — リスクアセスメントからISMS運用まで管理プロセスの全体像を把握するのに適した章
  • 第 6 章 情報セキュリティ対策の基礎知識(ファイアウォール・WAF・IDS/IPS) — 境界防御の技術スタックを実務配置イメージと結びつけながら整理できる。最も実務直結度が高い章
  • 第 7 章 セキュリティの実装に関する知識(プロトコル・DB・アプリ) — セキュアプロトコルとアプリケーション実装の注意点を総括する。開発現場で参照する際の索引的な使い方に向く

ハイライト

  • 情報セキュリティに関する基本的な知識を、キーワード形式で、イラストを使ってわかりやすく解説しています。掲載している項目は、情報セキュリティマネジメント試験の午前重点分野で出題される項目が中心になっています(試験対策と実務知識習得の両立を明示している書籍の基本ポジショニング)
  • 本文使用の図版データ(ZIP形式)を講義用スライドとして利用可能。受験対策講師や社内研修担当者が教材として再利用できる体制を出版社が公式に整備している(個人学習にとどまらず組織内のセキュリティ教育基盤としての活用可能性を示す)

編集メモ

Qiita上で本書のISBN直接引用記事は確認できなかった。楽天ランキング情報も入力になし。情報セキュリティマネジメント試験対策書として出版社公式サポートあり(正誤表2024年12月更新)、図版の教材利用が公式許諾されている点は実用性の根拠となる。シグナル数値が不足するためsupplementaryを付与

読む前に押さえておきたいこと

  • ネットワークの基礎(TCP/IP・HTTPSの概念レベル)を把握していると暗号化・PKI章の理解が速い
  • 情報システムの業務利用経験が最低1年程度あると、リスクマネジメント・ISMS章の実務感覚が掴みやすい

学習のコツ

  • 7章59項目はテーマ別に独立しているため、試験範囲の苦手分野から拾い読みする使い方が効率的。通読よりも弱点補強の辞書的活用に向いている
  • 4章(暗号・認証・PKI)は他の章の前提となる概念が集中している。1章の概念整理が終わったら2〜3章より先に4章を読むと、攻撃手法と対策技術の関係が一気に把握しやすくなる
  • 出版社サポートページから図版データ(ZIP)をダウンロードして社内勉強会のスライドに活用する使い方が公式に許可されている。チームでの輪読にも向く
  • 正誤表が2024年12月まで継続更新されている。購入後にgihyo.jpのサポートページで最新版を確認してから学習を始めることを勧める
出版社による内容紹介

情報セキュリティに関する基本的な知識を、キーワード形式で、イラストを使ってわかりやすく解説しています。掲載している項目は、「情報セキュリティマネジメント試験」の午前重点分野で出題される項目が中心になっています。 1章 セキュリティの概念と対策の方針 01 情報セキュリティとは 02 情報セキュリティを構成する7つの要素 03 OECDセキュリティガイドライン 04 リスク 05 情報資産とは 06 脅威の種類 07 脆弱性の種類 08 人為的不正のメカニズム 2章 サイバー攻撃の手法1 09 サイバー攻撃の攻撃者 10 サイバー攻撃の手法 11 パスワードを狙った攻撃 12 マルウェア 13 スパイウェア 3章 サイバー攻撃の手法2 14 標的型攻撃 15 Webブラウザを狙った攻撃 16 サーバーを狙った攻撃1 17 サーバーを狙った攻撃2 18 乗っ取り/不正アクセス/なりすまし 19 負荷をかける攻撃 20 プログラムの脆弱性を突いた攻撃 4章 セキュリティ確保の基礎技術 21 暗号化技術の基礎 22 暗号化技術の種類 23 暗号鍵管理システム 24 ディスク/ファイルの暗号化 25 危殆化 26 利用者に対する認証技術 27 生体認証技術 28 PKI 29 デジタル証明書のしくみ 5章 情報セキュリティの管理 30 情報資産と無形資産 31 リスクマネジメント 32 情報セキュリティインシデント 33 情報資産の調査と分類 34 リスクの分析と評価 35 情報セキュリティリスクアセスメント 36 リスクコントロール 37 情報セキュリティマネジメントシステム 38 セキュリティの評価 39 セキュリティ規定と関連機関 6章 情報セキュリティ対策の基礎知識 40 内部不正防止ガイドライン 41 入口対策と出口対策 42 マルウェア/不正プログラム対策 43 ファイアウォール 44 WAF 45 プロキシサーバー 46 不正侵入検知システム 47 侵入防止システム 48 DMZ 49 ネットワーク認証/フィルタリング 50 無線通信セキュリティ 51 著作権保護 52 メール認証 53 ネットワーク管理 54 対策機器 55 物理対策 7章 セキュリティの実装に関する知識 56 セキュア・プロトコル 57 ネットワークセキュリティ 58 データベースセキュリティ 59 アプリケーションセキュリティ

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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