ISBN 9784297132880
改訂3版JavaScript本格入門
概要
ECMAScript 2022 対応でJavaScriptの本質を基礎から実務水準まで体得する
想定読者
HTML/CSS の基礎を持ち、JavaScript を体系的・本格的に学び直したい初〜中級の Web エンジニア。自己流の書き方から脱し「なぜそう書くか」を言語化したい人に向いています。
こんな人には向いていない
- プログラミングそのものが初めてで、変数・条件分岐・ループといった基本概念から学びたい完全未経験者には情報密度が高すぎます
- 特定構文をその場で調べたいだけのリファレンス用途には、約620ページの通読前提の構成が重く感じられます
- すでに ES2022 構文や非同期処理を実務で使いこなしている上級者には、基礎解説の比重が大きく冗長です
読了後にできるようになること
- プロトタイプチェーンとクラス構文という2系統のオブジェクト指向を、仕組みの違いから説明できる
- ECMAScript 2022 の新構文(クラスフィールド、トップレベル await、論理代入演算子など)を実務コードに適用できる
- コールバック・Promise・async/await の制御フローを、歴史的な変遷を踏まえて状況に応じて使い分けられる
- ES Modules を活用して大規模プロジェクト向けにコードを分割・設計できる
- 正規表現・エラー処理・DOM 操作・イベントモデルなど実務頻出の応用トピックを扱える
- 「JavaScript らしいオブジェクトの扱い方」を理解し、動くだけでなく保守しやすいコードを書ける
本書のキー概念(章解説)
- 前半:基本文法と言語の土台 — 変数・データ型・演算子・制御構文など、ES2022 を前提とした最新の基本文法を整理し直す。基礎に慣れた読者は速読してよいが、用語の定義を本書の言い回しで揃えておくと後半の理解が速まる。
- 中盤:オブジェクトとオブジェクト指向構文 — 本書の独自価値が最も効いてくる中核。JavaScript らしいオブジェクトの扱い方、プロトタイプチェーン、大規模開発で実用的になったクラス構文を扱い、「なぜそう書くか」を本質から解説する。ここは精読を推奨。
- 終盤:非同期処理・モジュール・実務応用 — コールバックから Promise、async/await への流れ、ES Modules によるコード分割、正規表現・エラー処理・DOM 操作・イベントモデルといった現場頻出の応用トピックを扱う。200ページ増の増補部分は主にこの領域を厚くしている。
編集メモ
2010年の初版から累計約100,000部のロングセラーで、ES2022 対応・200ページ増の改訂3版。実務で通用する書き方を本質から押さえたい中級層に向いた定番の入門〜実務橋渡し本。
読む前に押さえておきたいこと
- HTML と CSS で静的な Web ページを自分で作成した経験
- 変数・条件分岐・ループなど、プログラミングの基本概念の理解(言語は問わない)
学習のコツ
- 基本構文に慣れている読者は前半を速読し、オブジェクト指向・プロトタイプを扱う中盤から精読すると効率的です。本書の独自価値である「なぜそう書くか」は中盤以降で効いてきます。
- 非同期処理のパートは独立した読み物として扱い、コールバック地獄 → Promise チェーン → async/await という歴史的変遷を追うように通読すると、構文の意味が定着しやすくなります。
- サンプルコードはブラウザの DevTools コンソールで実行しながら読むと、動作確認と理解確認を同時に行えます。約620ページの分量があるため、章単位で手を動かしながら進めるのがおすすめです。
- TypeScript や React へのステップアップを見据えるなら、クラス構文・モジュール・非同期処理の3領域を「次の技術の土台」として意識的にマスターしておくと、移行コストが下がります。
出版社による内容紹介
2010年の刊行から約100,000部の実績を誇るロングセラーを、ECMAScript 2022に対応した内容で200ページ増の大幅改訂。最新の基本文法から、開発に欠かせない応用トピックまで解説します。JavaScriptらしく書くために大切なオブジェクトの扱い方や、大規模開発でさらに実用的になったオブジェクト指向構文を学び、しっかりと動くプログラムの作り方を本質から理解できます。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。