ISBN 9784297121877

Excel & Access 連携実践ガイド 〜仕事の現場で即使える [増補改訂版]

Excel & Access 連携実践ガイド 〜仕事の現場で即使える [増補改訂版]
出版社
技術評論社
刊行
2021-07

概要

VBAなし〜VBAあり両方でExcelとAccessを実務連携させる

想定読者

ExcelだけでのデータM管理に限界を感じ、Accessへの移行を検討している実務担当者。プログラミング未経験でも標準機能から始め、必要に応じてVBAまで段階的に習得したい人。

こんな人には向いていない

  • すでにAccessを日常業務で運用しており、ADOやSQLの応用を深掘りしたい上級者には基礎的な内容の比重が大きい
  • PythonやWebアプリケーションでのデータ管理を検討している人には技術スタックのミスマッチがある
  • Accessを持たないOffice環境(Microsoft 365 BasicプランなどAccess非搭載)の読者には前提環境が合わない

読了後にできるようになること

  • 標準機能のみでExcelシートのデータをAccessテーブルに取り込み・エクスポートできる
  • ADOとSQLを組み合わせたVBAコードでExcelからAccessへの一括書き込み・読み込み処理を実装できる
  • ユーザーフォームを使ったデータの追加・更新・削除インターフェースをExcel上に構築できる
  • 主キーとリレーションシップを設計し、列数過多のExcelシートをAccessの複数テーブルに正規化できる
  • クエリを活用してAccessで管理するデータの表記統一や条件抽出を行える
  • VBAデバッグとエラーハンドリングの基本を身につけ、自力でトラブルシューティングできる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 Excel & Access連携の基礎知識 — ExcelとAccessそれぞれの得意・不得意の整理から始まる。自分の業務にAccessが必要かどうかを判断するための章として活用できる
  • 第 2 章 標準機能を使ってExcelのデータをAccessに書き込む — VBAを使わない方法の全体像。プログラミング経験のない担当者でもこの章だけで基本的なデータ移行が完結する
  • 第 3 章 VBAを使ってExcelのデータをAccessに書き込む — ADOとSQLの基礎を実例で習得できる。複数レコードの一括書き込みなど、実務で頻出の処理パターンを網羅
  • 第 4 章 標準機能を使ってAccessのデータをExcelに読み込む — テーブルエクスポートと条件付きクエリの組み合わせで、必要なデータだけを取り出す方法を解説
  • 第 5 章 VBAで専用フォームを作成してAccessのデータをExcelに読み込む — 業務アプリとして独立させるための第一歩。フォームUIとデータ読み込みロジックを分離する設計思想が学べる
  • 第 6 章 専用フォームを使ってExcelからデータを追加・更新・削除する — CRUD操作の完全実装。この章を完走すると業務用簡易データベースアプリが手元に残る
  • 第 7 章 列数の多いExcelシートを分割しAccessの複数テーブルで利用する — 正規化とリレーションシップの実践。肥大化したExcel台帳をAccessで構造化するプロセスを一通り経験できる
  • 第 8 章 [完全版] Excel & Access 連携アプリケーション — 前章までの要素を統合した完成形サンプル。個人環境に合わせてカスタマイズするための参照コードとして機能する

ハイライト

  • プログラミングまでは行いたくないけど、Accessでデータを管理したい人には、VBAを使わずにExcelとAccessの標準機能を使う方法を解説しています(VBAの有無で二段構成になっている本書の設計意図が端的に示されている箇所)
  • VBAを使い、オリジナルのユーザーフォームを作成して本格的なアプリケーションを作成して行う方法も丁寧に解説しています(標準機能から始めてVBA実装まで一冊で到達できる射程の広さを示している)

編集メモ

Qiita言及記事0件、楽天ランキング情報なし。ExcelとAccessの連携という実務ニーズは一定数存在するが、外部シグナルが確認できないため補完的な選択肢として位置付ける

