ISBN 9784407344523

日商簿記ゼミ2級工業簿記 教本

日商簿記ゼミ2級工業簿記 教本
出版社
実教出版
刊行
2019-05

概要

日商簿記2級工業簿記の試験範囲を原価計算の体系から習得する

想定読者

日商簿記2級の取得を目指す学習者で、工業簿記の基礎から原価計算の各手法まで体系的にインプットしたい人。専門学校・大学の授業テキストとして採用されるケースも多い。

こんな人には向いていない

  • 工業簿記の学習を一通り終え、過去問演習・本試験形式の問題に移行している段階の受験者には内容が重複する
  • 試験対策より製造業の実務原価計算・管理会計の応用を深めたい実務者には、試験範囲に限定した構成が物足りない
  • 商業簿記の基礎もまだ固まっていない完全初心者には、工業簿記固有の概念体系への対応が難しい場合がある

読了後にできるようになること

  • 材料費・労務費・経費の種類と費目別計算の仕訳を正確に実施できる
  • 個別原価計算と総合原価計算の違いを理解し、各計算手続きと記帳を実施できる
  • 標準原価計算で原価差異(価格差異・数量差異・時間差異)を分析できる
  • 直接原価計算とCVP分析で損益分岐点と目標利益を算出できる
  • 製造業の財務諸表(製造原価報告書・損益計算書)の作成手順を把握できる
  • 工場会計の独立処理(本社工場間の内部振替仕訳)を実施できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 工業簿記の基礎 — 工業簿記と商業簿記の違い、製造業の会計の特徴を整理する導入章。ここで全体像を掴んでから費目別計算に進む
  • 第 2 章 工業簿記のしくみ — 勘定連絡図(製造・販売の流れ)を理解する章。仕訳の全体構造が見えると後章の理解が格段に速くなる
  • 第 3 章 材料費の計算と記帳
  • 第 4 章 労務費の計算と記帳
  • 第 5 章 経費の計算と記帳 — 3〜5章は費目別計算の基礎。各費目の分類と仕訳パターンを確実に定着させると個別・総合原価計算で迷いにくくなる
  • 第 6 章 個別原価計算(1)
  • 第 7 章 個別原価計算(2) — 試験での出題頻度が高いため、記帳の流れと製造間接費配賦を繰り返し演習する価値がある
  • 第 8 章 総合原価計算(1)
  • 第 9 章 総合原価計算(2)
  • 第 10 章 総合原価計算(3) — 8〜10章は総合原価計算の各種パターンを扱う。試験配点が高い領域なので対応問題演習本と並行すると効率的
  • 第 11 章 製造業の財務諸表 — 製造原価報告書と損益計算書の連携を理解する章。商業簿記との接続点として整理しておくと試験全体の得点安定につながる
  • 第 12 章 標準原価計算 — 差異分析の計算は定型化されているため、公式の意味を理解した上で反復練習すると確実な得点源になる
  • 第 13 章 直接原価計算・CVP分析 — 損益分岐点・目標利益の計算は毎回出題される頻出論点
  • 第 14 章 工場会計の独立 — 本社工場間の内部振替仕訳という出題パターン。比較的パターンが少ないため短期習得しやすい

ハイライト

  • 日商簿記検定2級工業簿記のテキスト。2019年6月からの日商簿記検定出題範囲に対応。側注スタイルで要点をわかりやすく説明。(本書の基本仕様と出題範囲対応状況を端的に示す冒頭記述)
  • 各Chapterの最後に、試験前などに見直せるよう学習のまとめを示した。「参考」で、本文では扱わなかった解き方や発展的な内容を扱った。(章末まとめと発展コーナーという2段構造が、本書の学習設計上の特徴をよく表している箇所)

編集メモ

Qiita 引用 0件 / 累計 likes 0 / 楽天ランキング情報なし。外部シグナルが確認できないため supplementary と判定

読む前に押さえておきたいこと

  • 日商簿記3級レベルの商業簿記の基礎知識(借方・貸方の概念、仕訳の基本操作、財務諸表の基本構造)
  • 工業簿記と商業簿記の概念的な違いについての基礎的な理解

学習のコツ

  • chapter1〜2で工業簿記全体の勘定連絡図を把握してからchapter3以降の費目別計算に進むと、各仕訳がどの勘定をどう動かすかが一貫して理解できる
  • chapter12(標準原価計算)の差異分析は計算パターンが定型化されているため、公式の導き方を理解した上で反復練習し、設問を見た瞬間に手が動く状態にすることが合格の鍵
  • 章末の「学習のまとめ」は試験直前の最終確認に有効。「参考」コーナーは初回通読時は飛ばし、各章の基本パターンを習得してから発展内容として読み返す順序が効率的
出版社による内容紹介

・日商簿記検定2級工業簿記のテキスト。 ・2019年6月からの日商簿記検定出題範囲に対応。 ・側注スタイルで要点をわかりやすく説明。 ・各Chapterの最後に、試験前などに見直せるよう学習のまとめを示した。 ・「参考」で、本文では扱わなかった解き方や発展的な内容を扱った。 ・本書に対応した「日商簿記ゼミ2級工業簿記 問題演習」も発行。 chapter1 工業簿記の基礎 chapter2 工業簿記のしくみ chapter3 材料費の計算と記帳 chapter4 労務費の計算と記帳 chapter5 経費の計算と記帳 chapter6 個別原価計算(1) chapter7 個別原価計算(2) chapter8 総合原価計算(1) chapter9 総合原価計算(2) chapter10 総合原価計算(3) chapter11 製造業の財務諸表 chapter12 標準原価計算 chapter13 直接原価計算・CVP分析 chapter14 工場会計の独立

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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