ISBN 9784414403800

カウンセラー、コーチ、キャリアコンサルタントのための自己探究カウンセリング入門 : EAMA(体験ーアウェアネスー意味生成アプローチ)の理論と実際

カウンセラー、コーチ、キャリアコンサルタントのための自己探究カウンセリング入門 : EAMA(体験ーアウェアネスー意味生成アプローチ)の理論と実際
出版社
誠信書房
刊行
2022-05

概要

ロジャーズ系統合アプローチEAMAでクライアントの自己探究を促進する

想定読者

カウンセリング・コーチング・キャリアコンサルティングの現場で、理論的バックグラウンドを持ちながらも「クライアントの深い変容をいかに引き出すか」に課題を感じている実務者

こんな人には向いていない

  • カウンセリングの基礎概念(共感・受容・傾聴)をまだ学んでいない入門段階の学習者には、理論の抽象度が高すぎる
  • 認知行動療法(CBT)など行動変容重視の短期アプローチのみを求める実践者には、EAMAの体験・意味生成重視の枠組みは方向性が合わない
  • 自己啓発的な「会話術」を探している読者の目的とは異なる

読了後にできるようになること

  • EAMA(体験・アウェアネス・意味生成アプローチ)の理論的根拠と、ロジャーズの「深い傾聴」との接続を説明できる
  • 自己探究カウンセリングの4フェイズ(構造)とその各段階でカウンセラーが果たす役割を理解できる
  • クライアントの「こころの世界」を共に体験しながら対話を進める具体的なプロセスと技法を実践に移せる
  • 対話的アプローチにおける「自己との深い対話」を促す「他者との対話」の原理を言語化できる
  • 一人でおこなうEAMAワーク(セルフ実践)の方法を身につけ、カウンセラー自身の内省力を高められる
  • ロジャーズ系以外の主要4アプローチとEAMAの位置づけを比較・整理できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 あなたは、何のためにこの仕事をしているのか — 実践者としての動機と職業的アイデンティティを問い直す序章。読む前に自分の答えを書き出しておくと吸収が深まる
  • 第 2 章 対話的アプローチの原理——「自己との深い対話」を促す「他者との対話」 — EAMAの哲学的基盤。ロジャーズ理解の補強に第4章と対で読むと整理しやすい
  • 第 3 章 自己探究カウンセリングの原理
  • 第 4 章 ロジャーズをベースにした統合的アプローチ・EAMAとカウンセリングの四つの主要なアプローチ — 他流派との比較整理。既存の理論背景を持つ実践者には特に価値のある章
  • 第 5 章 自己探究カウンセリングの四つのフェイズ — セッション構造の全体像。実際の面談設計に直結する
  • 第 6 章 EAMAの具体的なプロセスと方法(前半) — 技法の具体的解説。第7章と連続して読む
  • 第 7 章 EAMAの具体的なプロセスと方法(後半)
  • 第 8 章 補助的ないくつかの方法とヒントになる理論
  • 第 9 章 一人でおこなうEAMAワーク — カウンセラー自身の内省実践。スーパービジョンの機会が少ない実務者に特に有用
  • 第 10 章 内側から革命

ハイライト

  • EAMAでは、カウンセラーは「クライアントのこころの世界」を共に体験し、クライアントの人生を前進させることを目指す(本アプローチの本質的な姿勢——傍観者ではなく「共体験者」としてのカウンセラー像——を端的に示す箇所)
  • ロジャーズの「深い、ほんものの傾聴」をベースにした統合的アプローチ、EAMAの理論と方法が初めて明かされる(著者・諸富祥彦が長年のカウンセリング実践から生み出したオリジナルフレームワークの初出版であることを示す)

編集メモ

Qiita言及0件・楽天ランキング履歴なし。専門職向けの特化書籍であり、カウンセリング・コーチング・キャリアコンサルタント領域の実務者に対しては実践的価値が高いが、外部シグナルが現時点で確認できないため supplementary に分類

読む前に押さえておきたいこと

  • ロジャーズの中核3条件(共感・無条件の肯定的関心・自己一致)の基本概念
  • カウンセリングまたはコーチングの実務経験(座学のみでなく、実際のクライアント対応経験があると理解が深まる)
  • 国家資格キャリアコンサルタントや公認心理師など、相談援助職としての基礎訓練

学習のコツ

  • 第1章の問い「何のためにこの仕事をしているのか」に対して、読み始める前に自分の言葉で答えを書き出してから読むと、後続章の理論が自分事として入りやすい
  • 第5章(4フェイズ構造)を先に読んでから第6・7章の具体的プロセスに入ると、技法の位置づけが明確になる
  • 第9章のEAMAセルフワークは、実際のクライアント面談と並行して自分自身に適用することで、アプローチへの理解が体験レベルで深まる
  • 第4章の流派比較は、自分がどのアプローチを主軸にしてきたかを棚卸しする機会として活用すると、EAMAの独自性が際立って見える
出版社による内容紹介

ロジャーズの「深い、ほんものの傾聴」をベースにした統合的アプローチ、EAMA(「体験?アウェアネスー意味生成アプローチ」)。筆者が生み出した新たなアプローチの理論と方法が初めて明かされる。 EAMAでは、カウンセラーは「クライアントのこころの世界」を共に体験し、クライアントの人生を前進させることを目指す。本書では、クライアントの深い自己探究の旅に同行するプロセスが丁寧に解説される。 第1章 あなたは、何のためにこの仕事をしているのか 第2章 対話的アプローチの原理ーー「自己との深い対話」を促す「他者との対話」 第3章 自己探究カウンセリングの原理 第4章 ロジャーズをベースにした統合的アプローチ・EAMAとカウンセリングの四つの主要なアプローチ 第5章 自己探究カウンセリングの四つのフェイズ 第6章 EAMAの具体的なプロセスと方法(前半) 第7章 EAMAの具体的なプロセスと方法(後半) 第8章 補助的ないくつかの方法とヒントになる理論 第9章 一人でおこなうEAMAワーク 第10章 内側から革命

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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