読む前に押さえておきたいこと

  • ExcelでVLOOKUPやピボットテーブルを日常的に使える程度のExcel操作スキル
  • Accessを一度でも起動してテーブルを開いたことがある程度の最低限の経験(ゼロでも標準機能編は読み進められるが、用語習得のコストが増える)
  • VBA編(CHAPTER 3以降)を進める場合は、変数・条件分岐・ループ程度のプログラミング基礎概念の理解

学習のコツ

  • VBA経験がない場合はCHAPTER 1と2を先に完走し、標準機能だけで連携を実感してからCHAPTER 3以降のVBA編に進むと理解が定着しやすい
  • CHAPTER 8の『完全版アプリケーション』は最初から読み解こうとせず、前章までのコードと対照しながら差分を確認する使い方が効率的
  • Appendixのデバッグ手順は後回しにせず、CHAPTER 3のVBAコードを初めて動かす段階で一読しておくとトラブル時の対処が速くなる
  • 自分の業務データを使って各章のサンプルを置き換えながら進めると、写経で終わらず即戦力のコードを手元に残せる
出版社による内容紹介

本書は、ExcelのデータをAccessに移行して、Acceessでデータを管理し、そのデータをExcelに書き出して活用する、という使い方を解説した書籍です。 プログラミングまでは行いたくないけど、Accessでデータを管理したい人には、VBAを使わずにExcelとAccessの標準機能を使う方法を解説しています。 また、VBAを使い、オリジナルのユーザーフォームを作成して本格的なアプリケーションを作成して行う方法も丁寧に解説しています。 CHAPTER 1 Excel&Access連携の基礎知識 1-1 Excelの得意・不得意 1-2 Accessと連携することのメリット 1-3 連携に必要な技術 1-4 データの運用について CHAPTER 2 標準機能を使ってExcel のデータをAccessに書き込む 2-1 Accessを利用するための基本 2-2 データの型というルール 2-3 書込に理想的なExcelのシート 2-4 Excelシートを書き込む状態にする 2-5 Accessへデータを書き込む 2-6 クエリを使ってデータ表記を統一する 2-7 Accessでのデータ管理 CHAPTER 3 VBAを使ってExcel のデータをAccessに書き込む 3-1 テーブルを作成する 3-2 VBAの基礎知識 3-3 VBAコード内でADOとSQLを利用する 3-4 複数のレコードを一度に書き込む 3-5 関数の戻り値によって動作を変える CHAPTER 4 標準機能を使ってAccess のデータをExcelに読み込む 4-1 テーブルをエクスポートする 4-2 条件に一致するものだけを読み込む 4-3 条件を設定して実行する 4-4 クエリをエクスポートする 4-5 クエリの種類とその他の活用方法 CHAPTER 5 VBAで専用フォームを作成してAccess のデータをExcelに読み込む 5-1 Excelで専用フォームを作成するための知識 5-2 データを読み込むための準備 5-3 「メニュー」フォームを作成する 5-4 読込機能を実装する CHAPTER 6 専用フォームを使ってExcel からデータを追加・更新・削除する 6-1 データの追加・更新・削除用のフォームを作成する 6-2 データの追加・更新・削除に対応するVBAを記述する 6-3 読込機能を拡張するフォームを作成する 6-4 フォームに合わせて読込のコードを変更する 6-5 自分用にカスタマイズするには CHAPTER 7 列数の多いExcelシートを分割しAccessの複数テーブルで利用する 7-1 列数が増え過ぎて見づらくなったテーブル 7-2 シートを分割する 7-3 複数のテーブルを利用する 7-4 Accessにエクスポートする 7-5 主キーとリレーションシップ 7-6 複数のテーブルをまたいでデータを抽出する 7-7 コードを複数テーブルに対応させる CHAPTER 8 [完全版]Excel & Access 連携アプリケーション 8-1 Excelのシートを作成する 8-2 Accessのテーブルを作成する 8-3 一括書込のコードを拡張する 8-4 「データ読込」フォームを拡張する 8-5 「編集」フォームを拡張する 8-6 追加/更新のコードを対応させる Appendix 付録 A-1 デバッグするには A-2 エラーが起きた場合には

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