ISBN 9784297144272

3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門 [改訂第3版]

3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門 [改訂第3版]
著者
大津 真
出版社
技術評論社
刊行
2024-09

概要

予習→実践→復習の3ステップでJavaScript基礎からDOM・非同期処理まで習得する

想定読者

プログラミング未経験でJavaScriptを最初の言語として学ぶ人。HTMLとCSSの基礎は触れた程度で、Webページを動的に動かす仕組みを体系的に把握したい初学者。

こんな人には向いていない

  • JavaScriptをすでに業務で使っているエンジニアには内容が初歩的すぎ、ES2015以降の仕様も既知の範囲に収まる
  • React・Vue・Angularなどフレームワークの実装パターンや設計論を学びたい読者の目的には対応しない
  • Node.jsによるサーバーサイドJavaScriptやバンドラ・トランスパイラを使ったモダン開発環境の構築を求める場合は別書が必要

読了後にできるようになること

  • 変数・演算・条件分岐・繰り返しなどJavaScriptの基本文法を、実際にコードを書きながら定着させられる
  • ES2015以降のクラス構文を使ったオブジェクト指向プログラミングの考え方と実装手順を理解できる
  • DOMを操作してWebページの内容・スタイル・アニメーションをJavaScriptから動的に変更できる
  • イベントリスナーを使ったユーザー操作への対応と、フォーム部品の取り扱いができる
  • Promiseとasync/awaitを用いた非同期処理の仕組みと、Fetch APIによるサーバーとのデータ通信を実装できる
  • Web Animations APIを使った要素アニメーションの基本パターンを実装できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 JavaScriptの基礎知識 — JavaScriptの役割とオブジェクト指向の概念整理。開発環境のセットアップも含め、全体の土台となる章
  • 第 2 章 はじめてのプログラム — 実際にコードを動かす最初の体験章。コンソール出力とWebページ操作を両方扱い、達成感を早期に得られる構成
  • 第 3 章 変数と演算 — 文字列・数値の扱い方とユーザー入力の受け取り方。変数スコープの前提知識をここで整理しておく
  • 第 4 章 条件判断と繰り返し — if/else・switch・for・while・break/continue を網羅。制御構造の習得に最も時間をかける価値がある章
  • 第 5 章 ユーザー定義関数の作成 — 関数宣言・関数式・アロー関数など複数の書き方を比較。スコープ理解と合わせて読むと後の章で詰まらない
  • 第 6 章 オブジェクトの生成と操作 — DateオブジェクトやMathオブジェクトなど組み込みオブジェクトの実用的な使い方を中心に扱う
  • 第 7 章 配列による複数の値の管理 — 配列操作メソッドとMapによるキー・値ペア管理を実例で習得。8章以降のDOM操作で多用する基礎
  • 第 8 章 DOMの基本 — 要素の取得・イベント処理・フォーム操作まで一通り扱う。本書の中核章で、ここを理解できれば実用度が大きく上がる
  • 第 9 章 DOMの活用 — スタイルの動的変更・タイマー制御・Web Animations APIと応用範囲が広い。8章を固めた後に進むこと
  • 第 10 章 オブジェクト指向プログラミング — ES2015のclassキーワードを使ったクラス定義と継承を実装例で学ぶ。将来フレームワークを使う際の前提知識
  • 第 11 章 はじめての非同期処理 — Promise・async/await・Fetch APIを扱う最終章。モダンなWeb開発で必須の概念を丁寧に解説しており、本書全体の到達点

ハイライト

  • 予習→実践→復習の3つのプロセスを踏むことで、プログラムを作って動かしながらJavaScriptの基礎を学ぶことができます。(本書の学習設計の核心を示す記述。手を動かすことを最優先にした構成の根拠)
  • ES2015(ES6)以降のECMAScriptに完全対応。クラスベースのオブジェクト指向プログラミングやイベントリスナー、Promise&Fetch API&async/awaitによる非同期処理と非同期通信についてもしっかり解説しています!(2024年改訂でカバーされた現代的なJavaScriptの範囲を示す。旧版との差別化ポイント)

外部からの言及

  • Webアプリ開発の学習ロードマップを紹介するQiita記事の中で、JavaScript学習フェーズで使用した書籍として名前が挙がっている。読了後に実際の開発(Railsポートフォリオ等)を進める中で概念の定着を実感したという経緯が記述されており、独習者の最初の一冊として機能していることが読み取れる(qiita)

編集メモ

確認できたQiita言及記事1件・累計likes6。言及記事数・likes数ともにpractical基準(記事5件以上またはランキング履歴あり)に達していないためsupplementaryとする。2024年9月刊行の新版であり外部シグナルの蓄積はこれから

