ISBN 9784297156589
作って学ぶ Spring Boot入門
概要
ハンズオン形式で Spring Boot の基礎から Web アプリ構築まで習得する 2026 年版入門書
想定読者
Java 構文の基礎は理解しているが Spring を触ったことがない若手エンジニア・新人研修明けの業務エンジニア。Spring Initializr から始めて動くアプリを最後まで作り上げる体験を日本語で得たい人。
こんな人には向いていない
- すでに Spring Boot 2.x / 3.x でアプリを本番運用している中堅以上のエンジニア。入門書として扱うトピックが既知となり、内容が物足りない可能性がある
- Kotlin や Scala で Spring を活用したい人。本書は Java ベースの入門書と推定される(公式ページ未確認のため要確認)
- Spring Security や OAuth 2.0、Microservices といった応用領域を体系的に学びたい人。それらは本書の対象範囲外と推測される
この本で身につくこと
- Spring Initializr を起点に雛形プロジェクトを生成し、開発環境を素早く整える手順
- Spring MVC の Request / Response サイクルとコントローラ・サービス・リポジトリの責務分担
- Spring Boot の自動設定(Auto-configuration)と starter 依存関係の仕組みの理解
- Spring Data JPA を用いたデータベース連携の実装パターン(※章立て未確認、著者の講義実績から推定)
- 2026 年時点の最新 Spring Boot 構成に合わせた starter ライブラリの命名変更等の注意点
ハイライト(外部からの言及)
「令和時代に『Spring 入門』を読む際には Spring 4.2 ベースであることを意識しないといけない」と著者自身が Zenn で問題提起しており、本書はその問題意識を踏まえた 2026 年新刊である。 — 出典
「なぜ今、新しい入門書が必要か」を著者の一次発信から裏付ける最重要引用
Spring Boot 4.0 では
spring-boot-starter-webがspring-boot-starter-webmvcに改名されるなど starter 構成が細分化される。著者はこの変更点を 2025 年 10 月に Zenn で詳細解説しており、本書でも最新 starter 体系が反映されていると考えられる。 — 出典
著者が最新 Spring Boot の変更を現役でキャッチアップしていることの傍証
読了後にできること
Before(読む前): Java の構文は一通り学んだが、Spring の DI コンテナ・starter・Auto-configuration の関係が掴めず、公式ガイドを読んでも動くアプリを作りきれない状態
After(読み終えた後): Spring Initializr から Web アプリを組み上げ、DB 連携まで一人で実装できる。2016 年版の名著が前提とする古い設定と現行 Boot 3.x/4.x の差異を理解した上で開発を始められる
章立て
(公式情報未確認 — 出版社公式ページの目次が公開され次第、本セクションを更新予定)
関連記事 / 参考情報
- 令和時代に「Spring 入門」「Spring 徹底入門」を読むとき気をつけるべき N 個のこと — 著者・多田真敏氏が 2016 年の Spring 名著と現行 Boot の差異を列挙。本書がこの問題提起の回答として書かれた背景を理解できる
- Spring Boot 4.0 では Starter ライブラリの構成が変わってるので注意 — spring-boot-starter-web → spring-boot-starter-webmvc へのリネームなど 4.0 系の breaking change を著者自身が解説。本書の内容と直結する可能性が高い
- Spring Boot ユーザーのためのサーブレット入門 — サーブレットの土台から解説する著者の教育スタイルを示す記事。「ハンズオンで土台から作る」という本書の教育観とも一致する
- Spring Boot おすすめ本 — 2025 年版 入門〜中級 5 冊比較 — 掌田津耶乃・WINGS プロジェクト・インプレス版など競合書 5 冊と本書の位置関係を把握できる比較まとめ
学習のヒント
- 各章のサンプルアプリを手元で動かしながら読む。著者の GitHub(MasatoshiTada)に過去のハンズオン用リポジトリが公開されているため、本書対応のリポジトリも公開される可能性が高い
- Spring 徹底入門(2016 年版)を副読本として持っている人は、本書で「2026 年時点の正解」を先に掴んでから古い書籍の記述との差分を確認すると理解が深まる
- Spring Boot の公式ガイド(spring.io/guides)と並行して読むと、日本語ハンズオンと英語リファレンスの両方の知識が相互に補強される
前提知識
- Java の基礎構文(クラス・インターフェース・ジェネリクス・ラムダ式)が読める程度の理解
- HTTP の Request / Response の基本概念(GET / POST / ステータスコードの意味程度)
- Maven または Gradle による依存関係管理の概念(詳細は不要)
次に読む本
プロになるための Spring 入門
NTT データ著・同社技術評論社(2023)。本書でハンズオンの土台を作った後、より体系的な Spring の設計・テスト・セキュリティを学ぶ次の一冊
改訂新版 Spring Framework 超入門
WINGS プロジェクト著・技術評論社(2024)。Spring Framework レイヤーをより丁寧に追いたい場合の並行読書候補
Spring Boot 3 プログラミング入門
掌田津耶乃著・秀和システム(2024)。本書と同じ入門帯の別アプローチ。本書で理解が不足した箇所を補う参照用として
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。