ISBN 9784297136178
Excelで“時短”システム構築術ーー案件管理の効率化を簡単に実現しよう!
概要
Excelのテーブル・関数・VBAで案件管理ツールをゼロから組み上げる
想定読者
業務でExcelを使い続けているが自動化・効率化に踏み出せていない事務職・営業職・中小企業のバックオフィス担当者
こんな人には向いていない
- すでにPythonやAccessで業務システムを構築している人には実装範囲が狭く感じられる
- VBAの文法を体系的に学びたい人には参照書として不十分で、チュートリアル形式に特化している
- 大規模データや複数人同時編集が必要な環境には、Excelベースの設計自体が前提外となる
読了後にできるようになること
- Excelテーブル機能の設定と活用法を理解し、データ管理の基盤として使いこなせる
- スピル(動的配列)を含む実務向け関数を組み合わせ、自動集計ロジックを構築できる
- 条件付き書式・入力規則・ユーザー定義表示形式でデータ品質を保つ仕組みを作れる
- マクロの記録機能で繰り返し操作を自動化し、生成されたコードを読み解ける
- VBAでサブルーチンを記述し、見積書・納品書・請求書の発行処理を自動化できる
- 案件入力画面からメイン画面まで、複数シートを連携させた業務ツール全体を完成させる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 Excelの機能と業務内容を理解する — ツール設計前の要件整理として位置づけ。本書の設計思想を把握する上で役立つ導入章
- 第 2 章 テーブルの設定 — 本書全体の土台となる章。後続の計算式・VBAが前提とするテーブル構造をここで確実に作る
- 第 3 章 計算式の知識 — スピル(動的配列)の解説を含む。第4章以降でつまずいた際のリファレンスとしても機能する
- 第 4 章 計算式の作成 — 案件一覧・見積書・納品書・請求書の各シートを実際に組み上げる実践章。最もボリュームが大きい
- 第 5 章 仕組み作りを支えるExcelの機能 — 入力規則・条件付き書式など、ミス防止の仕組みを整える章。業務ツールとしての品質を左右する
- 第 6 章 マクロの記録 — VBAを本格的に書く前のウォームアップとして最適。記録コードをVBEで読む習慣が第7章以降への橋渡しになる
- 第 7 章 VBAの基本 — 構文解説はコンパクトにまとめられており、VBA未経験者でも次章の実装に進みやすい設計
- 第 8 章 VBAを操作する — 見積書・納品書・請求書の発行処理をVBAで実装するクライマックス章。チュートリアルの核心部分
- 第 9 章 より便利に仕上げる — ウィンドウ枠固定・不要セル非表示・起動時画面制御など、実業務に渡すための仕上げ工程
ハイライト
- 日々進化するExcelの機能をリスキリングしよう! まずはテーブル機能をベースとして、さまざまな関数、新たに追加された計算機能『スピル』、操作をアシストする書式設定、繰り返し作業を簡略化するマクロ、そして自動化の肝であるVBAまで挑戦します。(本書のカバー範囲を最も端的に示す一文。テーブルからVBAまでの段階的な難度設計の意図が伝わる)
- 各機能の特長を理解して、Excelに無理をさせず、そして自身の業務も無理がないように自動化・効率化を素早く図りましょう!(Excelの適切な使い方という著者スタンスが表れており、過度な自動化を戒める実務的な視点)
編集メモ
入力データにQiita言及記事・楽天ランキング情報なし。external signalが取得できなかった段階では補完的選択肢として分類する
読む前に押さえておきたいこと
- Excelの基本操作(セル入力・コピー・ファイル保存)が一通りできること
- SUM・IF程度の基本関数を実務で使った経験があること
- マクロやVBAの事前知識は不要
学習のコツ
- 第2章のテーブル設定は手元のExcelで設定しながら読む。理解だけ先に進めると第4章以降の計算式でつまずきやすい
- 第3章はリファレンスとして使い、第4章で詰まった関数に戻って参照する読み方が効率的
- 第6章のマクロ記録を省略せずに実施する。記録コードをVBE上で読むことで第7・8章のVBA理解が格段に早まる
- 第9章は最終チェックリストとして、ツール完成後に一通り確認する使い方が実践的
出版社による内容紹介
日々進化するExcelの機能をリスキリングしよう! 本書では、チュートリアル形式で役立つExcelの各種機能の使い方を解説しながら、案件管理のシステム作り上げます。まずはテーブル機能をベースとして、さまざまな関数、新たに追加された計算機能「スピル」、操作をアシストする書式設定、繰り返し作業を簡略化するマクロ、そして自動化の肝であるVBAまで挑戦します。各機能の特長を理解して、Excelに無理をさせず、そして自身の業務も無理がないように自動化・効率化を素早く図りましょう! ■第1章 Excelの機能と業務内容を理解する 1.1 Excelの役割を理解する 1.2 ツールを作るときに使うExcelの便利機能 1.3 本書で作る業務ツール ■第2章 テーブルの設定 2.1 テーブルとは 2.2 テーブルを扱ううえでの注意点 2.3 テーブルの設定方法 2.4 テーブルの設定を変更する 2.5 テーブルの設定の解除 2.6 一覧表にテーブルを設定する 2.7 各テーブルの設定 ■第3章 計算式の知識 3.1 計算式の基本 3.2 関数 3.3 計算式のコピーと参照方式 3.4 他のセルの値をそのまま出す 3.5 テーブルを参照する計算式 3.6 計算式や関数の入力 3.7 関数のネスト 3.8 業務ツールで使う便利な関数 3.9 スピル 3.10 名前機能 ■第4章 計算式の作成 4.1 案件入力画面の設定 4.2 《見積一覧》シートの作成 4.3 見積書フォーマットの作成 4.4 納品書と請求書フォーマットの作成 4.5 処理一覧の作成 4.6 商品名の一覧範囲の名前設定 4.7 《案件一覧》シートの作成 4.8 月次請求書の計算式の作成 4.9 《メイン画面》シートの作成 ■第5章 仕組み作りを支えるExcelの機能 5.1 ユーザー定義の表示形式 5.2 条件付き書式 5.3 入力規則 5.4 リンクの設定 ■第6章 マクロの記録 6.1 マクロを保存する 6.2 案件を入力するマクロを記録する ■第7章 VBAの基本 7.1 VBEの使い方 7.2 VBAの基本構文 ■第8章 VBAを操作する 8.1 VBAのサブルーチンの作成 8.2 見積書を追加・更新する 8.3 納品書・請求書を発行する 8.4 見積書を発行して登録する 8.5 指定月の請求書を一度に作成する 8.6 状況に合わせて表示するデータをフィルターする 8.7 メイン画面をクリックして各処理のVBAを動かす ■第9章 より便利に仕上げる 9.1 常に項目名を表示する 9.2 表示する必要のないセルを非表示にする 9.3 今日の日付を設定する 9.4 不必要な入力をさせないようにする 9.5 ファイルを開いたら必ずメイン画面を表示させる 9.6 最終チェック
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