ISBN 9784474049741
実務での迷いや悩みを対応事例で解決!Q&Aでわかる税理士のためのインボイス制度と改正電子帳簿保存法
- 著者
- 松崎 啓介/名取 和彦
- 出版社
- 第一法規
- 刊行
- 2025-02
概要
インボイス制度・改正電子帳簿保存法の実務対応をQ&A事例で習得する
想定読者
顧客からインボイス制度や電子帳簿保存法の相談を受ける税理士・税務スタッフ。制度の概要は把握しているが、判断に迷う実務ケースへの対応力を高めたい人。
こんな人には向いていない
- インボイス制度を事業者側で自社運用するだけが目的の経理担当者(税理士業務サポートに特化した構成のため)
- 制度の基礎から体系的に学びたい初学者(Q&A形式で実務ケースを主軸に据えており、入門的な通読には向かない)
- すでに多数の実務案件を経験し、独自の対応フローを確立している税務のベテラン(事例の大半が既知となる可能性が高い)
読了後にできるようになること
- 適格請求書発行事業者の登録・公表手続きと、登録後に生じる義務の全体像を理解できる
- 仕入税額控除の要件ごとの帳簿・請求書保存ルールと、帳簿のみ保存が認められる例外ケースを判別できる
- 売上税額・仕入税額の各計算方法(積上・割戻)と2割特例の適用条件を正しく使い分けられる
- 電子帳簿保存法における優良電子帳簿・スキャナ保存・電子取引データ保存の要件を区別して説明できる
- 電子インボイスの保存要件と、重加算税の加重措置が発動する条件を把握し、顧客へ的確に説明できる
- 税務行政DXの方向性(AI活用・電子帳簿保存法と税務調査の変化)を踏まえた先回りの顧客助言ができる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 第1編 第1章 適格請求書等保存方式の概要 — 制度の導入趣旨と施行で変わる点を整理する導入章。既知の読者はQ&A本編から読み始めてよい
- 第 2 章 第1編 第2章 適格請求書発行事業者の登録制度 — 登録手続・公表の実務フローを扱う。顧客の登録判断を支援する場面で直接参照できる
- 第 3 章 第1編 第3章 適格請求書発行事業者の義務等 — 登録後に生じる義務の全体像を把握する上での基礎章
- 第 4 章 第1編 第4章 適格請求書の記載事項 — 請求書・返還請求書・修正インボイスの各記載要件を確認できる。実務チェックリストとして活用しやすい
- 第 5 章 第1編 第5章 適格請求書等保存方式下における仕入税額控除の要件 — 電子インボイス保存・帳簿のみ保存の特例を含む最重要章。判断ミスのリスクが最も高い領域
- 第 6 章 第1編 第6章 適格請求書等保存方式下における税額計算 — 2割特例を含む税額計算方法の使い分けを解説。小規模事業者の顧客対応に特に有効
- 第 7 章 第2編 第1章 電子帳簿保存法の基礎 — 制度創設から現在の改正経緯と今後の検討事項まで俯瞰できる
- 第 8 章 第2編 第2章 国税関係帳簿の電磁的記録による保存制度 — 優良電子帳簿と最低限要件の差異を明確に把握できる
- 第 9 章 第2編 第3章 国税関係書類の電磁的記録による保存制度 — 書類の保存対象と保存要件の確認に使う参照章
- 第 10 章 第2編 第4章 国税関係書類のスキャナ保存制度 — 重加算税加重措置の条件を含むため、顧客への注意喚起ポイントとして押さえておく必要がある
- 第 11 章 第2編 第5章 電子取引データ保存制度(電子インボイス) — 電子インボイスの保存要件と加重措置を扱う。インボイス制度と電子帳簿保存法の交差点
- 第 12 章 第2編 第6章 電子保存した帳簿書類の各税法の適用 — 災害等の宥恕措置も含む。法人税・所得税・消費税の保存義務の対比に使える
- 第 13 章 第2編 第7章 税務行政のデジタルトランスフォーメーション — AI活用・税務調査の変化を展望する章。顧客への先回り助言の根拠資料として活用できる
ハイライト
- 判断に迷うケースについては、押さえておくべき留意点を詳しく解説、顧客から相談や質問を受けた際に、的確に回答ができるようサポート(本書の設計思想が端的に表れた一文。単なる制度解説ではなく、税理士が顧客対応で即使えることを主軸としている点が差別化要素)
