ISBN 9784297133993
60分でわかる! 心理的安全性 超入門
概要
心理的安全性を学術根拠つきで実務に落とし込む
想定読者
チームの雰囲気を変えたい管理職・リーダー・HR担当者で、心理的安全性をこれから体系的に学びたい層
こんな人には向いていない
- エドモンドソン教授の原著や論文をすでに読み込み、理論を深く掘り下げたい読者には情報量が物足りません
- オールカラー図解の入門書という性格上、現場での施策をすでに回している実務者には基本事項の比重が大きく感じられます
- 心理的安全性そのものの定義論・批判的検討を求める読者には、実践指南が主体のため方向性が合いません
読了後にできるようになること
- 心理的安全性が「ぬるい職場」とは異なり、成果志向と両立する概念であることを区別して説明できる
- Google のプロジェクト・アリストテレスやエドモンドソンの研究を、施策の根拠として引用できる
- マネージャーの言動・支援のあり方を、心理的安全性を高める具体的な行動に翻訳できる
- メンバーへの仕事の与え方・支援の仕方を、安全性の観点から設計できる
- 組織レベルで安全な職場づくりを推進する制度・仕組みの選択肢を持てる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 心理的安全性の重要性
- 第 2 章 心理的安全性がもたらす効果
- 第 3 章 マネージャーに求められる行動と考え方 — Part4・5と並ぶ実践パートの中核。自分のチームから着手したい読者はここから読む価値がある
- 第 4 章 メンバーに適切に仕事を与えて支援する
- 第 5 章 組織で安全な職場づくりを推進する — 個人の心がけに留めず、制度・仕組みへ広げたい人事担当者向けの章
- 第 6 章 心理的安全性を適切に活用する
ハイライト
- メンバーが本音を言っても安全と感じられるのが心理的安全性です。ハーバード・ビジネススクールのエイミー・C・エドモンドソン教授が発展させた理論で、企業・医療現場・地域活動・家庭などで幅広く実証されています(本書が依拠する理論の出自と適用範囲が端的にまとまっている箇所)
- 全編カラー、見開き1ページで左側が解説、右側がイラスト図解という構成で、初心者でもイメージをつかみながら理解できる(本書最大の特徴である紙面設計を、第三者の書評が端的に評している)
外部からの言及
- 学術研究のエビデンスと実務をつなぐ構成、見開き図解による分かりやすさが評価され、入門書ながら内容の充実感・安定感は折り紙付きという専門書評がある(blog)
- 全編カラーの見開き図解で心理的安全性に詳しくない人でもイメージをつかめる、実務応用性が高いという肯定的な声がある一方、内容が抽象的で薄い・上司と部下のコミュニケーション指南が主体でタイトルとのズレを感じるという指摘も併存する(amazon_review)
編集メモ
IT技術書ではなく組織・マネジメント領域のためQiita言及・楽天ランキング履歴は計測対象外(いずれも0件)。入門段階の補完的な選択肢として位置づけ。図解構成と学術根拠の両立は専門書評(WEB労政時報)でも評価されている
読む前に押さえておきたいこと
- チーム運営やメンバー育成に関わる立場(特別な専門知識は不要)
- 「心理的安全性=仲良し・ぬるい職場」という誤解を一度脇に置ける姿勢
学習のコツ
- Part1・2で「心理的安全性とは何か・なぜ効くか」を押さえたら、自分の立場に応じてPart3(マネージャー)かPart5(組織・人事)に進むと回収が早い
- 見開き1テーマの図解構成なので、通読より気になるテーマの拾い読みに向く。1テーマ60秒で要点を取り、施策に使えそうな項目だけ深掘りする読み方が効率的
- 抽象的に感じた箇所は、巻末や著者のビジネスリサーチラボの解説記事で元になった研究を補うと、施策の根拠として説明しやすくなる
出版社による内容紹介
メンバーが「本音を言っても安全」と感じられるのが「心理的安全性」(Psychological Safety)です。ハーバード・ビジネススクールのエイミー・C・エドモンドソン教授が発展させた理論で、企業・医療現場・地域活動・家庭などで幅広く実証されています。2016年、Googleのプロジェクト・アリストテレスで「最高のチームを作る要因」として最も影響が大きいとわかり、いかに職場の心理的安全性を高めるかが管理職、チームリーダー、HR担当者などの高い関心事となっています。本書はオールカラー図解で、やさしく心理的安全性の基本からその重要性・効果を理解でき、さらに多くの学術研究に基づいた、さまざまな職場に適した実践方法を解説します。高い成果をあげる理想的なチームをつくりたい人にとって必読です。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。