読む前に押さえておきたいこと

  • HTMLの基本タグ構造(head・body・div・p・input等)とCSSによるスタイル指定の概念を知っている程度で十分
  • テキストエディタとWebブラウザの基本操作ができること。開発者ツールのコンソールを開いたことがあれば望ましいが必須ではない
  • プログラミング言語の事前経験は不要。本書はプログラミング自体がはじめての読者を想定して設計されている

学習のコツ

  • 各章末の練習問題は読み飛ばさず取り組む。章内の解説を受動的に追うだけでは定着しにくく、問題を解いて初めてスコープや型変換のつまずき箇所が浮かび上がる
  • 1〜5章でJavaScriptの文法を押さえたら、8章(DOMの基本)を次の目標として前倒しで読むと学習のモチベーションを維持しやすい。6〜7章はその後に戻って読んでも理解できる
  • 11章(非同期処理)はPromise → async/await → Fetch APIの順に進む構成になっているため、途中で詰まった場合はコードを手元のブラウザコンソールで一行ずつ実行して動作を確認しながら進める
  • 2024年改訂版であるため、ES2015以降の構文(アロー関数・letとconst・クラス構文・テンプレートリテラル)が自然に使われている。旧版のvar/functionスタイルのコードを別途追わなくて済む点で、これから学ぶ人に適している
出版社による内容紹介

ES2015(ES6)以降のECMAScriptに完全対応! プログラムを作りながらJavaScriptの基本が身に付きます 本書は、はじめてプログラミングを学習する人のために、JavaScriptの基本文法とWeb開発での活用方法をやさしく解説しています。すべての解説にサンプルファイルを用意して、「ここでやること」「やってみよう」「理解しよう」という予習→実践→復習の3つのプロセスを踏むことで、プログラムを作って動かしながらJavaScriptの基礎を学ぶことができます。今回の改訂にともなって、ES2015(ES6)以降のECMAScriptに完全対応。クラスベースのオブジェクト指向プログラミングやイベントリスナー、Promise&Fetch API&async/awaitによる非同期処理と非同期通信についてもしっかり解説しています! ●第1章 JavaScriptの基礎知識 1-1 プログラムとは 1-2 JavaScriptとは 1-3 オブジェクト指向とJavaScript 1-4 JavaScriptプログラムを作成するには 第1章 練習問題 ●第2章 はじめてのプログラム 2-1 はじめてのプログラムを作る 2-2 簡単な計算をしてみる 2-3 プログラムを読みやすくする 2-4 コンソールに文字列を出力する 2-5 Webページのタイトルと色を変更する 第2章 練習問題 ●第3章 変数と演算 3-1 値に名前を付けてアクセスする 3-2 変数で文字列を扱う 3-3 いろいろな計算をしてみる 3-4 計算の優先順位を変更する 3-5 ユーザーの入力を受け取って計算する 第3章 練習問題 ●第4章 条件判断と繰り返し 4-1 条件を判断して処理を変える 4-2 条件を細かく設定する1 4-3 条件を細かく設定する2 4-4 指定した回数だけ処理を繰り返す 4-5 条件が成立している間処理を繰り返す 4-6 条件で繰り返しを中断する 第4章 練習問題 ●第5章 ユーザー定義関数の作成 5-1 処理をまとめて名前で呼び出せるようにする 5-2 変数の有効範囲を知る 5-3 いろいろな関数定義を知る 第5章 練習問題 ●第6章 オブジェクトの生成と操作 6-1 オブジェクトを生成して使ってみる 6-2 日付や時刻を操作する 6-3 数学計算用のメソッドを使う 6-4 文字列をオブジェクトとして使う 第6章 練習問題 ●第7章 配列による複数の値の管理 7-1 複数の値を配列にまとめる 7-2 曜日を日本語で表示する 7-3 配列を操作する 7-4 キーと値のペアでデータを管理する 第7章 練習問題 ●第8章 DOMの基本 8-1 ドキュメント内のエレメントにアクセスする 8-2 Webブラウザーのイベントを扱う 8-3 フォームの部品を利用する 8-4 新規のウィンドウを開く 8-5 OSを判別してメッセージを変更する 第8章 練習問題 ●第9章 DOMの活用 9-1 スタイルを動的に変更する 9-2 タイマーでエレメントの位置を変更する 9-3 Web Animations APIを利用する 第9章 練習問題 ●第10章 オブジェクト指向プログラミング 10-1 オリジナルのオブジェクトを定義する 10-2 既存のクラスを元に新しいクラスを作成する 第10章 練習問題 ●第11章 はじめての非同期処理 11-1 非同期処理とは 11-2 サーバーとデータをやりとりする 第11章 練習問題

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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