ISBN 9784401021161
ピアノ・みらくるワーク(応用編 下巻) : これで完ペキ楽典のすべて!
概要
上巻に続く楽典応用:コード・拍子・記譜を演習で固める
想定読者
本シリーズ上巻(基礎編)または同等の楽典基礎を終えたピアノ学習者で、四和音・テンションコード・各種拍子・楽譜の書き方までを書き込み式の演習で一通り仕上げたい人。対象は小学校高学年から大人まで幅広く、独学でも進めやすい構成です。
こんな人には向いていない
- 楽典をこれから初めて学ぶ完全な入門者。本書は応用編・下巻であり、音名・音階・三和音・基本拍子といった上巻相当の知識を前提とするため、ここから入ると説明の省略部分で詰まりやすいです。
- コード理論をジャズ理論や作曲・編曲の観点から深く掘り下げたい上級者。本書はあくまで楽典の整理と記譜演習が主眼で、実際の楽曲への当てはめや理論的背景の掘り下げは扱いません。
- 読み物として理論を通読したい人。書き込み式ワークのため、手を動かさずに眺めるだけでは効果が薄い構成です。
読了後にできるようになること
- セブンス・シックス・マイナーシックス・ディミニッシュ・オーグメント・オンコードなど、四和音と変化和音の構造を区別して書けるようになる
- ナインス・イレブンス・サーティーンスのテンションコードとアドコードの仕組みを整理できる
- 4分音符を1拍とする拍子と8分音符を1拍とする拍子の違い、シンコペーションのリズム感覚をつかむ
- 32分音符・付点8分音符・連符など、細分化された音価の読み書きに慣れる
- 大譜表における音符・休符の正しい書き方と、2拍子・3拍子・6/8拍子それぞれのリズム記譜ルールを身につける
- 変化記号・強弱・速度・曲想・奏法に関する演奏記号と用語を体系的に押さえる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 上巻の復習 — 応用編に入る前に基礎編の知識を確認する導入。ここで不安が残る箇所は上巻に戻る目安になります。
- 第 2 章 いろいろなコード(1)四和音・変化コード — セブンス/シックス/マイナーシックス、ディミニッシュ、オーグメント、第3音・第5音が変化したコード、オンコードまでをまとめて整理します。
- 第 3 章 いろいろなコード(2)テンションコード — ナインス・イレブンス・サーティーンスの音、アドコード、テンションコードと、拡張和音の考え方を扱います。
- 第 4 章 拍子とリズム — 4分音符を1拍とする拍子と8分音符を1拍とする拍子を対比し、シンコペーションのリズムを学びます。
- 第 5 章 いろいろな音符・休符 — 32分音符・32分休符、付点8分音符・付点8分休符、連符など、細かい音価の読み書きを練習します。
- 第 6 章 楽譜の書き方(1)大譜表と基本ルール — 大譜表の構成と、音符・休符を書くときの基本を手書きの視点で確認します。
- 第 7 章 楽譜の書き方(2)リズムの記譜 — 4分の2拍子・4分の3拍子・8分の6拍子それぞれのリズムの書き分けルールを具体例で示し、ミニテストで定着を確認します。
- 第 8 章 演奏記号と用語 — 変化記号、強弱・速さ・曲想に関する記号と用語、奏法に関する記号を網羅的に整理。巻末にミニテストと答えのページがあります。
編集メモ
Qiita等の技術コミュニティ言及データや楽天ランキング情報はなし。シリーズ上巻と組み合わせて楽典を一通り仕上げる補完的な位置づけの一冊で、約40ページの書き込み式ワークという性格による評価です。
読む前に押さえておきたいこと
- 本シリーズ上巻(基礎編)の内容、または同等の楽典基礎知識(音名・音階・三和音・基本的な拍子)
- 五線譜の読み書きの初歩(ト音記号・ヘ音記号での音の読み方)
- 三和音までのコードの基本的な理解(本書の四和音・テンションはその延長として展開されます)
学習のコツ
- まず第1章(上巻の復習)で土台を点検し、曖昧な項目があれば応用編に進む前に上巻へ戻ると、その後のコード理論がスムーズに定着します。
- コード(第2〜3章)とリズム・音符(第4〜5章)は内容が独立しているため、苦手な分野から先に着手しても問題ありません。
- 第6〜7章の記譜パートは、実際に五線紙へ書きながら進めると手の感覚と知識が結びつき、読譜だけのときより記憶に残ります。
- 各章末のミニテストは理解度チェックとして使い、間違えた箇所は直前のページに戻って復習する小さなループを回すと定着が速まります。
- 約40ページと薄い一冊なので、一気に通すより、章ごとに区切って書き込みながら数日かけて仕上げるのがおすすめです。
出版社による内容紹介
1:【1】上巻の復習 2:【2】いろいろなコード(1) 3:四和音(セブンスコード)/シックスコードとマイナーシックスコード 4:ディミニッシュコード/オーグメントコード/第3和音が変化したコード 5:第5音が変化したコード/オンコード 6:【3】いろいろなコード(2) 7:ナインス、イレブンス、サーティーンスの音 8:アドコード/テンションコード 9:【4】拍子とリズム 10:4分音符を1拍とする拍子/8分音符を1拍とする拍子 11:シンコペーション 12:【5】いろいろな音符・休符 13:32分音符・32分休符/付点8分音符・付点8分休符 14:連符 15:【6】楽譜の書き方(1) 16:大譜表/音符を書くときの基本/休符を書くときの基本 17:【7】楽譜の書き方(2)リズムの書き方 18:4分の2拍子の場合/4分の2拍子、4分の3拍子の場合 19:8分の6拍子の場合 20:◇ミニテスト 21:【8】演奏記号と用語 22:変化記号/強弱に関する記号・用語 23:速さを表す記号・用語 24:曲想を表す用語/奏法に関する記号 25:◇ミニテスト 26:◇答えのページ 27:(対象者:小学校高学年〜大人)
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。