- インボイス制度や改正電子帳簿保存法について精通し、税理士からの数多くの相談に応じている著者が、実際の実務での対応事例をQ&Aで解説(著者の実務相談対応経験に裏付けられた事例集であることを示す。書籍の信頼性の根拠として購買判断に直結する)
編集メモ
Qiita 言及 0件・likes 0件・楽天ランキング情報なし。外部シグナルが取得できないため supplementary とする。税理士向けの専門実務書として出版社(第一法規)の権威性は高く、内容の信頼性は別途評価が必要
読む前に押さえておきたいこと
- 消費税の基本的な仕組み(課税・非課税・免税の区分、仕入税額控除の概念)
- 税理士業務として顧客の帳簿・請求書を確認した実務経験
- 電子帳簿保存法の存在と2022年度改正が行われたという程度の基礎知識
学習のコツ
- 第1編第5章(仕入税額控除の要件)は実務ミスが最も起きやすい箇所のため、他章より先に精読し、顧客別の保存パターンをQ&A事例で照合するとよい
- 第2編第4章・第5章のスキャナ保存・電子インボイスは重加算税加重措置が絡むため、顧客へのヒアリングチェックリストとして章末を活用する
- 第2編第7章は将来の税務調査スタイルの変化を示すため、定期的な研修・社内勉強会の補助資料として使うと継続的な価値を得やすい
- Q&A形式の各設問は個別に参照できる構成のため、通読よりも「顧客案件が生じたタイミングで該当Q&Aを引く」辞書的な使い方が実務に合っている
出版社による内容紹介
インボイス制度の導入・改正電子帳簿保存法の改正の施行を受け、実際に生じた実務での対応事例をQ&Aで示した税理士業務支援のための実務書。 〇インボイス制度や改正電子帳簿保存法について精通し、税理士からの数多くの相談に応じている著者が、実際の実務での対応事例をQ&Aで解説! 〇判断に迷うケースについては、押さえておくべき留意点を詳しく解説、顧客から相談や質問を受けた際に、的確に回答ができるようサポート! 第1編 適格請求書等保存方式(インボイス制度) 第1章 適格請求書等保存方式の概要 1 制度の概要 2 制度の導入の趣旨と施行で変わること 第2章 適格請求書発行事業者の登録制度 1 制度の概要 2 登録手続 3 公表 第3章 適格請求書発行事業者の義務等 1 適格請求書発行事業者の義務 2 適格請求書等 第4章 適格請求書の記載事項 1 適格請求書 2 適格簡易請求書 3 適格返還請求書 4 修正した適格請求書 第5章 適格請求書等保存方式下における仕入税額控除の要件 1 仕入税額控除の要件 2 適格請求書等の保存 3 帳簿の保存 4 帳簿のみの保存で仕入税額控除が認められる場合 5 仕入明細書等による仕入税額控除 6 電子インボイスによる保存 7 経過措置関係 第6章 適格請求書等保存方式下における税額計算 1 制度の概要 2 売上税額の計算方法 3 仕入税額の計算方法 4 小規模事業者に係る税額控除(2割特例) 第2編 電子帳簿保存法 第1章 電子帳簿保存法の基礎 1 電子帳簿保存法とは 2 制度創設の考え方とその後の改正 3 電子帳簿保存法の今後の検討事項 4 帳簿書類と各保存制度の使い方 第2章 国税関係帳簿の電磁的記録による保存制度 1 制度の概要 2 最低限の要件を満たす電子帳簿 3 優良な電子帳簿 第3章 国税関係書類の電磁的記録による保存制度 1 制度の概要 2 保存対象となる書類 3 保存要件 第4章 国税関係書類のスキャナ保存制度 1 制度の概要 2 保存対象となる書類 3 保存要件 4 重加算税の加重措置 第5章 電子取引データ保存制度(電子インボイス) 1 制度の概要 2 保存対象となる書類 3 保存要件 4 電子インボイスの保存要件 5 重加算税の加重措置 第6章 電子保存した帳簿書類の各税法の適用 1 各税法で保存義務が課されている帳簿書類 2 各税法で保存義務が課されていない書類 3 災害等の場合の宥恕措置 第7章 税務行政のデジタルトランスフォーメーション 1 税務を起点とした社会全体のDXの推進 2 AI・データ分析の税務調査での活用 3 電子帳簿保存法で変わるこれからの税務調査
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