ISBN 9784407344509
日商簿記ゼミ2級商業簿記 教本
概要
日商簿記2級商業簿記の試験範囲を体系的に習得する
想定読者
日商簿記検定2級の合格を目指す学習者。特に独学で教本形式のテキストを好む人、または商業高校・専門学校で体系的にカリキュラムを進める学生。
こんな人には向いていない
- 簿記3級の基礎知識がない完全な初学者(本書は2級範囲から始まる前提で書かれている)
- 工業簿記の学習を同時に進めたい人(本書は商業簿記のみで工業簿記は別書が必要)
- 問題演習を中心に学習したい人(本書は教本であり、演習は対応別冊に委ねられている)
読了後にできるようになること
- 株式会社会計における資本取引・利益処分の仕訳と財務諸表への反映方法
- 連結会計の5段階(支配獲得日・連結第1年度以降・内部取引相殺・連結精算表)を通した連結財務諸表の作成手順
- リース資産・リース債務のファイナンスリース・オペレーティングリースの区分と処理
- 税効果会計の基本概念と一時差異・繰延税金資産の認識方法
- 外貨建取引における換算レートの選択(取引時・期末・決済時)と為替差損益の処理
- 本支店会計における内部取引の消去と合併財務諸表の作成
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 簿記の役割とゴール — 学習開始時に2級全体像を把握するための導入章。先に読むことで以降の章のつながりが見えやすくなる
- 第 2 章 現金・預金
- 第 3 章 金銭債権・債務
- 第 4 章 有価証券
- 第 5 章 商品売買
- 第 6 章 有形固定資産
- 第 7 章 その他の固定資産
- 第 8 章 リース資産・リース債務 — 2級特有の論点で得点差がつきやすい章
- 第 9 章 引当金
- 第 10 章 収益と費用
- 第 11 章 株式会社の会計
- 第 12 章 税金と税効果会計 — 繰延税金資産の概念は初読で難解になりやすいため、まとめページを繰り返し参照すると定着しやすい
- 第 13 章 外貨建取引
- 第 14 章 決算と財務諸表
- 第 15 章 本支店会計
- 第 16 章 連結会計(1)連結会計の基礎
- 第 17 章 連結会計(2)支配獲得日の連結会計
- 第 18 章 連結会計(3)連結第1年度以降の処理
- 第 19 章 連結会計(4)親子会社間取引の相殺
- 第 20 章 連結会計(5)連結精算表 — 連結5章を通しで学ぶ構成になっており、17〜20章は連続して読むと理解が深まる
ハイライト
- 側注スタイルで要点をわかりやすく説明。各Chapterの最後に、試験前などに見直せるよう学習内容のまとめを示した。キャラクターの吹き出しでアドバイスを提示。(本書のレイアウト設計が受験学習に最適化されている点が端的に表れている箇所)
- Chapter1「簿記の役割とゴール」で全体像をイメージしてからChapter2以降の学習に入れるよう工夫した。(ゴール設定から逆算する学習構造が本書の独自性として最も顕著な箇所)
編集メモ
Qiita記事での言及なし・楽天ランキング情報なし。書誌情報と出版社(実教出版)の教科書的位置づけから、主に学校採用テキストとして流通する補完的選択肢と判定
読む前に押さえておきたいこと
- 日商簿記3級相当の基礎知識(仕訳の基本・勘定科目・試算表の読み方)
- 貸借対照表・損益計算書の基本構造の理解
学習のコツ
- Chapter1で試験全体の地図を把握してから各論に進む。先に目的地を知ることで、個別論点の位置づけが明確になる
- 各Chapterの末尾にあるまとめページは試験前の直前確認として活用する。通読後に まとめのみを通し読みする使い方も効果的
- 連結会計(Chapter16〜20)は5章を分断せず連続して学習する。支配獲得・第1年度・相殺の流れが途切れると混乱しやすい
- 本書と対応する別冊『日商簿記ゼミ2級商業簿記 問題演習』を章ごとに並行使用することで、知識定着と問題演習のサイクルを回しやすい
- 2019年6月以降の出題範囲改定に対応しているため、改定前の旧版テキストを持っている場合は本書への切り替えを確認する
出版社による内容紹介
・日商簿記検定2級商業簿記のテキスト。 ・2019年6月からの日商簿記検定出題範囲に対応。 ・側注スタイルで要点をわかりやすく説明。 ・各Chapterの最後に、試験前などに見直せるよう学習内容のまとめを示した。 ・キャラクターの吹き出しでアドバイスを提示。 ・「参考」で発展的な内容を扱っている。 ・Chapter1「簿記の役割とゴール」で全体像をイメージしてからChapter2以降の学習に入れるよう工夫した。 ・本書に対応した「日商簿記ゼミ2級商業簿記 問題演習」も発行。 chapter1 簿記の役割とゴール chapter2 現金・預金 chapter3 金銭債権・債務 chapter4 有価証券 chapter5 商品売買 chapter6 有形固定資産 chapter7 その他の固定資産 chapter8 リース資産・リース債務 chapter9 引当金 chapter10 収益と費用 chapter11 株式会社の会計 chapter12 税金と税効果会計 chapter13 外貨建取引 chapter14 決算と財務諸表 chapter15 本支店会計 chapter16 連結会計(1)連結会計の基礎 chapter17 連結会計(2)支配獲得日の連結会計 chapter18 連結会計(3)連結第1年度以降の処理 chapter19 連結会計(4)親子会社間取引の相殺 chapter20 連結会計(5)連結精算表
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。