ISBN 9784416519288
コッツウォルズ イングリッシュガーデンとティールーム : 庭園と紅茶とマナーハウスを楽しむ
概要
コッツウォルズの庭園25園を軸に、歴史・紅茶文化・マナーハウスを体系的に知る
想定読者
イギリス旅行を計画中の庭園愛好家、イングリッシュガーデンの様式と歴史を学びながら旅したい人
こんな人には向いていない
- 最新の宿泊費・アクセス情報を求める実用的な旅行ガイドとしての利用には、2019年刊行の時点情報に注意が必要
- 庭園の植物名・栽培技術を専門的に学びたい人には、歴史・文化寄りの解説が中心のため深度が不足する
- コッツウォルズ以外のイギリス地域を広くカバーするエリアガイドとしては使いにくい(地域を絞り込んだ構成)
読了後にできるようになること
- 整形式庭園・イギリス風景式庭園・コテージガーデンの違いと成立背景を説明できる
- コッツウォルズの毛織物産業の繁栄が、荘園領主の邸宅と庭園文化を生んだ社会的経緯を理解できる
- 約25園の庭園をエリア別に把握し、旅程計画の下地として活用できる
- クリームティーとアフタヌーンティーの違い、イギリスで紅茶文化が根付いた経緯を知ることができる
- かつての貴族館を改装したマナーハウスの特徴と、滞在型宿泊体験の選び方を把握できる
本書のキー概念(章解説)
- はじめに / コッツウォルズマップ / コッツウォルズの庭園を楽しむために — 旅行前の通読に向いている導入部。エリア全体像と庭園鑑賞の視点を事前に整理できる
- 第 1 章 ノーザン・コッツウォルズ1 チッピン・カムデン周辺から北端にかけて — コッツウォルズの典型的な石造り集落と庭園が集まるエリア。初訪問者が最初に足を運ぶ地域
- 第 2 章 ノーザン・コッツウォルズ2 ブロードウェイからスローターズにかけて — ブロードウェイタワー周辺の風景式庭園が中心。写真映えのエリアとして旅程に組み込みやすい
- 第 3 章 サザーン・コッツウォルズ1 ストラウド、サイレンセスター、テットベリー周辺 — 比較的訪問者が少なく、地元民に愛されるティールームが点在するエリア
- 第 4 章 オックスフォードシャー・コッツウォルズ バードードなどコッツウォルズ東部 — オックスフォードに近接するため日帰りルートとの組み合わせが効きやすい東部エリア
- 第 5 章 サザーン・コッツウォルズ2 カッスル・クームからバース周辺 — バースとの連続旅程を組む際の基点になるエリア。マナーハウスの選択肢が豊富
- 第 99 章 コラム : イギリスで紅茶が流行するまで / 上流階級の館マナーハウス — 旅の背景知識として読んでおくと、庭園や建物の見方が変わる。移動中の読み物として適している
ハイライト
- コッツウォルズの庭園を巡れば、イギリス庭園のすべてがわかる、といっても過言ではありません。整形式庭園、イギリス風景式庭園、コテージガーデンなど、庭園の歴史において特徴のある各時代の庭園が揃い、この地域のみでイギリス庭園をひととおり見ることができます。(本書が単なる観光案内ではなく庭園様式史の入門書としても機能することを示す記述)
- 観光ガイドとしての情報だけでなく、歴史や、庭園の流行をもたらした社会的背景などの解説も充実させ、文化的側面からもイギリス庭園全般についての知識が深められる内容です。(地図と写真のみの旅行書との差別化点を最も端的に表している箇所)
編集メモ
Qiita 言及 0件 / likes 0。技術分野外の旅行・庭園カテゴリのため外部シグナルは存在しない。書誌情報のみによる評価
読む前に押さえておきたいこと
- 特定の前提知識は不要。コッツウォルズの地理的位置(ロンドンから西北西約150km)を地図で確認してから読むとエリア感覚が掴みやすい
- 整形式庭園とランドスケープガーデンという二大様式の違いについて簡単に調べておくと、本書の解説がより深く理解できる
学習のコツ
- 第1章を旅行前に読み、コッツウォルズマップで各エリアの位置関係を把握してから旅程を組むと、移動効率が大きく変わる
- 各エリアのティールームとマナーハウス情報は庭園ごとに近接するものが掲載されているため、庭園と宿・カフェをセットで事前にメモしておくと現地で迷わない
- コラム(紅茶の歴史・マナーハウス)は現地滞在中よりも旅の前後に読むと知識の定着率が高い。旅中は写真と地図中心のページが機能する
- 著者の写真家としての視点が強い一冊のため、訪問前にページをめくりビジュアルイメージを作っておくと現地の感動が増す
出版社による内容紹介
日本はもとより、世界中の観光客を魅了するイギリス・コッツウォルズ地方は、 美しい田園風景と個性豊かなイギリス庭園が多く点在することで知られます。 田舎とはいえ辺境の地ではなく、イギリスの主要産業だった毛織物産業で栄え、 裕福な荘園領主による邸宅と庭園が数多く造られました。 20世紀以降も田園にあこがれを抱く上流階級の人々が移住し、新たな庭園が造られています。 整形式庭園、イギリス風景式庭園、コテージガーデンなど、庭園の歴史において特徴のある各時代の庭園が揃い、 この地域のみでイギリス庭園をひととおり見ることができます。 「コッツウォルズの庭園を巡れば、イギリス庭園のすべてがわかる」といっても過言ではありません。 本書では、イギリス好きはもちろん、庭園愛好家が多く訪れる、この人気観光地の庭園にスポットをあて、 存在する庭園のなかから約25園を選び、美しい写真と文章で紹介します。 観光ガイドとしての情報だけでなく、歴史や、庭園の流行をもたらした社会的背景などの解説も充実させ、 文化的側面からもイギリス庭園全般についての知識が深められる内容です。 また、イギリスといえば、欠かせないのがティールームです。 コッツウォルズには、地元の人々から愛される上質なティールームが数多く存在し、 伝統的なクリームティーやアフタヌーンティーを気軽に味わうことができます。 また、かつてのイギリス貴族の館を改装した宿泊施設、マナーハウスも充実。 これらを、庭園のエリアごとに掲載し、庭園散歩とお茶、両方を楽しみたい人にとって、 ガイドとして使いやすい構成にまとめました。 美しい田園風景の中に点在する個性豊かなイングリッシュガーデンを巡りながら、 本場のティーとスイーツに舌鼓をうち、歴史ある館で優雅な時を過ごす。 そんな旅のおともに、ぜひ携えたい1冊です。 ■目次抜粋 はじめに コッツウォルズマップ コッツウォルズの庭園を楽しむために イギリスで紅茶が流行するまで 上流階級の館マナーハウス 1章 ノーザン・コッツウォルズ1 チッピン・カムデン周辺から北端にかけて 2章 ノーザン・コッツウォルズ2 ブロードウェイからスローターズにかけて 3章 サザーン・コッツウォルズ1 ストラウド、サイレンセスター、テットベリー周辺 4章 オックスフォードシャー・コッツウォルズ バードードなどコッツウォルズ東部 5章 サザーン・コッツウォルズ2 カッスル・クームからバース周辺 コラム *******************************************
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